俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1323ページ目

「雨に時には痛し母の顔」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雨に時には痛し母の顔

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。
最初の春が抜けてしまっていますよ(笑)。
春雨や、ですよね。
「春雨に時には痛し母の顔」
そうだとしてコメントしますね。
正直、それでも意味がわからないと思います。
普通に読むと、「お母さんの顔に春雨が当たって、時々痛そうな顔をする」、みたいな。

コメントからしましたら、

・春雨や時には怖き母の顔

くらいであればなんとかわかると思いますが、ここから推敲スタートという感じでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 1

「春雷と思えどたがい雪おこし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春雷と思えどたがい雪おこし

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。春の季語の「春雷」と、冬の季語の「雪起し」を合わせましたね。
「雪起し」は、冬に、雪が降る前触れのように鳴る雷。雪を起こすからでしょうか?

雷が鳴ったから、春を告げる春雷かと思いきや、たがい(違い)、これから雪が降るという雪起しだったよ〜。という句ですね。
暦の上では春だというのに、地域によってはまれに見る豪雪。お察しします。
御句、悩ましいのは、季節の違う二つの季語があることと、中央にある「たがい」が、「違って」の意味ではなく、「お互いに」の意味に取れるところでしょうか。
季語の件は、「春雷」は、そう思ったけど違ったということで、頭の中だけのことで季語の力は弱いと。
強いのは、実際に雪を降らせている「雪起し」であると。
そう取ることになると思いますが、そうすると、季節が冬に逆戻りしてしまうのが難点ですね。春なのに雪がたくさん降るからこその句ですからね。
春に降る雪の季語で、雪の果、名残の雪、別れ雪、忘れ雪などがありますので、これらを斡旋することにより、季節感のある句ができるのではないでしょうか。

・豊年の貢物なり忘れ雪
・豊年の重き空より別れ雪
・意に違ひ名残の雪の舞ひにけり

よろしくお願いします。

点数: 1

「オムレツの腹の脹れて春来る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: オムレツの腹の脹れて春来る

めいさん、こんにちは。
再々訪です。
めいさんが、「ゆきえさんへのお礼コメントを探して読んでくれ」とのことでしたので、探して、これだと思ったのが下記のものですが、違いましたか?ゆきえさんの春炬燵の句への、めいさんの18日のコメントです。
ーーーー
回答者 めい 2025年02月18日

ゆきえ様。
自句の意図したところを読んでくださり、ありがとうございます。
ただこの句には、もう一つ意図がありまして、オムレツが脹れている。卵を一個増やしたという意味もあるんです。
最近、卵って高いでしょう?
ああ、いい事があったのかな?
そこと、春が響きあう部分でして、
でも、読み手が、どう読もうと、そこは、自由です。😊
本当に有り難うございます。🙏🙇‍♀️
ーーーー
私は、めいさんの句の、「腹の膨れる」が、オムレツを食べた作者なのか、オムレツの腹が膨れる=卵が多い、のかわからなくていましたが、でもやはりオムレツだろうと思ってコメントをした。そうしたら、めいさんから、ゆきえさんへのコメントを読んでとのこと。そこで探して読んだのが上記のものです。ですので、ああ、私の感想は外れていなかったなぁ、と思ったのですが、どこかに誤解がありますか?

ちなみに、私は、申し訳ないですがこの道場への投句の全てのコメントを読んでいるというわけではないので、そこはご理解いただけませんでしょうか。よろしくお願いします。

点数: 1

「オムレツの腹の脹れて春来る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: オムレツの腹の脹れて春来る

めいさん、こんにちは。
たびたびごめんなさい。
いましがたコメント送りましたが、そのすぐ後で、急にわかりました。
めいさんは、もしかしたら、両方の意味があると言いたかったのですね?
春めいてきて、卵を増やしたので、オムレツの腹が膨れて、それを食べた作者の腹も膨れたという!
なるほど!
ごめんなさい!
私は、どちらかだけだろうと思っていました。鑑賞が浅かったですね。
勉強になりました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「公魚を天ぷらにして春の湖」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 公魚を天ぷらにして春の湖

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。春らしい句ですねー。
季重なりについては皆さんのおっしゃる通りです。
山本山については、御句は山本山ではないですね。
山本山は、下五と上五を入れ替えても意味が通じるということではないですし、御句を入れ替えたら、春の湖を天ぷらにしてしまうことになります。

・公魚を天ぷらにして道の駅
・公魚の天ぷら余呉湖にて食す

よろしくお願いします。

点数: 1

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