俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の1309ページ目

花散りてこそ実を結ぶ余生かな

回答者 なおじい

添削した俳句: 花の無き生は余生と花曰く

こんにちは。知世様、いつも勉強させていただいております。

御句、あまりの深さ、すごさに、どう反応したらいいのか、ずっと考えていました。
この句は無季であり、花はどの花でも無いですね。
小野小町は「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」と詠みましたが、それと通ずるものがありますね。
女性の一生を詠んだ句と思われ、男性の私がそこを詳しく分析するのは憚られます。
そこで提案句は、添削とか手直しとかではなく、偉そうですが、私の「返句」?のようなものです。ご覧ください。

点数: 2

白浴衣うなづくことの難しさ

回答者 なおじい

添削した俳句: 白浴衣すなおでいるは難しき

こんにちは。ささゆみ様、いつも勉強させていただいております。

拙句「海の源」ご評価有難うございました。励みになります。
すぐにお礼に御句の感想をと思っていましたが、何せこの句、皆さんもおっしゃっていますが、とても深くて、すぐにはお返しできませんでした。
私の解釈は次の通りです。
「年に一度の花火大会。今日こそは、自分に素直になろう。そう心に決めて浴衣も白地のものにした。それなのに、いざとなったら、なんでここで素直になれないの?こんなことって、もう二度とないかもしれないのに…。」
これが第一解釈。
第二解釈は「子ども(孫)って、小さい頃は浴衣着てても素直で可愛いけど、それも束の間ね。すぐに素直じゃなくなるし。でもそれって自我の目覚め?」

私は、第一を選び、提案句は、彼の前でどうしても自分の本心を伝えられない女子の思いを詠んだつもりです。

長々と失礼しました。他の方が十分にわかっていながらあえて言い出さなかったところを、空気を読まずにペラペラ得意げに話している感があり、恥ずかしいのですが、これも勉強と披露させていただきました。

点数: 1

「美女のゐて穏やかならじ溝浚へ」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 美女のゐて穏やかならじ溝浚へ

こんにちは。知世様、いつも勉強させていただいております。

毎回味わい深い句をご披露いただけて、拝読するのが楽しみです。コメントはわかりにくいですが…(笑)。

御句、影響を受けた私の句を上に置かせていただこうかと思いましたが、あまりの完成度に申し訳なくなり、下に記載するだけにしました。
 美女のゐて俄然やる気の溝浚へ
オッさんはそんなもんです。

点数: 1

緑陰のジャズにウトウト野外フェス

回答者 なおじい

添削した俳句: 夏フェスの芝生で仮眠ジャズピアノ

こんにちは。黒猫様、いつも勉強させていただいております。

御句、いいですねー、爽やか!
私はこういうフェスは遥か昔の若い頃、湘南地方のLive under the Skyというのに行きましたが、今でも思い出に残っています。懐かしい!

厳しくしてとのことですので申し上げますと、「仮眠」だと、これからに備えてこの辺で少し寝ておこう、という意思が感じられます。本当にそうかもしれませんが、ジャズピアノが大好きな私としては、それって悔しい(笑)!
ですので、あまりに素敵な音色についウトウト…という景にしました。そうなると、芝生の上ではなんだか暑そうなので、木陰に入らせていただきました。季語に緑陰を使いましたので、夏フェスは野外フェスとさせていただきました。

純粋な添削としては、知世様、卓鐘様のご添削が的を射ておられると思います。

黒猫さんのこの句に巡り会って、また野外フェス行きたくなりました。でもずっと立ちんぼのはもう無理です!

点数: 2

睡蓮や上向きの顔ばかりなり

回答者 なおじい

添削した俳句: 上向きの顔ばかりなり睡蓮や

こんにちは。弥平様、いつも勉強させていただいております。

拙句「去年の白より」に対し、「きょねん」等の音の数え方について細やかなご指導有難うございました。勉強になりました。

御句につきまして、かつては睡蓮の池によく行ったのですが、最近行かなくなってしまいました。行っていた頃も夜であり、風流とはほど遠いことでありました。

提案句は、私は上五と下五を入れ替えただけなのですが、なんですかその方が俳句としては形になるのではという心境です。

また、課題として募集のありました
上向きの顔◯◯◯◯◯睡蓮や
の空欄につきましては、
上向きの顔みな似たり睡蓮や
と提案させていただきます。

よろしくお願いします。

点数: 0

なおじいさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

石州の鯱鉾照らす萩の月

回答数 : 15

投稿日時:

帰りみち月と見まがふ五階の灯

回答数 : 12

投稿日時:

納骨を終へて炉ばたの秋刀魚かな

回答数 : 33

投稿日時:

夜間飛行やすやす越ゆる天の川

回答数 : 15

投稿日時:

西瓜切る目を見開きて口閉ぢて

回答数 : 39

投稿日時:

なおじいさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

散る花や木叢の鳥も悲しげに

作者名 博充 回答数 : 0

投稿日時:

要望:厳しくしてください

遠雷やにわとり小屋の大騒ぎ

作者名 さつき 回答数 : 1

投稿日時:

春眠にハイスペック尻に引かれ

作者名 おいちょ 回答数 : 0

投稿日時:

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