「書に耽る朝霧のやま郭公なく」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 書に耽る朝霧のやま郭公なく
ワタナベシンイチさん、こんにちは。
御句拝読しました。
季語の件は他の方々がおっしゃっている通りです。私は朝霧の代わりに朝靄にしてみます。
・朝靄に郭公鳴くや書に耽る
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回答者 なお
添削した俳句: 書に耽る朝霧のやま郭公なく
ワタナベシンイチさん、こんにちは。
御句拝読しました。
季語の件は他の方々がおっしゃっている通りです。私は朝霧の代わりに朝靄にしてみます。
・朝靄に郭公鳴くや書に耽る
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回答者 なお
添削した俳句: 薄墨のかなの連綿朧かな
こんにちは。かぬまっこ様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。私は御句の良さが今一つよくわかりませんが、ただ、かな文字が連綿と続くうちに、次第に訳のわからぬ世界に迷い込んでしまうというような気分はわかるような気がします。
そうした雰囲気を少しでもリスクなく伝えるためには「かな」の重複は避けた方がいいのではと思いました。
提案句はすでに数多出ております。どれもいいと思います。
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回答者 なお
添削した俳句: ネットカフェに埃の匂い梅雨の雷
たーとるQさん、こんにちは。
拙句「一年の」に温かいコメント有難うございました。これからもよろしくお願いします。
さて御句拝読しました。私はネットカフェって行ったことないのですが、たーさんのコメントでなんとなく想像がつきました。
私は、ご自身のコメントにもありますように、漫喫とか、ネカフェとか略さないでくださってよかったと思いました。私はタワーマンションをタワマン、自転車をチャリと略したことをずっと後悔しています。
ただ、ネットカフェのまま上五に置かれたので、ちょっとリズムが重たくなってしまいましたね。
やはり語順的に卓鐘さんのご提案句と、そして「遠雷」も賛同します。
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回答者 なお
添削した俳句: 平凡な暮らしに添ふるメロンかな
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句「一年の」に温かいコメント有難うございました。これからもよろしくお願いします。
このギュッと四国というのは不勉強にして存じませんでした。
しかし卓鐘さんにしても、イサクさんも、げばさんも、色々なところにご投句なさっていますねー。それもみんな夏井先生。
いや、他の先生のところにもご投句なさっていてもそれは話題に上らないだけでしょうか?
さて御句拝読しました。私が子供の頃は、西瓜は食べてもメロンなどは本当に特別な食べ物で、高級な果物店に桐の箱に入って並んでいて、目の玉が飛び出るような値段でした。
ご存知かどうか、ドクターXという番組で、岸辺一徳が高額な請求書を持っていく時にメロンを持参しますね、あの感じでした。
ですので平凡な暮らしには、まるで縁がなかったです(笑)。
結婚式か、病気の見舞いか、葬式のお供物のお下がりか…。
御句の場合は、「平凡な暮らしに添ふる」という措辞が「メロンは普通の食べ物だよ」という感じで、「メロンは特別で高価なもの」という今回の兼題の季語のポイントとは違うと取られたのではないでしょうか。
そんな私ですから、今でもスーパーの店先でメロンが山積みになっていたりすると複雑な心境です。
と言いながら、今朝もいただきましたが…。
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回答者 なお
添削した俳句: 釣銭の十円ばかり落ちて梅雨
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
拙句「一年の」に温かいコメント有難うございました。これからもよろしくお願いします!
さて御句拝読しました。これは皆さんと同じだと思いますが、一覧にある時の印象は、ご自身のコメントとは異なっていました。
初読では、店員さんからお釣りをもらう時にもらい損ねて落としてしまった句だと思いました。「十円ばかり」は「十円ほど」の意味かと。
そのお釣りは、転がってどこかへ行ってしまったのです。すまながる店員さん。
コロナまでは手を添えて両手で手渡ししてくれたお釣りを、他店では、コロナ対策とのことでトレーに置くようになっている。
しかしこの店員さんは、きちんと手渡しをしてくれる。「気持ちがいいな」「誠意が感じられるな」とか思っていたところに、そんな失敗をしてしまった。これでこの人も、トレー渡しに変えてしまうかもしれない…という句かと思いました。
そうだとして、次の提案句を考えていました。
・釣り銭を受け取り損ね梅雨さなか
引き続き、手渡しを続けられんことを祈ります。
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