俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1363ページ目

「かさかさと懐炉振る手の早き朝」の批評

回答者 なお

添削した俳句: かさかさと懐炉振る手の早き朝

こんにちは。大猫様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
ん?私は、あまりに寒いので、懐炉が早く暖まらないかと急いでカサカサ振る様子の句と読んでしまいましたよ。
でも今、自分でこのコメント書いていて、それなら「早く」でなく「速く」か、と、誤読を認めざるを得ないことに。

そこで提案させていただきます。

手を速く振る場合
・かさかさと懐炉振る手の急ぐ朝
朝が早い場合
・かさかさと懐炉振る手や朝ぼらけ

点数: 0

「パトカーが直進します締り雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: パトカーが直進します締り雪

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。パトカーが事故起こしては本末転倒? ですから、いくら優先車両といえども交差点とかは慎重ですよね。

さて御句、ほかの方もおっしゃっていますが、締まり雪、というのがどうもよくわかりませんでした。この「わからない」というのは、私が季語とほかのことを合わせるということに慣れていないためであり、お気になさらなくてもいいと思うのですが、げばさんの提案句の、「雪催い」ですと、ゾクゾクするほど景が見えました。悔しいですが(笑)。
パトカーのマイクの声を聞いて、自分には関係ないとはいいながら、なんだか不安になってくるような微妙な気持ちと、雪が降りそうだという様子は、近くも遠くもなく絶妙です。
やはり悔しいので、私も提案句置かせていただきます。申し訳ありませんが、パトカーのセリフも少し変えさせてください。

・パトカーが直進だとよ雪の中

点数: 0

「小春日の裏道行きて春遠し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 小春日の裏道行きて春遠し

やまちゃん、こんにちは。
御句拝読しました。
このお気持ち、よくわかりますよ。暖かいなぁ、もう春だなぁとか思って気持ちよく歩いている。ところがちょっと細道へ入るとそこは日陰になっていて肌寒い。ああ、やはりまだ春は遠いなぁ、という句ですよね。
ただ、俳句は結構季語、というか季節の取り扱いが厳しいですから、このようなお気持ちを表すのは結構難しいのです。コメントでげばげばさんがおっしゃっているように、小春はきれいな季語ですが、時期が過ぎてしまったので、ここは「春遠し」を生かしましょう。

・駅までの裏路地のゴミ春遠し

最後に、私も一言申し上げますが、「添削よろしく」は私も少し気になりました。げばさんも私も、勉強だ、練習だと思って一生懸命にご提案させていただいていますが、他の方々には礼儀作法というものが必要だと思いますよ。

点数: 0

「音絶へし散骨の海雪しまく」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 音絶へし散骨の海雪しまく

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。散骨は私は経験したことありませんが、想像するに、当然ですが賑やかに行うものではなく、荘厳な雰囲気の中で行うのでしょうね。
その意味で、「音絶へし散骨の海」という流れはよくわかりました。
作者は船に乗っているのだと思いました。散骨の経験はありませんが、浜辺や崖の上からやるものではないと思っていました。テレビで見たのは、船のデッキから撒いていました。
私は、「雪しまく」の意味を存じませんでした。なんとなく、雰囲気から、しっとりとしたイメージかと思いました。
調べましたら、吹雪のようなものだと。途端に情景が変わりました。

強い風の吹き付ける雪の中での散骨というのはありだと思います。ただ、私は、私のように季語にあまり知識のない人向けに、風を穏やかにした提案句を置かせていただきます。句意に背いて申し訳ありません。

・音絶へし海へ散骨細雪

点数: 0

「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: フェンスへとはりつきしままぼたん雪

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
次の句が出たのでもういいだろうと再登場してきました。御句の解釈について、私は他の方々とは違う読み取りをしていたようですので、それをお伝えしようと思ったからです。
皆さんは、「ぼたん雪がフェンスの網目にはりついている」という光景と読んでいらっしゃいます。イサクさんの句意もおそらくそうでしょう。

しかし私は、作者がフェンスにはりついてぼたん雪の降るのを見つめている、そんな光景だと思いました。
その姿勢は、フェンスに身体の正面(胸側)をはりつけている光景であったり、後ろ(背中)をくっつけていたりで、どちらとも言えません。
その人が何のためにそうしているのかはわかりませんが、もしかしたらその視線の先(フェンスの向こう)に、思う人がいるのかもしれない。あるいは、その人はもういないが、心の中には永遠に生きていて、降る雪を見つめながら思い出しているのかもしれない。

そんな光景をお詠みになったのかと思いました。それで、「なごり雪のようだ」と申し上げたのです。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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