「消息の絶えし友あり秋時雨」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 消息の絶えし友あり秋時雨
こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「それぞれ」コメント有難うございました。「それぞれ」は本当に詩情ありますよね。
御句、お気持ちよくわかります。この時期は特に心配になりますよね。
初読でちょっと戸惑いましたのは、「消息の絶えし」と、「無い」とまずおっしゃりながら、すぐ「友あり」と「ある」とおっしゃっている点です、おかしくはないのですが、試みに語順を入れ替えてみたら私としては大丈夫になりました。
・友ありて消息絶えし秋時雨
内容と季語が近いというのは私も思いますが、私は割とそれを目指すところがあるので気になりませんでした。むしろ、さすがよし造さん、いいところを詠んでくるなと。
しかしげばさんの提案句を見たら、考えが変わりました。
・消息の途絶えし友よ鰯雲
お友達の身を案じて空を見上げている、そんな情景が目に浮かびます。
悔しいですが(笑)、これに一票入れざるを得ません。
私の提案句も一応置いたままにしておいてくださいm(_ _)m。
点数: 1