「平凡な暮らしに添ふるメロンかな」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 平凡な暮らしに添ふるメロンかな
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句「一年の」に温かいコメント有難うございました。これからもよろしくお願いします。
このギュッと四国というのは不勉強にして存じませんでした。
しかし卓鐘さんにしても、イサクさんも、げばさんも、色々なところにご投句なさっていますねー。それもみんな夏井先生。
いや、他の先生のところにもご投句なさっていてもそれは話題に上らないだけでしょうか?
さて御句拝読しました。私が子供の頃は、西瓜は食べてもメロンなどは本当に特別な食べ物で、高級な果物店に桐の箱に入って並んでいて、目の玉が飛び出るような値段でした。
ご存知かどうか、ドクターXという番組で、岸辺一徳が高額な請求書を持っていく時にメロンを持参しますね、あの感じでした。
ですので平凡な暮らしには、まるで縁がなかったです(笑)。
結婚式か、病気の見舞いか、葬式のお供物のお下がりか…。
御句の場合は、「平凡な暮らしに添ふる」という措辞が「メロンは普通の食べ物だよ」という感じで、「メロンは特別で高価なもの」という今回の兼題の季語のポイントとは違うと取られたのではないでしょうか。
そんな私ですから、今でもスーパーの店先でメロンが山積みになっていたりすると複雑な心境です。
と言いながら、今朝もいただきましたが…。
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