俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1327ページ目

夏休み友だち以上になる予感

回答者 なお

添削した俳句: 夏休みまえに薫るや恋の風

亮陽様、こんにちは。よろしくお願いします。

すでにイサク様が的確なご指導をなさっていますので重複する部分もあると思いますが、それはそれだけ読者が気になったということです。
まず、風薫るという五月頃の季語が、薫る風と分かれているものの夏休みと一緒になって、あまりよろしくないですね。というか、この句における「薫る」は、単に「匂いがする」という意味であって、風薫るのようなみずみずしい感動を秘めたものではないですね。
次に「恋の風」。なんですかこれは?恋の風が薫る、何となくうらやましい気もしますが、歯が浮くような表現です。
そこで提案句です。イサク様の提案句が本来のご添削だと思いますので私は変化球を投げさせていただきました。
原句では、夏休みにまだ入らない、「夏休みまえ」とのことですが、私は最後に予感と置いて、これから夏休みだぞ感を確保しました。そして「恋の風」がどうも馴染めなかったので、そう言わずにそのような感覚を、と思って提案句のようにしました。このフレーズが新鮮でも独創的でもないことはわかっていますが、一つの例としてご参照ください。

点数: 0

「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白日傘閉づや世界を染めながら

こんにちは。イサク様、いつも勉強させていただいております。
拙句「今日こそは…日傘」ご評価ご添削有難うございました。
おっしゃる通りで、この道場は、私が今ひとつ納得いかない点があるまま投句しますと、必ずその点にご指摘が入ります。大変勉強になります。

さて御句ですが、正直さんざん考えました。しかしどうしても句意を捉えられませんでした。

私であれば、
 白日傘閉じて世界に染まりゆく
のように詠んでみました。長く白い日傘をさしていた人が、それをたたんだ途端にフルカラーの世界に染まっていく、という情景が感じられると思うのですが、御句は逆ですよね?
恥ずかしながら、私の鑑賞力では無理でした。精進しますのでまたよろしくお願いします。

点数: 1

夏未明独り身なれば火照る肌

回答者 なお

添削した俳句: 夏未明一人身なれど火照る肌

こんにちは。
卯筒様、いつも勉強させていただいております。

御句、夏の明け方、昨夜のことを思い出していますね?うらやましい。

ですが、卯筒さん、独り身だからこそ肌が火照るのですよ!
二人でいたら、火照るなどと言っている場合ではないですよ(by N先生)。
独り身だけど肌が火照っているのは昨夜は一人ではなかったから、でも今は一人、だから肌の火照りを感じる、そういうことでしょう?うらやましい。
従って、提案句は、「なれど」を「なれば」にさせていただきました。

で、卯筒さん、そんなに肌が火照るまで、昨夜はどこで日光浴したのですか?うらやましい。でもヒリヒリしますよ、これから^_^
にさせていただきました。

点数: 2

夏雲の無くて誰言う蒼空と

回答者 なお

添削した俳句: 夏雲のあいだを抜けて蒼き空

こんにちは。負乗様、いつも勉強させていただいております。
御句、まさに私が今日体験した心境です!私は、今日の空を見て、「こういうのを雲の峰というのかな?」と思いました。白い入道雲の上に真っ青な空。気持ちいい風。幸せを感じました。

そこで提案句ですが。みなさんがちゃんと飛行機とか入れてしっかりご添削なさっているのに、ごめんなさい、私は、「この雲がなくてどこが青空だよ!」と怒っているわけのわからない人の句になってしまいました。蒼空に「蒼空」とカギカッコをつけるとわかりやすくなります。

でも、雲あってこその青い空、という句意は共通していますよね?(笑)

点数: 1

宵宮の朱い灯に染む君の顔

回答者 なお

添削した俳句: 恋のいろ君照らす朱は祭の灯

こんにちは。ぽもこ様、いつも勉強させていただいております。
仏壇のメロンに続いてお邪魔します。

御句、祭りの夜の小さな恋心…。いいですね。情緒のある場面設定です。出来るだけその情景、心情を壊さずにしていきたいと思います。

御句、確かに、ご自分でもおっしゃっているように、語順がちょっとバタバタしている感がありますね。私はまだ駆け出しなので、論理的な解説は出来ないのですが、読み手の立場として、流れが悪くて、「え?何を言いたいの?」となってしまいそう。全体としては素敵なことを言っているのですけどね。
提案句ですが、まず、「恋のいろ」は「君」と「朱い」に含まれるでしょう。これで五音減りました。そのあとで、「君照らす朱は祭の灯」が少しわかりにくいので、「祭の灯が君を朱く照らす」と置き換えました。調整の段階で、季語の「祭」にもう一音欲しかったので祭礼ではどうかと思ったのですが、手元の歳時記にはなかったので、ここで見つけた「宵宮」にさせていただきました。

偉そうに手を入れさせていただきましたが、これでいいかわかりません。一つの参考になさってくださいね。

点数: 2

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