「向日葵や移動ばかりのバスツアー」の批評
こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。毎回拙句にコメント有難うございます。
御句、マジ共感しました。バスツアーというものは、とにかく機動力を活かして、出来るだけ多くの名所旧跡を回ろうというコンセプトです。ですからそういう目的の人にはいいですが、のんびりしたい向きには辛いものになりますね。
御句、名所旧跡もいいけれどあまりの強行スケジュールに辟易していたところに、突然車窓から広大なヒマワリ畑が見えて、他の城とか美術部とかより感動した、みたいな句と読みました。その時のバスの皆さんの反応が目に浮かびます。
私の妻の母が俳句をする人で、よく吟行旅行に出かけていました。その句会で初めて海外に出ることになり、それがイタリア一周バスツアー。見送りに行った成田でスケジュール表を見せてもらってたまげました。恐るべき強行軍。移動ばかり。「こりゃ死ぬぞ…。」マジ心配になりました。
幸い元気に帰国しましたが、それからまもなく急逝しました。我々子どもたちは、「あのツアーがいけなかったね、あれからめっきり弱くなったもの」なんて言い合ったものでした。
でも、とめても聞かなかったでしょう。初めての海外吟行、それもイタリア一周ですから。
長々と余談失礼しました。「移動ばかりのバスツアー」で思い出してしまい、俳句に少しは関係あるかとおしゃべりしてしまいました。
ちなみに義母の俳句は無季自由律で、全く理解できません…。