「故郷の寂れし街や夕涼み」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 故郷の寂れし街や夕涼み
ネギさん、こんにちは。
御句拝読しました。故郷の街は造船で栄えたのですか。栄枯盛衰という言葉がありますが、またこれから栄えていくかもしれませんよ。
御句、お気持ちはわからないでもないですが、季語の「夕涼み」とは、気持ちのいいものです。でも御句では、故郷の寂れた街を思い出しながら、あるいは今寂れた街にいて、気持ちよく夕涼みをしていることになります。
これはちょっと、お気持ちに反していませんか?
お気持ちの通りにするには、
・シャッター街裏の小川の夕涼み
・寂れた街抜けて河原の夕涼み
とか、こんな感じではないかと。街は寂れてしまったけど、少し行けば自然は変わらずに残っている、そんなイメージで考えてみました。
よろしくお願いします。
点数: 1
