俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1307ページ目

部屋干しの匂いも消えて夏来たる

回答者 なお

添削した俳句: 部屋干しのにほひも消えぬ夏は来ぬ

こんにちは。
げばげば様、いつも勉強させていただいております。

拙句「素麺のつゆ」ご評価ご添削有難うございました。

御句、お気持ちはよくわかります。梅雨の時期は外に干せなくて、早くスカッとしたい、カラッと晴れ上がった空が見たい〜と思いますよね。
御句を拝読して、まずひっかかりましたのは、「消えぬ」の解釈。夏は来ぬのほうは、私の好きな歌から意味はわかっていました。でも小さい頃は、夏は来ないことと思っていました(笑)。
消えぬでは、消えないという意味だから、部屋干しの匂いが消えないまま夏が来てしまうの?変な句。でもいくらなんでもそれは違うだろうとも思いました。そして皆さんのコメントを拝見したら、卓鐘さんから詳しい解説。よくわかりました。消えぬで消えずと消えたの二つの意味があるのですね。それならここは「消えた」でしょう。
提案句は、他の読み手の方々を悩ませないように、口語にしました。「にほひ」はともかく、「夏は来ぬ」はきれいなので残したかったのですが、バランスが悪いので…。

早く梅雨が明けて、部屋干しの匂いとともにげばさんのお悩みもスカッと消えてくれるといいですね!

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葛切や卯達のあがる古都の家

回答者 なお

添削した俳句: 葛切や卯建を誇る古都町家

こんにちは。藤井茂様、いつも勉強させていただいております。

御句、その古い、格調の高い町並みが目に浮かぶようで、私も一緒に旅をしているようです。

しかし、卯達といえば、誇るというよりここはいっそあがるとしませんか?そして、卯達があるなら町家ですから、単に家とします。

いかがでしょうか?
うだつのあがらない男より

点数: 0

「登山路やただ黙々と〱」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 登山路やただ黙々と〱

こんにちは。卓鐘様、いつも勉強させていただいております。

御句、山登りの時の情景を的確に詠んでおられる。みんなで仲良くおしゃべりしながら、なんていうパーティーもあり、そういう山もありますが、思い出すのはただ黙々と登って下りた山ばかりです。もっとも、だからこそ山頂の昼飯や下山後が楽しいのですけどね。

御句、私のスマホの機能の関係か、下五は小さな四角形が出ているだけ。「なぬ?」と思いました。繰り返しの記号だったのですね!?

卓鐘さんが、歩いている間は「何も考えていない」とおっしゃったので、私からの返句(?)です。

 登山路や後悔温泉生ビール

ずっと考えていることです(笑)。

点数: 0

水銀灯いざ引き時ぞ天の川

回答者 なお

添削した俳句: 水銀の灯の引き時や天の川

こんにちは。
弥平様、いつも勉強させていただいております。

御句、先日の前句では、退場するだけの水銀灯さんを、寿命が尽きた、ということから勝手に「大往生」させてしまいました。失礼しました。

今回はまだ死なせません(笑)。
蛇笏にご挑戦とのこと、敬服します。この点についてはイサク様がご評価なさっておりますし、私にはわかりかねますので触れません。ご容赦ください。

私の提案句ですが、何も描写せず、一方的に自分の意思だけを表示したものです。許されますでしょうか。

点数: 0

斑猫の後ろ姿に迷いなし

回答者 なお

添削した俳句: 道の先行く斑猫に迷ひなし

こんにちは。
イサク様、いつも勉強させていただいております。

御句、たまげました。私は以前、なんか、山道で、ネコがまるで道案内をするがごとくに前を歩いて、それを車が追いかけていく、そんな映像をテレビで見た気がして、それを思い浮かべました。
次に、斑猫が読めなくて(この時点でまだネコ)、「マダラネコ?うーむ、字余りだし、普通こうは言わないな…そうか、ぶちネコだ!」と。「面白かったです!」的な感想をお伝えしようとコメント欄を開き、他の方のご評価拝読してビックリ。なんとハンミョウと読んで虫!この年で初めて知りました。浅学情けなや。

で、提案句は、斑猫にミチオシエという異名があるとのこと、絶えず先をいくのが斑猫であればこういう表現もありではと置かせていただきました。

しかし俳句をやっていると発見の連続です!楽しく学ばせていただいております。感謝です。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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