「いわし雲かすむ青地の古タオル」の批評
回答者 なお
添削した俳句: いわし雲かすむ青地の古タオル
駒川義輝さん、こんにちは。
コメントの、「季節感が乏しくなってきている」のは同感です。夏の暑さから急に寒くなったり、野菜や果物は栽培技術の進化でしょうか、割と楽しめる期間が長くなりましたね。魚などもそうですね。冷凍技術や養殖とかのおかげで。
しかし、掲句を拝読しますと、季語の鰯雲をぼろタオルと形容なさっていますね?そのようにしか見えませんと。
これが「季節感が乏しくなってきた」ということであれば、私の思い浮かべたこととちょっと違うような気がしてきました。
大変失礼ですが、個人的に「季節の移り変わりに感動を覚えなくなった」というようなことではないでしょうか。
俳句では、季語はすでに独自の力を持っていますので、それをさらに形容することはあまり評価されないようです。
しかも今回のように古タオルと例えるのは、これはいかがなものでしょうか。
もしも私の捉え違いであれば大変申し訳ありません。
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