「梅まつり野点で正座足痺れ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 梅まつり野点で正座足痺れ
猛虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。慈雨さんと似たようなコメントになりますが、ご容赦ください。
御句、実にもったいない。
この季節の一番のイベントである梅まつりに参加して、しかも野点を楽しんだというのに、足が痺れたというのでは。
いや、もちろん、確かに足は痺れたのでしょう。日記とかならいいですし、友達に話すのであればウケるでしょう。
でも俳句ですから、そこはちょっと風情とか、詩情とかを伝えたいですね。
その簡単な方法は、結論を言ってしまわずに、たとえば御句では、「長いこと正座をしていた」にとどめると、読み手は、「ああ、この人は足が痺れたのではないかな」とか想像してくれる、そういう作りだといいと思いますよ。
・梅まつり野点の正座の長きかな
これがベストとかではないですよ、例えばです。
・梅まつり君と正座の野点かな
これは嬉しくて、痺れを我慢していた句です(笑)。
さらに、
・梅の枝添えて出される野点かな
・梅の香を合わせ一服野点かな
この二句は、せっかくの梅の季節のイベントであるということを加えてみたものです。
よろしくお願いします。
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