俳句添削道場(投句と批評)

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車行く先々に待つ虫時雨

回答者 なお

添削した俳句: 車をも先回りして虫時雨

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。

拙句「ランプの宿」コメント有難うございました。ホントにいいところですよ。

御句、私は高速道路走行中に虫の声が聞こえるはずがない、と思いました。でも行く先々で必ず同じような虫の声がするから、まるで先回りしているようだと思う気持ちはわかります。それこそ、どこへ行っても同じですからね。
「車をも」は、こんなに高速で走っている車さえも追い越して行くのか、という驚きの気持ちが入っていますね。

提案句は、「先回り」を「行く先々で待つ」と言い換えました。
「虫時雨」いい言葉ですね。今度私も使ってみたいです。

点数: 2

「初秋刀魚一尾ちびちびつつきをり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初秋刀魚一尾ちびちびつつきをり

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
拙句「抗えど」ご評価ご添削有難うございました。
そうなんです!今ごろ初秋かよ!というツッコミ覚悟でした!夏を引きずる私には、ようやく初秋を感じたわけです…と言い訳をして。

御句、なぜ「一尾」と断りを?と思いましたらなんと!「一尾ちびちび」と韻を踏んで(?)いますね!
それとなく詠み込むとはさすがです。
御句はつついているのが作者ご自身とも、どなたか他の方とも読めますね。そしてその食べ方を、当人あるいは見ている人がどう思っているかもさまざまだと思います。「丁寧に食べてはる。よほどお好きなんやろ」「そうか?なんや辛気臭いなぁ。もっとこう、景気よういかんかいな」「ここは日本酒やで」「ちゃうがな、ビールやろ」…。

御句に触発されて一句浮かびました。提案句にしようか迷いましたが、もったいないので(笑)、明日別途投句させていただきます!

点数: 2

「大西日ガラスの街は逆からも」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 大西日ガラスの街は逆からも

かたつぶりさん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、イメージはつかめます。私の通勤路も、そんなところがありますよ。

「ガラスの街」は悪くないのですが、どうも「反射」「ビルの窓」というイメージより、「壊れやすい」「メルヘン」「虚構」そんなイメージが強くて戸惑いました。
「逆からも」は、不要ですね。この句の中では、一方からでないことは自ずとわかりますから。

提案句ですが、

 ビルガラス帰路の西日を増幅す

「ガラスの街」は「ビルガラス」としました。コメントから「帰路の」と入れて、疲労感を出しました。

前句よりいいと思います。またご投句ください。

点数: 2

「青鱗ひとつさんまに残りけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 青鱗ひとつさんまに残りけり

こんにちは。豆柴様、いつもお世話になってます。

御句、私は、青鱗というものを知りませんでした。それがサンマに残っているとどうなのか、新鮮なのかということも知らなかったので、なんとも申し上げようがありません。自分から書き込みしてきて、言う言葉がないというのもバカな話ですが、ただ、調べはきれいですね。
私ももっと用語を勉強します。

点数: 2

「秋刀魚食べ小骨が喉に刺さりけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋刀魚食べ小骨が喉に刺さりけり

あくさん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

確かにお名前変わりましたね。以前は◯◯というお名前でしたね、と言っても意味ないですけど。

今回は「厳しくしてください」とのご要望ですのでそのようにさせていただきます。

御句、秋刀魚の小骨が喉に刺さったとのことですが、それがどうしたというのでしょうか?私には何の感動もありません。
あくさんはおそらく大人でしょうから、秋刀魚の小骨が喉に引っかかったくらいでは、特にどうもない、というか、俳句に詠むくらいですから病院に行くまでもない、大したことはないと思うのです。さんまを食べたら美味しかった、と同じくらい、なんということもない句なのですね。
俳句は季語を大切にします。季語を貶めたり、軽く扱ったりするのは好まれません。俳句では蜘蛛でもミミズでも季語なら主役であり、作者は愛情を込めて慈しみます。秋刀魚は秋を代表する味覚であり、その姿は刀のように見事、味わいは深くて私は海外駐在の頃は夢に出てきました。
御句はそうした秋刀魚の魅力を発信することなく、喉に骨が刺さったことだけを伝えて終わっています。
これは、例えばどなたかが、今が旬の美味しい秋刀魚をご馳走しようとして、七輪で炭をおこし、網でこんがりと焼いて、大根おろしとカボス(スダチでも可)を添えて出してくれた。ご丁寧にお醤油までかけ回してくれた。あなたはそれを食べた。相手が「いかがでした?旬の秋刀魚は?」と聞いた。そしてあなたは答える。「はあ、小骨が喉に刺さりました」こういう情景ですよ。

それで提案句ですが、やはり命を投げ打って舌を楽しませてくれた秋刀魚に敬意を表して、美味しかったとも言ってあげませんか?

秋刀魚食べ小骨も味も残りけり
舌に味喉に骨置く焼秋刀魚

このように、骨は仕方ないとしても、味わいも残してあげてはと提案いたします。

私はあくさんのこれまでの句、好きです。特に滝の句ね。私は、投句歴の浅い方には普段はきつい言い方はしませんが、「厳しくしてください」とのご要望ですのであえて申し上げております。ご了解くださいね。
これからもよろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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