俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1322ページ目

「風邪の夜や寝酒に代えるたまご酒」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風邪の夜や寝酒に代えるたまご酒

山上章弘さん、こんにちは。初めまして。御句拝読しました。

風邪をひいてしまったら、お酒を飲むより卵酒を飲んで、温かくして早く寝たほうがいいですね。共感します。

俳句には、五七五という定型の他に、季語を一つ入れる、という
ルールがあります。もちろんどちらも色々例外はありますが、まあ、この二つが俳句の基本ですね。

御句は定型はいいのですが、季語がご丁寧に三つもあります。「風邪」、「寝酒」、そして「卵酒」ですね。風邪なんて四季を問わずひきますが、やはり気温が低下して乾燥しがちな冬に多いと。
ですので、季語を一つにしましょうか。今回はお題が卵酒ですので、卵酒を残しますか?

・熱ありて晩酌控へ卵酒

あまり上手い句でなくて恐縮ですが、季語を卵酒に絞りました。
山上さんは「風邪」、「寝酒」に絞ってまた作ってみてください!

点数: 0

「終電や寒の突っ立つ星の下」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 終電や寒の突っ立つ星の下

こんにちは。藤井茂様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。全体として句意はつかめたのですが、ちょっとわかりにくいところがありました。

それは「寒の突っ立つ」という措辞です。なんとなく、寒い中を立っているということはわかるのですが、何か自然ではないような…。
また、「星の下」もわかりますが、昔からこれは慣用句で、「不幸な星の下に生まれた」とか、そういううんめいのような時に使う言い方です。

そこでこのようにしてみたのですが。

・終電を突つ立つて待つ冬の空
・寒空に終電待ちて立ち続け

点数: 0

「卵酒母の温みも掌に受ける」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 卵酒母の温みも掌に受ける

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
よし造さんは、卵酒を手に持った時に、卵酒本来の温かさとともに、それを作ってくださったお母さんの温もりもお感じになったのですね。そういう句意だと思いました。
いい句ですよね。読んだだけで風邪など治りそうに温かいです(笑)。

私は、「受ける」は要らないのではと思いました。提案句を二つ置かせてください。

・卵酒母の温もり手のひらに
・卵酒器の温み手のひらに

手のひらは「掌」という字があるのは知っていますが、一度置いてみて、バランス的に「手のひら」に替えました。
二句目は「母」すら入っていませんが、これは「卵酒」という季語には、「風邪をひいた子どものために母親が作る熱々の飲み物」という意味があると思ったからです。

よろしくお願いします。

点数: 0

「主なき庵護が如き花八手」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 主なき庵護が如き花八手

こんにちは。村山陽子様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。私は浅学にして、「庵護」という言葉を存じませんでした。「あんご」でよろしいでしょうか?庵の番人/留守番のようなものですかね。確かに八手は存在感がありますから、そんな気がしますね。

・姿なき庵主の名残花八手

点数: 0

「卵酒呑みたしといひ葱うどん」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 卵酒呑みたしといひ葱うどん

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。正直、今一つ意味がわからなかったです。ここからのコメントはイサクさんと少しかぶるところがありますがご容赦ください。

俳句では、卵酒が飲みたいと言うのにうどんを食べている。これがよくわからないです。卵酒なんか飲みたくないからうどんを食べるならわかりますが。
そもそも、どなたが飲みたいと言っているのかわからないです。

そうなりますと、これは、卵酒が飲みたいというより、飲んでみたいと口では言いながらも、作り方もわからないし甘いものより辛いものが好きなので、結局はうどんに走るという、そういう狙いの句でしょうか?それなら面白いですね。

・卵酒飲みたしされど葱うどん
・卵酒の効き目知りつつ葱うどん
・卵酒最強なれど葱うどん

葱うどんはそのまま使わせていただきました。提案三句とも、なんだか季語の卵酒が可哀想な気がします。私もうどん派ですが…。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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