俳句添削道場(投句と批評)

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「ユニコーン詠むよふに詠む芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ユニコーン詠むよふに詠む芋煮会

こんにちは。菊水様、いつもお世話になってます。

御句、芋煮会は体験なさっていないので空想上の生き物と同じようだとのことですよね。あるお題が出ていて、それで詠まなければならないのにまるでその経験がない場合、どうしたらいいか。
実体験ばかりが俳句の起点ではないと思いますが、似たような経験からうまくつなげていくといいのではないでしょうか。
芋煮会は、お花見と同じようなものです。その前の季節が辛かったけど、それが和らいだので、みんなで空の下で何か食べながら色々楽しく語り合おうよ、お花見は寒い冬が終わって暖かくなったので…ということで、芋煮会は暑い夏が終わって涼しくなったので…という違いだけです。俳句に詠むとしたら、ご自身のお花見の経験に重ねて、そこに少し想像力を働かせてみると、芋煮会の句ができるのではないでしょうか?
何かの地域のイベントや学校行事と重ね合わせても詠めるのではないかと思いますよ!

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「ユニコーン詠むよふに詠む芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ユニコーン詠むよふに詠む芋煮会

間違えてこちらに送ってしまいました。訂正句のほうに送り直しました。

点数: 0

「湯にゆらぐ富士を置きたる芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 湯にゆらぐ富士を置きたる芋煮会

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。

御句、初読では今一つ意味がつかめませんでした。「湯にゆらぐ」という上五で、鍋の湯とか湯気に結びつきませんでした。それよりも、その後の「富士」に引っ張られて、銭湯の壁画を想像したりしてしまいました。なぜここにお風呂屋さん?と思いながらも、二物俳句とか色々ありますから、何かそういうものかと思いながら、皆さんのコメントを拝読しました。

芋煮会というお題で、皆さん「体験したことがない」というお悩みを複数目にします。その際に私は乏しい経験の中からアドバイスしていますが、それを受けて皆さんが頭に浮かべる光景は違いが出ますね。
どういうことかというと、私が思っている芋煮会は、屋外の広い会場で自治会とかのテントが張られ、直径1メートルもの大鍋で調理して発泡スチロールの小さな器で行列に配られるような地域のイベントです。
しかしある人は、誰かの家に仲の良い友達が数人集まってテーブルの上の鍋を囲む、そんな芋煮会を想像するでしょう。どちらももちろん正解ですね。

話が長くなりました。
私は、湯にゆらぐですと、先程は銭湯と申し上げましたが、お湯に富士山の影が逆さ富士のように映ってそれが揺れているようにもとれてしまったのです。
おっしゃることが、鍋の湯気の向こうに富士山が見える、という景であれば、次のようではいかがでしょうか?

・鍋の向こう富士を置きつつ芋煮会

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「栗虫の浮きたる水を捨てにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 栗虫の浮きたる水を捨てにけり

こんにちは。大江深夜様、いつもお世話になってます。

御句、よし造さんが他の方の鑑賞をご覧になりたいとのことですので、私のような者でも他山の石にしていただければと投稿します。

そもそも私は「栗虫」なる存在を知らなくて、ネットで調べて、詠まれた句も拝読しました。
その結果の私の感想をお伝えします。

皆さんそうだと思いますが、私も栗は大好きです。小さい頃は栗と言えば街頭で売っている甘栗か、おせちの栗きんとんだけで、いわゆるあの大ぶりの本格的な栗を茹でて皮を剥いて食べたり、栗ご飯で食べたのは大人になってからです。それも人にやってもらっていましたから、調理工程は全然知りませんでした。

そんな大切な、美味しい栗、楽しみな栗を剥こうとしたら、中に気持ち悪い虫が!あるいは穴からニョロリと出てきた!それは衝撃であり、悔しくもあり、残念でしょう。
もしかしたら、楽しみにしていたこの栗、みんなこうなの?と不安にもなりますよね?

栗虫を見てより少女時代果つ 青山酔鳴

この句の選評に「栗が甘くて美味しいだけに、(虫を見つけたときの)憎しみと気持ち悪さがつのる。掲句は栗虫をはじめて見たあの瞬間から、「私の少女時代は終了したのよ」とうそぶいているのである。栗虫のような取るに足らぬものに一つの人生の転機を迎えたかのような虚言が良いではないか。」と書かれていました。

翻って、大江さんの句につきまして。
作者大江さんは、栗の処理後に、そんな憎き栗虫の浮いた水を捨ててしまったとのこと。おそらくですが、黙って表情も変えずに、静かに捨てたのでしょう。

この時の作者の気持ちは、深まりゆく秋という季節とも相まって、嫌なことや面倒なこと、見たくないこと、考えたくないことなど、思うことは色々とあるのだけれど、全て黙ってさっさと捨ててしまいたい/捨ててしまった、ということではと思いました。

この解釈が合っているかどうかわかりませんが、夏に作りました私の駄句
・眉一つ動かさず蚊を叩きけり
僭越ですが、これが少し共通するところがあるかと思いました。もちろん、大江さんの句のほうが上級です。

長々とすみません。多くを勉強させていただきました。有難うございました。

点数: 0

「湯にゆらぐ富士を置きたる芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 湯にゆらぐ富士を置きたる芋煮会

よし造様、再登場失礼します。
大江深夜さんの栗虫の句について、他の方の鑑賞が見たいとおっしゃっていましたので、私のような者で恐縮ですが、先程コメント置かせていただきました。後ほどご覧いただけますでしょうか。よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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