夕立や街と私をクールダウン
回答者 なお
添削した俳句: 夕立の匂い残りし夏涼歩
坂口岳大さん、こんにちは。
御句を読ませていただいた感想と、提案句を置かせていただきますね。
御句、上五中七、すなわち「夕立の匂い残りし」まではとてもいいですね。もちろんこういう気持ちはすでに多くの人が俳句に詠んでいますが、それは置いておいて、いい流れです。しかし下五の「夏涼歩」、これは二つの問題があります。一つは夕立という季語をすでに置いているのに、夏だとか涼しいとか言っている点です。俳句は、一句に季語は一つでいいですよ。二つ目は、馴染みのない言葉である点です。坂口さんは、普段「涼歩してくる」とか言いますか?
私の提案句。坂口さんのコメントには夕立のあとの匂いのことが全然なかったので、私もやめてみました。
「予期していなかった夕立のおかげで、街も落ち着いて、暑さに参っていた私もクールダウンできた。
そこでまた身体を動かしたくなって街に出た。気持ちがいい。平和だなぁ。幸せを感じるよ」
これでどうでしょう?そんな雰囲気が感じられるでしょうか?
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