「でで虫に負けじ子を乗せ立ち漕ぎす」の批評
回答者 なお
添削した俳句: でで虫に負けじ子を乗せ立ち漕ぎす
菊水様、こんにちは。
御句拝読しました。雨の日にお子さんを自転車に乗せて走るのは大変ですよね。まして「立ち漕ぎ」なさるということは、失礼ですが電動自転車ではないということですか?大変さお察しします。
私は動詞のことは気になりませんでした。というより、他の方々がおっしゃってくださっていますので。
それより私は、「でで虫に負けじ」が気になりました。ここでは、同じような境遇にありながら頑張っている相手に負けないように、という、その相手が来るはずですが、カタツムリがそうですか?もちろん、菊水さんがそう捉えたのであれば、人の感性をとやかく言うつもりは毛頭ありませんが、もっと説得力のある言葉があるような気がして…。カタツムリは確かに雨の日に大きな殻を背負って歩いて(?)いますが、あれは好んで雨の日に出てきているし、背中もお子さんではないし…。
ただ、菊水さんが出掛けにちょうどカタツムリがいて、お子さんに、「ほら、デンデン虫さんも頑張っているよ、◯◯ちゃんも負けないで園に行こうね!」とか言った図であれば、ここまで私の言ってきたことは全て忘れてください!
いずれにしても、自転車気をつけてくださいね、雨の日は特に!
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