「一閃の証明写真秋更くる」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 一閃の証明写真秋更くる
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「投票の」ご評価ご提案有難うございました。
まさにおっしゃる通りです。げばさんには参った!心の中を見透かされているような…。
この句ができたのは、衆院選の期日前投票の立ち会い人をしている最中です。本番は忙しいのですが、期日前はそれほどでもなく、まして私の投票所は…。ですから時間はあるのです。
しかし閉鎖空間。外も見えない。目に入るのはまず投票箱、続いて三色の投票用紙。
それをそのまま繋げただけという芸の無さ。「みいろ」とは音数合わせの苦しまぎれです。
「三色の投票用紙」。とても自然で無理がない。なぜそこに気がつかなかったのでしょう。恥ずかしい。
季語も悩みました。さびしい雰囲気は間違いなく、「こんな風に一日中座っている間にも秋は暮れていくんだよなぁ」という感じで「秋の暮」としましたが、とってつけたようですね。
前提として、母の命日の句を昨日の当日だけでもう下げたいと思い、夜中の0時を待ってこの句を揚げたのですが、推敲不足でした。
気づきを有難うございました。
さて御句。証明写真はそう頻繁に撮るものではないですから、たまに利用すると、その機能の進化に驚きますね。
今回は甥御さんのアルバイト用の写真とのこと、それにげばさんの写真が必要なのですか?それとも同行しただけ?
「一閃の証明写真」と拝読して、まさか、証明と照明を掛けてはおられないかと思いました。げばさんはそういうこと、あまりなさらないですが…。
いずれにしても私はこの景色は、遅い夕方のことと思いました。
撮影のフラッシュが妙に明るく感じた。思わず見渡すとあたりはもうすっかり暗くなっている。ああ、秋も更けてきたのだなあ、という感慨の句ととらえました。
点数: 1