俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1322ページ目

「早朝の水やり三年五年とも」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 早朝の水やり三年五年とも

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。私もガーデニングまでいきませんが、鉢植えを育てたりするのが好きなので、コメントがすごくためになりました。有難うございます!

ただ、俳句として見た場合は、ちょっと意味がとらえにくいと思いました。これを読んで、コメントのような意味を理解するのは少し難しいかと。
また、「水やり」が季語でないことは、ヒッチ俳句さんのご説明の通りです。水まきや打ち水のような、涼を呼ぶための行為と違って、植物への水やりは年間通してのルーティンワークですものね。

・五年経ち水やりのプロ夏の朝
・水やりを五年で学ぶ夏期講座
・水やりはこれで五年目夏帽子

頑張って五年を入れてみました!

点数: 1

「靴底の白砂思いづなつどまり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 靴底の白砂思いづなつどまり

たびあしさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。初の作句とのこと、いいと思いますよ!
ただ何点か、気になるところがありますのでお伝えしますね。

まず、俳句には季語が必要ですが、それがないですね。一見、下五の「なつどまり」が季語のようですが、旅先の夏泊半島のことですね。

あと、白砂、これは白砂青松の「はくさ」または「はくしゃ」と読ませるのだと思いますが、「しらすな」と読まれて中八という字余りの指摘を受けるかもしれません。

次に、「思いづ」、これは「思い出す」という意味でしょうか?あまりこうは言わないと思います。それに、思い出したから、覚えているから俳句に詠むので、あえて言わなくてもいいと思います。

そして下五の「なつどまり」、ひらがななので、その前の「思いづ」から、つながってしまって、意味が取りにくくなっています。ここは、地名なら「夏泊」と漢字で、夏の終わりを示す季語なら「夏の果」とかにしましょうか。

私の提案ですが、夏泊を地名として生かすことにして、白靴を季語としました。実際にどんな色の靴を履いていたか存じませんが、旅なら、黒い革靴ではなく白靴が似合うでしょう。

・白靴に砂の残るや夏泊

ベストの提案などではないので、この後の他の皆さんのコメントをご参考に、またお詠みください!

点数: 1

「汗ばむやネクタイにつながれしまま」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 汗ばむやネクタイにつながれしまま

長谷さん、こんにちは。
拙句「炎天、メダル」にコメント有難うございました。一つひとつが、
よく理解できます。これだけ色々考えてくださって嬉しいです。
原句のヴィトンは、「炎天に帰国」で夏休みにフランスへ、最低限海外に旅行に行ったと想像してもらいたかったわけです。
そしてヴィトンをお土産にするとは、相手はただの人ではないですよね。よほどの人。その気持ちが出たのが「お土産」の「お」のつもりでした(笑)。
でも、長谷さんのご提案句、みんないいですね!
メダル取れなくても一生懸命頑張った選手たちに拍手です!

点数: 0

「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 色の濃き残像ありて八月来

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
再訪です。
拙句「お別れの会」にコメントおよびご提案句有難うございました。
おっしゃる通り、この句では黒ネクタイの「黒」がポイント、のつもりです。
正直、私は暑いのが苦手でなく、大好きなのですが、この日のように、炎天下を上着を着て、黒ネクタイを締めては辛かったです。心理的に悲しかったです。
このお別れの会の故人はとても有名な方で、私などは末端の末端でしょうけど、仕事で一度褒められたことがあり、それはその後の私の心の支えになりました。

点数: 2

「名月が2秒遅れてやってくる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 名月が2秒遅れてやってくる

宙也さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。初読では意味がわかりませんでしたが、コメントを読んでなるほどと。面白いですね。こういう発想をとても評価する先生、いらっしゃいますよ。

ただ御句、「◯◯が◯◯する」という散文の形になっており、何かのタイトルや文章の見出しのような見た目、流れになっています。
俳句という韻文にするには、どこかしら、2秒かかるということに詩情を加えてみたいですね。
提案としては、まずは「名月や」と切れを入れて詠嘆する。途端に俳句っぽくなります。

・名月や二秒遅れのその光
・名月やこの色二秒待ちしもの

少し季語の位置を変えて、

・中天に浮かぶは二秒前の月
・二秒間待たされて見る秋の月

どれも、コメントの意味を伝えられるかは自信がありませんが、参考にしていただければ幸甚です。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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