俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1363ページ目

「沢音の聞こゆる宿の夜の秋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 沢音の聞こゆる宿の夜の秋

こんにちは。久田しげき様、いつもお世話になってます。

御句、静かな河畔の宿の風情ですね。原句でも十分に風流だと思いましたが、下五でちょっとバタバタするような気がしました。
・沢音の聞こゆる宿の夜や秋
「や」を入れてみました。
・秋の夜せせらぎ聞こゆ旅の宿
語順を変え、沢音をせせらぎと替えました。聞こゆるは聞こゆと終止形にしてここで止め、「旅の宿」で締めました。

初心者が下手にいじって申し訳ありません。ご笑覧ください。

点数: 0

「衣替え夏の終わりの半化粧」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 衣替え夏の終わりの半化粧

CR7さん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。
「厳しくしてください」とのご要望ですので、一応そのつもりで進めます。
御句、他の方々からすでに出ていますが、このままでは俳句になっていません。五七五の形にはなっていますが、季語は一つであるべきなのに三つもあり、それも春か秋の季語の「衣替え」、「夏の終わり」、初夏の「半化粧」。訳がわかりません。半化粧か半夏生か迷っている場合でもなければ、季重なりが気になるというレベルではありません。
もう少しコメントが詳しければ推測のしようもあるのですが、これでは真意を理解しようとしても難しい。

そこで私は、もしかしたらこの句は我々の感覚を超えた挑戦をしているのかもしれないと考えました。
すなわちこういうこと。
上五の「衣替え」は、季語ではなく、「衣装を替え」、つまりこれまで半袖やタンクトップだった洋服を長袖にした、という意味。
なぜならば中七「夏の終わり」になったから。これだけは季語。
そして、夏の暑いうちはお化粧しても汗で崩れてしまうからお化粧していなかったけど、少しは(半分くらい)するようになったという意味の「半化粧」。
季節のうつろいを詠んだ句であり、これであれば、季語が一つになって意味が通じます。

普通は、この私の解釈ですと、
・袖伸ばし夏の終わりの薄化粧
とかのように詠むと思います。しかし挑戦したのでしょう。
逆に言うと、この解釈でないとすれば、やはり意味がわかりません。

点数: 1

「異教徒の碧き眼や渡り鳥」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 異教徒の碧き眼や渡り鳥

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、初読ではちょっと微妙ではと思いました。「異教徒の碧き眼」このあたりが大丈夫かなと。
コメントのように昔の話で、それこそ「信長の頃の外国人宣教師が空を見上げて遠い祖国に想いを馳せる。そこに渡り鳥」という句ならなんの問題もないのですが、原句では(俳句だけでは)、そこまで感じられませんでした。
げばさんの技量があれば、時代を遡ってイエズス会の句が詠めると思います。期待してます!

点数: 2

「花野来て子規さんとキャッチボールかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花野来て子規さんとキャッチボールかな

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。

御句およびコメント拝読しました。
俳句そのものの感想と提案句に加えて、忌日の季語に対する私の思いもお伝えしようかな、と思いました。
そしてどなたかコメント来ているかな、と見ましたらイサクさんからすでにコメントが。これを拝読して、もはや私のコメントは必要ないと思いました。
でも書きます(笑)。
まず私は、中七の字余りが気になりました。偉大な方に尊敬の念を表すのは必要ですが、流れが今ひとつになっても「さん」を入れなくてはいけないのか。
しかし、イサクさんの提案句「子規さんとキャッチボールの花野かな」はこのモヤモヤを吹き飛ばしてくださいました。
次に忌日について。確かに、特別な季語であり、ご遺族や関係者への配慮が必要と思います。ただ、原爆忌や敗戦忌と違って、作家さんや俳人の忌日は、いわゆる「一ファン」として、その憧れや親しみの心で詠んでもいいのではと思っています。
要するにそれは、長谷さんが、子規とキャッチボールをする心境ですね。

長々と失礼しました。もうやめます。ご自身のコメントにある渡り鳥の句、実にいいと思いますが。松山城?

点数: 0

「台風ににはたづみ裂く楽しさよ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 台風ににはたづみ裂く楽しさよ

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。

御句のコメントに入る前に一つ教えてください。二字しりとりで私の次の負乗さんの句、新鮮で面白いと思いましたが、上五が「ざけんな」と四音です。これは敢えてですか?「ざけんなよ」とかにすれば五音ピッタリだと思ったのですが。
二字しりとりにコメントして申し訳ありませんが、気になったのでここに書かせていただきました。お許しください。

さて今回の句です。台風の時はひとが出歩きませんから、このようなことも出来ますよね。爽快ですね。
げばさんのご提案句、いいと思います。私の提案句は、「台風のさなかに」という意味を残したものです。
・にはたづみ裂ひて台風また楽し

歩行者に雨水引っ掛けないように注意してくださいね(笑)。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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