俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1308ページ目

「平凡な暮らしに添ふるメロンかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 平凡な暮らしに添ふるメロンかな

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句「一年の」に温かいコメント有難うございました。これからもよろしくお願いします。

このギュッと四国というのは不勉強にして存じませんでした。
しかし卓鐘さんにしても、イサクさんも、げばさんも、色々なところにご投句なさっていますねー。それもみんな夏井先生
いや、他の先生のところにもご投句なさっていてもそれは話題に上らないだけでしょうか?

さて御句拝読しました。私が子供の頃は、西瓜は食べてもメロンなどは本当に特別な食べ物で、高級な果物店に桐の箱に入って並んでいて、目の玉が飛び出るような値段でした。
ご存知かどうか、ドクターXという番組で、岸辺一徳が高額な請求書を持っていく時にメロンを持参しますね、あの感じでした。
ですので平凡な暮らしには、まるで縁がなかったです(笑)。
結婚式か、病気の見舞いか、葬式のお供物のお下がりか…。

御句の場合は、「平凡な暮らしに添ふる」という措辞が「メロンは普通の食べ物だよ」という感じで、「メロンは特別で高価なもの」という今回の兼題の季語のポイントとは違うと取られたのではないでしょうか。

そんな私ですから、今でもスーパーの店先でメロンが山積みになっていたりすると複雑な心境です。
と言いながら、今朝もいただきましたが…。

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「釣銭の十円ばかり落ちて梅雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 釣銭の十円ばかり落ちて梅雨

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
拙句「一年の」に温かいコメント有難うございました。これからもよろしくお願いします!

さて御句拝読しました。これは皆さんと同じだと思いますが、一覧にある時の印象は、ご自身のコメントとは異なっていました。

初読では、店員さんからお釣りをもらう時にもらい損ねて落としてしまった句だと思いました。「十円ばかり」は「十円ほど」の意味かと。

そのお釣りは、転がってどこかへ行ってしまったのです。すまながる店員さん。
コロナまでは手を添えて両手で手渡ししてくれたお釣りを、他店では、コロナ対策とのことでトレーに置くようになっている。
しかしこの店員さんは、きちんと手渡しをしてくれる。「気持ちがいいな」「誠意が感じられるな」とか思っていたところに、そんな失敗をしてしまった。これでこの人も、トレー渡しに変えてしまうかもしれない…という句かと思いました。
そうだとして、次の提案句を考えていました。

・釣り銭を受け取り損ね梅雨さなか

引き続き、手渡しを続けられんことを祈ります。

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「写真に見る若き祖父母や梅雨の晴」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 写真に見る若き祖父母や梅雨の晴

元高校球児のつちやさん、こんにちは。
ど素人だろうとなんだろうと、ここは練習する道場ですから遠慮なくご投句なさったらいいと思います。
皆さんがご意見くださいますから参考にして、余裕が出てきたらコメントくださった方々の句にお返ししていくとさらに勉強になります。

体験したことを句にするのでいいのですよ!体験したことのないことを詠もうとしても大変です(笑)。

さて御句拝読しました。光景は鮮やかに浮かぶのですが、二点引っかかりました。
上五はどのように読みますか?写真を「しゃしん」と読むと、一音字余りになりますね。字余りは必ずしもNGではありませんが、リズムが悪くなることがありますので、できれば五音がいいと思います。
「フォト」と読めば五音ですが、そんなオシャレなことを?

もう一つは、下五の季語の「梅雨の晴れ」です。「梅雨晴」というお題を意識したのだと思いますが、「梅雨の晴れ」という言い方があるのかなぁ?
これは季語に詳しい他の方々のご意見を頂戴したいです。

私の提案句はこの二点を解消するために、

・アルバムの若き祖父母や梅雨晴れ間

と置かせていただきます。

点数: 0

「夏は夜コンビナートに我ひとり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏は夜コンビナートに我ひとり

こんにちは。白南風と黒南風様、いつもお世話になってます。ご無沙汰してます!お元気ですか?
御句拝読しました。これは女性の句とのこと、ムードありますね。

コンビナートの夜景を一人で見ている、という雰囲気に思いますが、原句ではコンビナートそのものにいらっしゃいますね。

上五の「夏は夜」の「は」はこだわりがありますか?私は「夏の夜」がいいと思いました。

・夏の夜コンビナートを我ひとり

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「花曇り行く手阻んでにべもなし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花曇り行く手阻んでにべもなし

シオンさん、こんにちは。
御句拝読しました。
色の淡い桜の花は青空に映えますから、お花見を予定していたら、からっと晴れて欲しいですよね。そのお気持ちはわかります。

しかし「行く手を阻む」とか、「にべもない」とかの措辞は、ちょっと強すぎるかなと思いました。

残念だというお気持ちからの表現だとは思いますが、天気が思う通りでなくても桜のせいではないですし、素っ気ないわけでも拒絶しているわけでもないと思いますよ。桜が可哀想です。

むしろ、花曇りですから雨に降られたわけではないですし、暑過ぎず眩し過ぎない、程よい空模様だと思って楽しんではいかがですか?

と言っても、来年の話になりますが、桜はまた咲きますから!

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