「風鈴の透かした水色友の声」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 風鈴の透かした水色友の声
ごうざんぜさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
二句目、早いですね!作りためているのですか?夏から?
まず、御句、全体的にわかりにくいです。「風鈴の透かした水色」これは、普通は「水色の透明なガラスの風鈴」と思うでしょう。それにしてはちょっと表現が変だなと思いながら。そうしたら、「風鈴を透かして見た夏の空」のことですか?わかりにくい。せめてそれが真っ青とかならまだしも、水色では。「水色の空」って、言いますかね。普通は青い空では?
もちろん、なんでも普通がいいというわけではありません。独創的な、他にない考え方も貴重です。しかし、五七五と十七音しかないので、特殊な表現は伝わりにくいというリスクはあります。自然な詠みが一番です。
そしてそこに友の声。やはり唐突感はあります。顔でも同じです。
ごうさんのお詠みになりたかったであろう句になんとか近づけてみた提案句です。
・友来たる風鈴透けて青い空
私も初心者ですが、このように他の方の句に対して、下手でも「私ならこうする」という提案句を投稿し続けています。なぜならこれがとても勉強になるからです。
なお、ご自身でも気にしておられますが、できれば時季に合った句のご投稿が望ましいですね。最初はいいですけど、慣れていらしたら、一緒に季節を楽しみましょう。
点数: 1