「代々の古き大鍋芋煮会」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 代々の古き大鍋芋煮会
竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。ここまでいくと、鍋に神が宿っているようですね(笑)。
「代々」と「古き」の重なりの解消として古きを他の言葉に、はいいのですが、この場合の「代々」は捉え方がふた通りありますね。
一つは、鍋は最初から一つだが、芋煮会の実行委員長とか市長とかが、代々にわたって受け継いできたという場合です。
もう一つは、鍋はダメになるので定期的に買い替えている。これで◯個目です、とかいう場合。
後者の場合だとしても、例えばその芋煮会に、初代の鍋から当代の鍋まで展示してあり、「わぁ、最初はこんなに小さかったんだ!」「だんだん大きくなっていくね!」なんていう声が聞かれているかもしれない。
逆にそんな古い鍋は処分されて、今の鍋だけが芋を煮ているだけかもしれない。
色々な取り方ができて面白いですね。
・代々に継がれし鍋や芋煮会
点数: 2