俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1364ページ目

独居して半値の土用鰻かな

回答者 なお

添削した俳句: 丑過ぎの独居の半額鰻かな

こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。

拙句「誕生日」ご評価ご添削に加えてお祝いの言葉まで有難うございました。

振り返れば、私が「虚空蔵拝して土用鰻かな」という駄句を揚げて秋沙美さんほか皆さんがご評価くださったのがちょうど1ヶ月前です。

御句、コメントの「いつ食べても美味しい」というのは心から同感です。高いからそう頻繁には食べられませんが、土用の丑の日だけでなくてもいいですよね。

御句、「独居」や「半値」と味わいのあるフレーズがあってユニークですよね。ただ、上五の「丑過ぎの」が意味はわかるのですが今ひとつ不自然さを感じてしまいました。

提案句は、「ある期日を過ぎた」という措辞は入れなかったのですが、半値を生かしましたので、そこは伝わるのではないかと…。

昨日、私の家の近くの鰻の名店、持ち帰りが3時間待ちで、行列の女性が倒れて救急車で運ばれたらしいです。やはり「丑過ぎの半値」が狙い目ですかね?(笑)

点数: 1

炎天の工事職人会話なく

回答者 なお

添削した俳句: 炎天下工事現場の影濃ゆし

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、確かに道路工事は屋内でやるわけにはいかず、炎天下の作業になりますね。交通量を考慮して夜間の工事が主流かもしれませんが、日中の工事も少なくないですね。

原句では、洋子様の詠みたかった「職人さん達のご苦労」がちょっと感じられないような気がしました。
というのは、炎天下という季語には、あまりの暑さで、人がいない/出歩かないというイメージがあるからです(私のように敢えて出かけるバカもいますが)。そこで原句のままでは、「誰もいない工事現場の静けさ」と読まれることもあるだろうと。私はこれはこれでいい景とは思いますが、洋子様の意図ではないですね。
そこで提案句は「職人」と人を出してしまいました。そして「会話がない」ということで、暑さと仕事の大変さを表したつもりです。

炎天下の労働は、その種類と時間にもよりますが、半袖より長袖のほうが楽らしいですね。焼けると体力消耗するらしいです。あと首の後ろ。ここは要注意ですね。

点数: 0

「炎天や融ける描写の似合う都市」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 炎天や融ける描写の似合う都市

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。

拙句「誕生日」のご評価コメント、および温かいお言葉有難うございます。
また、「どなたか卓鐘様のコメントにつっこんでください」とおっしゃってくださった、あれは、卓鐘様のはジョークだととらえていいのですね?
私は季語や助詞について修業中ですので、卓鐘様のご指摘を受けて、「やっちまった!」と歳時記二冊とネットで誕生日が季語か再度調べてしまいました。七月の誕生日は七月の季語?マジ思いました。救われました。有難うございました。

また先程は、白南風や様の蝉の殻の句について、私にご指導してくださる形になり、申し訳なく有難く存じます。かぬまっこ様の添削句、素晴らしいと思いながら、「離婚届と蝉の抜け殻はセットで書机の上になければならん!」という考えに固執してしまいました。勉強になりました。

手のかかるおっさんでご面倒おかけしますが、今後ともよろしくお願いします。

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「ユンケル飲むやわが詩無残の夏の果」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ユンケル飲むやわが詩無残の夏の果

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
再度お邪魔します。

拙句「誕生日」にご評価ご指摘有難うございました。

まことに失礼ですが、あれはいわゆるジョークととらえてよろしいのですか?
というのは、イサク様が「誰か卓鐘さんのこめに突っ込んであげてください」とおっしゃっていましたので…。
私は俳句全般、特に季語や助詞の使い方など勉強中ですので、卓鐘さんから「炎天と誕生日が季重なり」と言われた時は肝を冷やしました。急いで手元の歳時記二冊とネットで調べてしまいました。「誕生日が夏の場合は夏の季語になるのだろうか…?」とか、マジ悩みました。

もし私の知らないところで本当に季重なりであれば、またご指摘ください。この度は有難うございました。

点数: 0

「梅雨明の暑さや異常情け無し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅雨明の暑さや異常情け無し

ハム様、こんにちは。

御句、ご投句に気づくのが少し遅れてしまいました。すでにお二方から詳細なご評価がなされていますので十分のような気がしますが、色々な意見がもらえるところがこのサイトの長所ですので、遅ればせながら私からもお伝えさせていただきます。
おかしな部分がないか見てほしい、とのことですが、正直、全体がおかしいですね。俳句は、いま目の前にある自然の描写や、自分の心情の吐露であったりするのですが、ただそれが文芸として成立し、長く愛されているのは、単にそれだけではなく、そこに「そこはかとない味わい」があるからです。これを先達は「詩」または「詩情」と呼んでいます。

ハムさんの句は、「梅雨明けの暑さは異常だ。情け容赦無い。」と言っている。申し訳ありませんが、それだけです。単に気温の上昇に対するハムさんの感想文です。「詩情」が感じられません。
次回は、例えば、なぜ異常だと思うのか?異常だと思ったからどうする/したのか?異常だと思ったけどこんなことをした、というようなことを組み入れてくださると、味わいが出てくると思います。

ちなみに、私はこの程度の暑さは異常ともなんとも思わない、正直、一年中このような気候であればどんなに幸せかと思うような人間です。そんな私を「うん、確かにこの暑さは異常だ!」と思わせるような句を見せてください。楽しみにしています。

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なおさんの俳句添削依頼

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