俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1307ページ目

「日陰のみ霜残りたる遅き朝」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 日陰のみ霜残りたる遅き朝

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句、面白い、含蓄のある句ですね。枕草子で、冬の早朝は霜が降りているけど、昼になると火桶の火も白い灰になってよろしくない、みたいなことが書かれていましたね。かように、遅く起きると風情がなくなるようですよ。

私の提案句ですが、原句では少し説明的な感じがしますので、ちょっと語順を変えさせていただき、

・朝寝して日陰に霜の残りをり

などとさせていただきました。よろしくお願いします。

点数: 0

「吾子よいざ踏み出さんとす霜柱」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 吾子よいざ踏み出さんとす霜柱

よした山月さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、ご自身の小さい頃の体験を「昔こんなことをしたよなぁ」とお詠みになるより、お子さんが今そうしているという想定でお詠みになるのはいいと思います。
小さいお子さんが霜柱をザクザクと踏み潰して歩くのは面白いでしょうねー。

御句ですが、ちょっと肩に力が入り過ぎている感じがしますのと、動作の主体がどなたなのかわかりにくいというのがあると思います。上五中七で「吾子よいざ踏み出さんとす」とお詠みですが、なんか、子どもに声をかけて親が踏み出すようにも読めます(私だけか?)。

・さあ吾子よいざ踏み出さん霜柱

とかにすれば、大袈裟感はそのままですが、踏み出すのは子どものように思えてくると思います。
お子さんが二人以上なら、

・さあ吾子ら踏み出してみよ霜柱

とかもありかと思いますが、とにかく大袈裟なような…。

私の提案句ですが、コメントからオノマトペをお借りして、

・ザクザクと吾子の踏み出す霜の庭

こういうのではダメでしょうか?

点数: 1

「冬の月林檎の花の色に似て」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬の月林檎の花の色に似て

堀籠美雪さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、初読では、季語がダブっているのでは?と思いました。冬の月は冬、林檎は秋、林檎の花といえば春ですね。どうしたものかと思いましたが、すぐに、そうか、ここで林檎は比喩だから季語の扱いにはならないのか、と思い至りました。

きれいな句です。私も冬の月は他の季節より白っぽい気がしていました。林檎の花って、あらためてGoogleで見ましたが、桜と同じバラ科だけあって、なんとも清楚で可憐な花ですね。
提案句としましては、中七以下はもはや比喩とわかっているので最後の「似て」はなくてもいいのかと思い、次のようなものが思い浮かびました。

・冬の月それは林檎の花の色

まんま説明のようにも思えますが、ベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」のイメージです。古くてすみません。

点数: 1

「フェラーリの屋根に一羽の寒鴉」の批評

回答者 なお

添削した俳句: フェラーリの屋根に一羽の寒鴉

こんにちは。いくたドロップ様、いつもお世話になってます。

御句、面白い光景を目にしましたね。そのフェラーリの持ち主、もしそこにいたら大変でしたね。爪で傷つけられても嫌だし、クチバシで突っつかれてもフンをされても嫌だし…。早くそっと飛び去って欲しいでしょうね。

実は私は、昨晩から、「高級車の屋根にカラスがいるだけでしょ?それがどうしたの?何か、もう一捻り欲しいなぁ」とか思って、提案句を考えていたのですが、なかなか思い浮かばない。
えい、もう、コメントを書き始めてしまえ、そうすれば何か浮かぶだろう、とコメントを書き始めたわけです。
そうしたら、結構面白いコメントが(自画自賛)。
そこでこんなのいかがでしょう?

・フェラーリの屋根に居座る寒鴉

実際に「居座る」ほど長時間いたのかはわかりませんし、そもそも情景描写に達したほうがいいのかもしれません。カラスの心境はわからないし。
でもこのような色合いを入れたがるのが私の癖ですので、ご勘弁ください。

点数: 1

「カッとなる脳の仕組や冬の雨」の批評

回答者 なお

添削した俳句: カッとなる脳の仕組や冬の雨

堀籠美雪さん、こんにちは。初めまして。
ホリゴメミユキさんですよね?お名前は、過去のご投句でよく拝見していました。お帰りなさいませ!

私は、俳号というほどでもありませんが、「なおじい」と申します。今年の梅雨の頃からお仲間に入れていただいております。以前から短歌、作詞などはやっており、仕事の一部に文章校正などはあるものの、俳句はズブのど素人です。それにも関わらず、高齢であることを背景に偉そうなことを言わせていただいています。皆さんのご指導を仰ぎながら楽しくやらせていただいています。

堀籠さんも、お身体に配慮して、無理のないように、ゆっくりまたお始めください。
時に的外れなコメント出すかもしれませんが、おやじのたわごととご容赦くださいねm(_ _)m

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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キャタピラに蝶のとまりて戦止む

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投稿日時:

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