俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1325ページ目

炎天にあのギターソロ降る如く

回答者 なお

添削した俳句: 炎天のギターソロ竜登りゆく

こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。

御句、鑑賞させていただきました。
私は、知世さんご自身のコメントの、「今週末はコロナで休止になったロックフェスの開催予定日」というフレーズからヒントをいただきました。炎天下、どこかを歩いていて、ふとそのことを思い出した途端、突然天から降ってきたかの如く、かつて同じフェスで聞いたギターのソロが頭に鳴り響き始めた、という句になりました。
「竜はどこへ行った?」「降りるんじゃないよ、登ってゆくんだよ」というお声が聞こえてきそうです。しかし、逆らうようで申し訳ありませんが、今回はこれを提案句として置かせていただきます。

私の頭に降ってきたのは、あまりに古すぎて、超名曲ですがここでは口に出来ません…。あしからず…。

点数: 1

「校庭にその夜浴衣のその娘かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 校庭にその夜浴衣のその娘かな

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。

御句、いい感じで来ましたねー。「あら大胆」以降、ヒット作が続いていませんか?
これは青春としか言いようがないですね。ちょっと気になる娘がいて、さっきまで試合があってユニフォームで汗だくで試合/練習していた。その同じ日の夜に、その同じ彼女が、今度は浴衣姿で登場。おそらく、学校に集まってどこかに行くのかな?あるいは校庭で手持ち花火大会かもしれない。
とにかく、その時の眩しさを詠んだ句ですね。私も「校庭」と「ゐて」の組み合わせでお願いします。

点数: 1

通勤の小さき出来事濁り鮒

回答者 なお

添削した俳句: 夏の雨濁る小川の底に鮒

kすけさん、こんにちは。

御句、私はなかなか鮒という魚は馴染みが無くて、どういうところにいるのかもよくわかっていませんでしたが、こうした通勤途中の小川とかでも見ることができるのですね。勉強になりました。

私の前に評価添削をしてくれたげばげばさんは、いま成長著しい躍進中のホープです。その後で出にくいこと。特に、「濁り鮒」などという、この句のためにあるような季語を教えられてしまったら、使わないわけにいきませんよ。げばさん、有難うございました(笑)。

私の提案句は、素晴らしい季語を置いたので川の様子とかを説明する必要がなくなったため、ご自身のコメントから朝の状況を入れさせていただきました。「小さき」は「ちさき」と読みます。
よろしくお願いします。

点数: 2

出たゾンビでも動かんな向日葵だ

回答者 なお

添削した俳句: 向日葵か死人が路地に立ってゐる

こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。

ルサンチマン、ディストピア
に続いてホラーにも、苦手分野ばかりですがなんとか食い付いていこうとと思っています。

初読のインパクトに腰が引けて戸惑っているうちに、皆さんが多くのコメントを寄せておられますので、私はひっそり提案句だけ置かせていただきます。

どうも「死人」には抵抗がありましたので、ゾンビにしました(笑)。

次のテレキャスは大丈夫そうです。

点数: 4

仏花抱き向日葵の道くぐりけり

回答者 なお

添削した俳句: 仏花持ち向日葵の道くぐる町

大空杜さん、こんにちは。

御句、子供の頃の帰省やお墓参りの記憶は懐かしいですよね。私の家は代々この地で生まれて育ちましたので、そういう「故郷の記憶」がない。だから地方の親戚の家に泊まりにいったことがその代替のようになっています。

さて御句ですが、いいんですが今一つ、という感じです。
まず、「向日葵の道をくぐる」という表現。桜のトンネルをくぐる、バラのアーチをくぐる、あるいは藤棚の下を歩くとかはよく言いますが、向日葵の道をくぐるとは?
まあ、小さい頃の記憶なので、細い道の両側に背の高い向日葵が咲いていて、よく卒業式とかで在校生が卒業生を送り出す時に両側に並んで手でアーチを作ったりしますよね、あんな感じに思えたのでしょうか?
私は実景としては「向日葵の道を抜ける」が相当かなとは思いましたが、「くぐる」がこの句の特徴ですのであえて残しました。
次に、最後の「町」。これが意味不明。おそらく、「〜という思い出のある町」という締め方と思いますが、ともすると、町が道をくぐることになりますよ?いや、その捉え方のほうが自然かも。私はこの「町」は要らないかなと思いました。
ちなみに、俳句そのものとは関係ありませんが、ご自身のコメントについて。「里帰り」とおっしゃっていますが、これは結婚した女性が実家に帰ることを言うので、子供がするものではないですよ。母親の里帰りに同行、の意味ならいいですけどね(笑)。
また、「思い出が楽しかったので韻を踏んだ」とあります。言葉尻をとらえるつもりはありませんが、特に韻は踏まなくてもいいのではと思います。それより私は「流れ」を大切にしたいと思い、その意味でも「町」は、なくてもいいかなと。

提案句は、上五「仏花持ち」ですと大人感があり、子供の頃の記憶ですので両手で大事そうに抱えていたのだろうと「仏花抱き」としました。下五「くぐり」は前述のように残し、最後は「町」の代わりに「けり」と結びました。

故郷のある方がうらやましいです。大切になさってください。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

秋時雨長柄の傘をたたみけり

回答数 : 35

投稿日時:

ここ旨いでも次行こう芋煮会

回答数 : 41

投稿日時:

弁当も場所取りもなく運動会

回答数 : 36

投稿日時:

柘榴届く故郷のチラシに包まれて

回答数 : 34

投稿日時:

じい外しなお続けます秋の月

回答数 : 5

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

街灯の光を返す濡れ落葉

作者名 佐渡 回答数 : 6

投稿日時:

境界は雀隠れをかきわけて

作者名 イサク 回答数 : 3

投稿日時:

ペチュニアの色濃くなりし今日の朝

作者名 04422 回答数 : 4

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ