俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1321ページ目

「それぞれの笑顔こぼれる寒桜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: それぞれの笑顔こぼれる寒桜

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。
いい句ですねー。寒桜、ひと足先に咲きますね。見上げる人たち、みな笑顔。わかります。光景が目に浮かびます。春ですね。

いくつかお伝えします。
まず季語については、皆さんおっしゃっています。難しいですよね。

次に、重要な部分を占める「それぞれに」のこと。
私は昨年秋に、次のような句をここに投稿しました。
「思うこと人それぞれに芋煮会」
芋煮会がお題でした。この時の私の句意は、「芋煮会というものに対する思いは、このサイトのコメントでもさまざまで、本当に人それぞれなのだな」というものでした。ですので、おじさん様のように、寒桜を見てそれぞれの笑顔、というのとは、少しニュアンスが違います。ですがこの拙句を引き合いに話を進めます。
拙句への反応はお褒め半分、あとは、「人の思いがそれぞれなのは当たり前」「それぞれ、は手垢がついている」「季語が動く」が半分でした。
これらはみな、貴重なご意見で有難いものです。確かに、人の考えは誰一人として同じであることはあり得ません。例えば、誰でも健康で平和な生活を望みますが、その内容や程度はまさにそれぞれです。
ですから、寒桜に限らず、例えばこの時期であれば卒業、入学、あるいは夏休みもクリスマスも正月も、みな人それぞれなのです。
ですので、「それぞれの」で詠むと、私もそうしたからとてもよくわかりますが、俳句では「またか…」となりがちです。
それよりも、自分の、あるいは特定の誰かの表情や思いで詠んだほうが、独自性が出ていいのではと思った次第です。

偉そうに長々と失礼しました。おじ(い)さんどうし、一緒に頑張りましょう!

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「春場所や化粧まわしにだが断る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春場所や化粧まわしにだが断る

鳥田政宗さん、こんにちは。お久しぶりです。
御句拝読しました。
すみませんが、自称相撲好きですが、御句の意味がわかりませんでした。

「にだが断る」?

イサクさんはご理解なさっているので、私の勉強不足と思い、載ってなくてもともととググッてみました。

なんと!出てました!これは知りませんでしたよ。

教えてくださって有難うございました。

点数: 0

「一夜明け忽ち白き辛夷かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 一夜明け忽ち白き辛夷かな

おじさん様、こんにちは。
すごくこまめにご投句なさっていますね。敬服します。
自分で言うのもなんですが、なんだかおじさん様の句は、私と雰囲気が似ているのですよ。ですので、他の方のコメントはすごく参考になりますし、私のコメントも自分に対して言ってきかせているようで…妙な気分です。

さて御句拝読しました。
「一夜にして忽ち白き」ここまででドキッとします。髪の毛?そういうことありますから…。

でも違いました。辛夷の花。ホッとしました。
「一夜にして」、私も言いそう。でも、俳句は一瞬の切り取りの文芸です。時間経過はそぐわない。

あと、御句、穿った見方をすれば、昨日まで他の色だった花一夜にして白くなったと読めなくもないです。そういう意味ではないですよね。

では誤読を防ぐためにどうしたらいいか?私の提案句です。

・忽ちに白き辛夷の咲き誇り

これも、「誰が誇っているの?」と突っ込まれそうではありますが、辛夷を見るとそう思いませんか?モクレン系は存在感がありますから。

点数: 0

「春眠の暁がわり猫の恋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春眠の暁がわり猫の恋

小椋知子さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
私は、春の朝、眠いのに、恋する猫の鳴き声で起こされた、という句だと思いましたよ。
私の経験では、あの例の鳴き声は夜にしか聞いたことがないのですが、明け方も鳴くのですね。そりゃかなわないですねー。

御句、私であれば、「暁がわり」は「目覚ましがわり」にしますね。
そして季語が重なっていますので、「春眠」をやめてここに「暁」を持ってきます。

・暁の目覚まし代わり猫の恋

暁は明け方でもいいと思いますよ。

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「壇ノ浦に千年の飢ゑ春の月」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 壇ノ浦に千年の飢ゑ春の月

こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。
拙句「猫の恋」にコメント有難うございました。勉強になりました。

御句拝読しました。本州上陸ですね!
壇ノ浦といえば源平の戦い。私もなぜ飢えているのかはわからないのですが、はるか昔の出来事に思いをはせた時、悠久の時を表す言葉として「千年の〜」が出てきたのだと思いました。

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