俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1323ページ目

「消息の絶えし友あり秋時雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 消息の絶えし友あり秋時雨

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「それぞれ」コメント有難うございました。「それぞれ」は本当に詩情ありますよね。

御句、お気持ちよくわかります。この時期は特に心配になりますよね。

初読でちょっと戸惑いましたのは、「消息の絶えし」と、「無い」とまずおっしゃりながら、すぐ「友あり」と「ある」とおっしゃっている点です、おかしくはないのですが、試みに語順を入れ替えてみたら私としては大丈夫になりました。

・友ありて消息絶えし秋時雨

内容と季語が近いというのは私も思いますが、私は割とそれを目指すところがあるので気になりませんでした。むしろ、さすがよし造さん、いいところを詠んでくるなと。

しかしげばさんの提案句を見たら、考えが変わりました。
・消息の途絶えし友よ鰯雲
お友達の身を案じて空を見上げている、そんな情景が目に浮かびます。
悔しいですが(笑)、これに一票入れざるを得ません。

私の提案句も一応置いたままにしておいてくださいm(_ _)m。

点数: 1

「凶作や買い物カゴの軽きこと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 凶作や買い物カゴの軽きこと

こんにちは。いくたドロップ様、いつもお世話になってます。

御句、初読で意味はつかめました。昨今の、天候不順による野菜の高騰のことをおっしゃっているんだなと。
ご自身のコメントを拝読してもその通りでした。「でも季語がないよ、ドロップさん」と思い、それを書き込もうと思い他の方のコメントを確認しましたら、イサクさんが、凶作が季語だと。私も知りませんでした。
考えてみたら、豊作が季語とは認識していましたから、その対語の凶作も季語ですよね。ただ、何となくこの言葉はお米についてだと思いこんでいたので今回はピンと来ませんでした。

提案句は、
・秋時雨野菜高値の花となり

なんだか川柳のようになってしまいました。今一つです。

点数: 1

「秋の日の形見のスカートくるくるり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋の日の形見のスカートくるくるり

こんにちは。お七様、いつもお世話になってます。
拙句「思いそれぞれ」に素敵なコメント有難うございました。「それぞれの秋」、懐かしいです!私も見ており、今でも強く印象に残っています。出演者もほとんど覚えていますし、主題歌も歌えますよ。名作でしたね。

さて御句、こういう情景、よくわかります。私も最初は、素敵なスカートなので思わずくるくる回ってしまった、という句意かと思いました。というより、そうとしか取れないと思います。特に「くるくるり」となさっていますからね。これが、げばさんではないですが「ぶかぶかで」とでもなっていたら、感想は全然違ってきますけどね。
ご主人側にお見せになることを考慮に入れれば、「くるくるり」で正解です(笑)。

私の提案句は、ちょっと直接過ぎるかもしれません。季語はお題になった秋時雨を使ってみました。

・秋時雨形見の服を持て余し
・残されたスカート合わず秋時雨

なんだかなぁ、という句ですよね。
そうなりますと、読み手の受け取り方によって、形見のスカートを履いてみて嬉しさのあまり二回転もしてしまったという(?)原句のほうがいいのかもしれません。

点数: 1

「あたたかな吾子の手握り十三夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: あたたかな吾子の手握り十三夜

こんにちは。若草あやめ様、いつもお世話になってます。

御句、文字通りあたたかな、いい句ですね。
私は十三夜というのはあまり馴染みが無かったのです、あらためて歳時記で調べました。風情のある素敵な季語なのですね。

このままでもよろしいかと思いましたが、添削道場ですので色々言わせていただきます。

・吾子の手の温もりうれし十三夜

提案句は他の方々と同じように「握る」は外して、「うれし」と感情をあらわにしてしまいました。あやめさんはじめ他の方々も、「お子さんと手をつないできれいなお月さまを見ている。これでうれしい気持ちは十分過ぎるほどあらわされている」ということで入れていないのだと思います。私もそれはわかります。それをあえて入れてしまうのがなおじいですのでご容赦ください。

点数: 1

「カルストの芒を倒す西の風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: カルストの芒を倒す西の風

こんにちは。久田しげき様、いつもお世話になってます。

御句、秋の風情のススキが倒されてしまうのですね。ちょっと驚きました。普通はこういう句は、

・カルストの芒を揺らす西の風

というふうに詠まれると思ったからです。

この句のポイントは「カルスト」と「西風」ですね。
カルストに生えるススキは、どうなんでしょう、弱い/倒れやすいのでしょうか?
久田さんもその辺のことをお伝えになりたくて、あえて「カルストの」と詠み込んだと思いました。

また、「西風」。これは秋の台風のシーズンに吹く強めの風のことですよね。
風をしなやかに受け流して揺れるススキもこの風にはかなわないということですね。

例によってなんだかよくわからない感想で失礼しました。

点数: 0

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