俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1327ページ目

「山茶花の朝には散り道の端」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山茶花の朝には散り道の端

ヒロさん、こんにちは。
御句拝読しました。

私も少し前にこのような光景を目にして、同じような句を詠もうとしましたので、よくわかります。

「朝(あした)には散り」が気になりました。「夜のうちは咲いているが、朝になったらもう散ってしまうのだよ」という感慨でしょうか?
これはよくわかりませんが、私の提案句を置かせていただきます。

・山茶花の花びら飾る道の端

以前に詠もうとした光景そのままです。道の両サイドがピンクでとてもきれいでした。

点数: 0

「ちゅんちゆん空は青しや寒雀」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ちゅんちゆん空は青しや寒雀

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。

まず、俳句(文語体)では、小さい「ゃゅょ」は大文字の「やゆよ」と書くんですよ。
ですから「ちゅんちゅん」は「ちゆんちゆん」と書くのです。ですが「ちゅんちゆん」と、最初の「ゆ」が小文字の「ゅ」になってますよ、と指摘させていただこうと思いました。
そうしたら、なんと、音数合わせのために敢えて「ちゅんちゆん」となさったと。よしたさん、これはちょっと…。
そもそも寒雀の鳴き声を「ちゅんちゅん」と入れること自体、私はもったいないと思うのですが、それはここでは考えないことにします。

次に、「空は青しや」ですが、普通はこのような言い方はしませんね。「青し」で切れているのにさらに切れ字で切らなくても…。

提案句ですが、せっかく「ちゅんちゅん」をお考えですので、それを残して考えてみました。

・青空の下ちゆんちゆんと寒雀

最初は「青空を飛ぶ」とかを考えましたが、どうも私には、雀は地面にいるイメージなので…,。

点数: 1

「早咲きの梅とならずや友の恋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 早咲きの梅とならずや友の恋

こんにちは。大猫様、いつもお世話になってます。

御句拝読しました。お友達の恋は実らなかったのですか?残念です。恋の成就を梅の咲き方に例えて面白い句ですね。

ただ、ここからげばさんと同じことを繰り返すようで恐縮なのですが、
「早咲きの梅とはならなかった」というのが、「梅は本当に咲いていない」のか、あるいは「梅は咲いているのだが、恋のほうはそのようには咲かなかった」のかがわかりませんでした。

梅が季語である以上、咲いていないのでは季語としての扱いはいかがなものかと。

逆に、満開の早咲きの梅の木の下で、「あいつの恋もこんな風に咲けばよかったのになぁ…」と思っているのであれば、なかなかいい光景だと思います。

後者のようにしか読めない句にするにはどうしたらいいのか考えました。

・失恋の友早咲きの梅咲けど

・友の恋実らずも早咲きの梅

ちょっと無理やり感がありますが・・・。

点数: 1

「寒雀はたちの帯や結びたる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 寒雀はたちの帯や結びたる

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

御句拝読しました。確かに若い女性向けの帯の結び方で「ふくら雀」というのがありますね。妻が着付けをしているのでちょっと存じています。
「ふくら雀」は寒雀の子季語でもあるようですよ。

御句、光景は浮かぶのですが、若干の違和感がありました。それはおそらく、中七の「や」による切れではないかと。形としては切れていますが意味としてつながっているのです。
ここは語順を変えて、

・結びたる二十歳(はたち)の帯や寒雀

ではいかがでしょうか。

点数: 1

「子どもらのあらそひ止みぬ寒雀」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子どもらのあらそひ止みぬ寒雀

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。いい感じの句ですね!
正直申し上げて、これまでのよしたさんであれば、「微笑まし」とか「のどかなり」等とお詠みになっていたかもしれません。
しかし今回は感情を抑えて景色をとらえていらっしゃいますね。読み手の想像が膨らみます。

一点、「子どもらのあらそひ」ですが、子どもらですから争っていたところで大したことではないと思いますが、私は「おしゃべり」ではどうかと思いました。口に手を当てて静かになった、との対比です。

・子どもらのお喋り止みぬ寒雀

げばさんの提案句もいいと思います。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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