俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1327ページ目

「水差しのひまわり五本ひっそりと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 水差しのひまわり五本ひっそりと

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。
伯母様のご逝去、ご愁傷様です。心よりお悔やみ申し上げます。

俳句については、こういう場合はあまり色々申し上げたくないのですが、あくまで添削道場にあげられた添削依頼句と考えて、ひと言だけお伝えします。

コメント欄に、「そのままの句意です」とのことですが、これですと、最初の竜子さんの鑑賞が普通のような気がします。季語向日葵はそういうものだからです。

ただ、後からめいさんが竜子さんに返したコメントを拝読して初めて、伯母様が亡くなったという事情がわかり、また話が違ってきます。

私は、「そのままの句意です」ということでお出しになるのであれば、

・水差しのひまわり伯母を看取りけり
・向日葵や伯母の最期の枕元

とかであると、もうそのままであろうかと思いました。

あらためて、伯母様のご冥福をお祈りいたします。お力落としのございませんよう。

点数: 4

「不思議なる子等が行かぬと原爆日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 不思議なる子等が行かぬと原爆日

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。というか、実体験のコメントの迫力と臨場感に圧倒されて言葉がありません。
すごい経験をなさったのですね。
正直に申し上げて、そのご経験を俳句の十七音で表すのはかなり難しいと思います。小説になるようなお話です!

それと、今回お使いの「原爆日」ですが、笙染さんは、原爆投下のまさにその当日、という意味で置いていらっしゃいますよね。
杓子定規のことをお伝えしますが、原爆は、原爆忌または原爆の日で季語で、原爆の日を短縮して原爆日としている例句はあるようですが極めて少数です。
笙染さんのように、当日の出来事をお詠みの句に出会ったのは初めてですが、これは季語にはならないと思うのです。形式的なことを申し上げて恐縮です。
固いことを言うようで本当に申し訳ないのですが、

・霊感で命拾いの夏の朝

こんなのを提案しても、笙染さんの体験談の1%も語れるかどうか。

もう一句のほうも同じようなコメントになります。
すごい体験談に対して、こんなコメントで申し訳ありませんがよろしくお願いします。

点数: 4

「放りたる子ども自転車百日紅」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 放りたる子ども自転車百日紅

竜子さん、こんにちは。御句拝読しました。光景が目に浮かびます!

ただ、「放りたる」は、二つの意味に解釈されると思います。一つは「捨てられた」の意味で、地域によっては「捨てる」ことを「放る」と言います。なんだか悲しいですね。

もう一つは置き去りにされた、忘れられたという意味で、これはまだ救いようがありますよね。すぐ5分後に取りに来たかもしれませんし。

読み手の想像に任すのでよろしければ別にどちらでもいいのですが、
二つ目の意味であれば、

・忘られし子ども自転車百日紅
・置き去りの小さき自転車百日紅

などもあろうかと思いました。
よろしくお願いします。

点数: 3

「花火浴び浮かれ魚顔出して」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花火浴び浮かれ魚顔出して

善友さん、こんにちは。
御句拝読しました。
句選の場合は五七五だけの勝負ですが、ここは添削道場ですので、もしできましたら、簡単でいいのですが、どのようなお気持ちの句か、どのようなことをお伝えになりたかったか等をコメント欄に書いてくださると有難いです。私だけでなくメンバーも鑑賞しやすくなり、意見や感想もお伝えしやすくなると思います。ぜひご検討をお願いします。

さて御句ですが、私は庭先で手花火をして、小さな子がふざけて池の面に花火を向けたのだと思いました。
するとその花火を浴びた池の魚が浮かれて集まってきた、という光景だと読みました。

・花火浴び浮かれ顔出す池の鯉

よろしくお願いします。

点数: 1

「向日葵や恋した人の暑中見舞い」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 向日葵や恋した人の暑中見舞い

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。向日葵と暑中見舞いで季語が重なっていますが、卯
筒さんのことですから、あえてでしょうか?

たとえば、

・向日葵や庭先で焼く暑中見舞

とかであれば、この暑中見舞ハガキはこの夏に来たものではなく、ずっと取ってあったものを引っ張り出してきて燃やしているということで、季語重なりは排除できるかもしれません。
よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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