「我が影は濃しや小さきや日向ぼこ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 我が影は濃しや小さきや日向ぼこ
こんにちは。ダック様、いつもお世話になってます。
御句、私は年寄りの悲哀の句と受けとりました。ダックさんがおいくつか存じ上げませんが。
ですので、中七に二回出てくる「や」は、詠嘆の切れ字の「や」ではなく、疑問の「や?」と思いました。
すなわち、「私の影はまだ濃いだろうか?影が薄いなどと言われたくない。若い時は影(影響力)が大きいと言われたものだが、もはや小さくなってしまったかな?」などと日向ぼっこしながら考えている。そんな句だろうと鑑賞させていただきました。
提案句としまして、中七を少し変えてみました
・我が影の濃くも小さきや日向ぼこ
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