俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1310ページ目

「ルービックキューブ揃ひて春立ちぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ルービックキューブ揃ひて春立ちぬ

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「チョコの売り場」にコメント早速有難うございました。私は、節分の昨日まではお菓子の売り場は豆が山積みになっていたのが、立春の今日は豆など一切無くて(そりゃそうだ)、一夜にしてチョコの売り場になっている、というその変化が面白いと思ったのですが、考えてみればこれは「立春」の季語の本来の意味とは違いますね。確かにカレンダー的だ。

げばさんの提案句はさわやかです。私の、「豆の売り場が〜」という意味は感じられませんが、いい句です。
最近、げばさんの提案句が、私へのものに限らず、他の方への提案句もかなりいいので、私と被った時は悔しいです(笑)。
なぜなら、ほとんどの場合、げばさんのほうが先んじているから。

さて御句拝読しました。

私は、ルービックキューブが揃うということと春が立つということはどちらもなんだか「ちょっといいこと」という感じでいい句だと思いました。
ただ、げばさんくらいになってくると、それではもはや面白くなくて、イサクさんではないですが、逆説でつなげる方が味わいが出るのではないですか?

・置き去りのルービックキューブ春立ちぬ

中八は勘弁していただいて、こんなイメージとかで。

点数: 1

「散乱す黒綿棒や猫の恋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 散乱す黒綿棒や猫の恋

こんにちは。大猫様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。「片付けし〜」のお詠み替えですね。
「片付けし〜」は、なんとなく猫ちゃんが、ひっくり返してしまったのだな、と思うと同時に、あ、もう片付けてしまったんだ、と思いました。
そんなことを考えていたら、新しい句が。げばさんのコメントで詠み替えたのですかね。

偉そうで申し訳ないですが、良くなったと思います。とにかく、まだ片付けない方がいいと思います(笑)。

しかし、上五「散乱す」がちょっと気になりました。もしこの言葉をこのまま使うのであれば、語順を変えたいです。

・猫の恋黒綿棒の散乱す

私は、散乱すを少し変えさせていただきたいと思いました。

・散らかりし黒綿棒や猫の恋
・黒綿棒散り乱れるや猫の恋

でも、個人的には次のような句調も好きです。

・猫の恋床に散らかる黒綿棒
・猫の恋黒綿棒をばら撒いて

点数: 1

「着膨れてダイスキの手旗信号」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 着膨れてダイスキの手旗信号

カイさん、こんにちは。拙句「節分や」にコメント有難うございました。
御句拝読しました。今回は五五七の破調に挑戦なさったとのこと。相変わらず意欲旺盛でいらっしゃいますね。
私の感想は、破調の良さが感じられないということと、季語が生きておらず付け足しのような気がするということでしょうか。
まず破調についてですが、個人的には、五七五に整えてリズムの良さを味わえるようにしたほうがよろしいのではと思いました。

・ダイスキと手旗信号着膨れて

これはげばさんと同じになりました。
あるいは、着膨れてを上五のままにしますと、

・着膨れて手旗で送るダイスキと

なんていうのもありかと。

これらは季語「着膨れて」をそのまま使いましたが、私であれば、

・ダイスキと手旗信号冬の風

これはベタかもしれませんが、私は冬の冷たい風の中で、この男の子が一生懸命に手旗信号を繰り返している。手元には赤白の旗がバタバタと風になびいている、そんな光景を詠みたいと思いました。
ちょうど、私の好きな映画の一つである「幸福の黄色いハンカチ」の最後の場面のように。

点数: 1

「春来たり門も椿も華咲きて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春来たり門も椿も華咲きて

かますさん、こんにちは。
御句拝読しました。
学校の課題とのこと、また、厳しくしてくださいとのこと、そのつもりで色々申し上げます。
とは言っても、先のお二方が、ほとんど的確におっしゃっていますので、重複すると思いますがご容赦ください。

御句、まず、おっしゃる意味がわかりません。春が来たのはわかりますが、「門に華が咲く」とはどういうことでしょう?
「椿の華咲く」も、ちょっと「頭が頭痛だ」的なダブり感がありますがまあわかるとして…。
どこかの家の実際の門の側に椿の木があるのですか?
それとも、この「門」は何かの暗示ですか?入試とか就職とか…。

俳句だから難しい言葉や気取った言葉、あるいは昔っぽい言い方をしなくてはいけないとか、思っていらしたら、そんなことはないですよ。
まず、見たこと思ったことをメモして、それを五七五に整える。もちろん季語は必要ですが、特に飾ることはないです。
そしてどなたか、例えば、親御さんに見てもらって、「いいじゃない!あんた俳句の才能あるよ!」と言われればいい句です。
逆に、「何これ?ちょっと何言ってるかわからない」と、サンドの富沢のようなことを言われたら作り直しです(笑)!

皆さんも私も、普段は提案句を出すのですが、学生さんの課題の場合は控えています。
皆さんのコメントを参考に、かますさんが色々考えてみてください!

点数: 1

「松に鶴残った一円握りしめ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 松に鶴残った一円握りしめ

如月さん、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。ただ、初読では意味を捉えられませんでしたので、コメントを拝読しました。
松に鶴、が花札の絵柄のことであれば、季語の働きをしていないですねー。季語は絵に描かれたものや想像の中ではその待ち合わせる力を出し得ないです。

次にわからなかったのは一円です。江戸時代ならともかく、現代であれば一円など握りしめていても何にもなりません。どういう意味でしょう?

博打に負けた悔しさであれば、

・あの時が退き時なりし明けの月

などでもいいかもです。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

ほっといて好きで残暑のテラス席

回答数 : 43

投稿日時:

アマゾンの置き配の箱秋時雨

回答数 : 10

投稿日時:

友を待つ図書館覆う秋夕焼

回答数 : 18

投稿日時:

足湯にて裸足の君の白きかな

回答数 : 20

投稿日時:

橋のなき島の船長夏休み

回答数 : 24

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

病室の窓から愛でる花の雲

作者名 いつき 回答数 : 5

投稿日時:

義母逝くも懐ぬくし扇置く

作者名 伊勢の杜 回答数 : 4

投稿日時:

要望:厳しくしてください

ナースを見ナース支える花の頃

作者名 翔子 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ