俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1329ページ目

「夏座敷すでに碁盤の置かれあり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏座敷すでに碁盤の置かれあり

こんにちは。久田しげき様、いつもお世話になってます。

御句、これはすごくいいですね。碁敵の意欲もさることながら、大事な客人をおもてなしする気遣いが、夏座敷の風通しのいい爽やかな景色とともに伝わってきます。

こういう句が詠めるようになりたいです。

点数: 1

東雲やがぶりと食らう桃重し

回答者 なお

添削した俳句: 東雲に両手の桃の瑞々し

田奈さん、こんにちは。

前句の「炎昼の汗」にも感想をお伝えしようと思っていながら日が経ってしまいました。失礼しました。

今回の御句、わたしも桃が大好きで、今朝も食べましたのでその勢いで評価をさせていただきますね。

東雲とはまた、きれいな言葉を持ってこられましたね。読めない人もいるとは思いますが、これだけでもう句の景色がある程度決まってきますね。私は東雲の後には切れ字の「や」を置いてみました。ここで一息ついて、東の空から家の中視線を切り替えようと思いました。

あとはげばさんがおっしゃっているように、みずみずしいということをみずみずしいと言わずに表現することで、そこにそこはかとない味わいを出さないか…と考えました。
そこで考えたのが提案句です。「がぶり」と「重し」で瑞々しさが伝わればと思いました。

こんなのも浮かびました。
 東雲やずしりと桃の重きこと

桃の上手な剥き方知ってますか?

点数: 2

「向日葵につつまれ廃車朽ちにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 向日葵につつまれ廃車朽ちにけり

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。

拙句「向日葵を二三本」のご評価ご添削ありがとうございました。
背ばかり伸びて私を見下ろすようになったくせに、頭でっかちで独り立ちできない向日葵を、仕方ないので二三本ずつ一緒にして互いに支え合って倒れないようにしてやるのが、植えた者の務めだろう、なんて思っての句でしたが、今一つ伝わりにくいものになりました。表現力を磨きます。

御句、この舞台は都会ではないですね。地方ですよね。イサクさんは「廃車」と置かれましたが、私は、旧日本軍の戦車とか、機関砲とか、そんなものでもいいと思いました(日本だとありえないかもしれませんが)。だけどさすがにそこまで言えないので、その代わりとして「廃車」を置いたのではないかと…。暑い夏の日差しの下、生命力や「今」の象徴のような向日葵と、もはや朽ち果てた車、明らかに廃車とわかる、ある意味「鉄屑のような無機質の塊」との対比が胸を打ちました。
 向日葵や軍の残骸朽ち果てり

点数: 2

「抽斗に妣の香残る古浴衣」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 抽斗に妣の香残る古浴衣

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句の鑑賞は、まずは言葉の勉強からでした。抽斗は引き出しとすぐわかりましたが、妣は調べなくてはわかりませんでした。これで「はは」、それも亡くなった母のことであると。学ばせていただきました。
しっとりとした情趣があり、このまま鑑賞させていただきます。

私は亡母の衣類の処分は全て姉と妹にお願いしましたが、当人達が超高価と思う着物(反物含め)を買い取りのお店に持ち込んだところ、呆れるような二束三文の鑑定価格。たまらず持ち帰ってきたとのことです。

我が家は仕立てなかった浴衣の生地をもらったので、妻が夏ののれんや枕カバー、マスクなどを作りました。浴衣でなく(笑)。

お母様の古浴衣、どなたがお召しになるかわかりませんが、大切になさってください。

点数: 1

炎天や新車の屋根の砂埃

回答者 なお

添削した俳句: 炎天や廃車の砂埃微か

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、「廃車」とのことですが、そもそも私の廃車のイメージですが、近隣ではまずみることができません。なぜならスペースがないので、乗らなくなった車を置いておくことができないのです。新車を買うのと同時に、引き取ってもらうか、乗らない場合は廃車届?を出したと思いますが、いずれにしても目の届くところから消えてしまうのです。
しかし、山を歩いていたりすると、「こんなところに!」と思うようなところに車が放置されていて、その荒れ具合から、一目で「置き捨てられたのだな」とわかります。

そういう車が頭にありますから、埃が微かと言われてもピンと来ず、逆に「降り積もる」とか「何十年もの厚さ」とかの措辞であれば腑に落ちるのですが。
経験のないことは理解できないと言っているわからずやオヤジのようで申し訳ありません。

提案句は、そんなオヤジでもこれならなんとなくわかるぞ、というようなものです。お笑いください。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

秋時雨長柄の傘をたたみけり

回答数 : 41

投稿日時:

ここ旨いでも次行こう芋煮会

回答数 : 41

投稿日時:

弁当も場所取りもなく運動会

回答数 : 36

投稿日時:

柘榴届く故郷のチラシに包まれて

回答数 : 34

投稿日時:

じい外しなお続けます秋の月

回答数 : 5

投稿日時:

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その他の添削依頼

いつもより二日少なし二月尽

作者名 かぬまっこ 回答数 : 2

投稿日時:

黴拭い窓吹く風の心地よし

作者名 回答数 : 0

投稿日時:

寒き朝粗目のような霜柱

作者名 タルタルソース 回答数 : 3

投稿日時:

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