俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1321ページ目

「朝月夜たんこぶ残る子の額」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝月夜たんこぶ残る子の額

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
御句、これは面白い!月とたんこぶはうまく合っている、これは無意識だろうか?と思いましたら、コメントによると認識なさっていますね。さすがです。
私の提案句は、いっそのことと思って、もっと近づけてしまいました。

・子の額たんこぶ残る朝の月

いかがでしょうか。

点数: 2

「色変えぬ松やドリフ大爆笑」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 色変えぬ松やドリフ大爆笑

こんにちは。カイ様、いつもお世話になってます。

御句、再び「色変えぬ松」ですね。前句ではトムとジェリー、今回はドリフ大爆笑とのこと、色々アイデアが尽きませんね。
御句、ただ、この季語を「昔からずっと人気のあるもの」という感じでとらえていらっしゃいませんか?
トムとジェリーもドリフ大爆笑も、たしかに変わらぬ人気を誇っていると思います。しかし、この季語の持つ意味や力はちょっと違うような気がします。
色変えぬ松とは、周りが紅葉/黄葉し落葉していく中で常緑でいるということで、「周囲に流されず自分のスタイルを貫き通す」「周囲が変わっていく中でも従来のやり方を変えない信念」「周囲が廃れて/滅びていく中で生き残る力強さ」等のポジティブな意味を持つ反面、「状況に応じた対応ができない不器用さ」「周囲に合わせない協調性のなさ、孤独」というネガティブな面もあるようです。
カイさんは、そうした点をご考慮に入れてお詠みになっていらっしゃるでしょうか。ドリフはそういうタイプでしょうか。
私は、このカイさんの句の型に当てはめるのであれば、前回はサザエさんと言いましたが、それよりも、落語や浪曲/講談とかの日本の伝統話芸、あるいは能や文楽、さもなくば相撲や神事・祭礼等の方が馴染むのではと思いました。

私が考えすぎかもしれません。その場合は、とりあえず
・色変へぬ松やドリフの大爆笑
と、「の」を入れることをお勧めします。

点数: 2

「共に見て月より麗我がかぐや」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 共に見て月より麗我がかぐや

マメのマメさん、こんにちは。初めまして。

御句の感想と提案句を置かせていただきます。

ご自身のコメント欄には「麗」の読みしか書かれていないので、句意を推測しました。
「一緒に月を見ている君は月より麗しいよ。君は僕のかぐや姫だよ」そういう句ですか?

私の提案句です。
・月を見る君の横顔かぐや姫

点数: 2

「包丁の研ぐ音かすか秋の夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 包丁の研ぐ音かすか秋の夜

こんにちは。いくたドロップ様、いつもお世話になってます。

御句、これはいい句ですね。雰囲気があり、私は好きです。
ただ、いいと思うだけに、「包丁の」の「の」が気になります。これって、「包丁を」ではダメなのでしょうかね?

・包丁を研ぐ音かすか秋の夜

私もごくたまにですけど包丁を研ぎます。義父が料理人でしたので、我が家には砥石がたくさんあります。
包丁を研ぐというのは、何も考えずただ集中するのにピッタリです。

点数: 2

「月の裏見し人ありて夕月夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月の裏見し人ありて夕月夜

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
拙句「解除後も」にコメント有難うございました。時事ネタと言いながら多少は艶を入れたつもりでしたが、もっと頑張ります!

御句、月の裏側は宇宙飛行士くらいしか見たことないのではないですか?自信ないですけど。
とにかく月は絶えず同じ面を地球に向けているそうですね。
ですので御句は、コメントからすれば、

・裏の顔見し人ありや夕月夜

と、疑問を投げかける態にしたほうがいいのではと思いました。原句ですと、もう見てきた人がいるということになると思いましたが。

いっそのこと、
・同じ顔見せて満ち欠け夕月夜
と言ってしまいましょうか。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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