俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1306ページ目

「風鈴の透かした水色友の声」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風鈴の透かした水色友の声

ごうざんぜさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
二句目、早いですね!作りためているのですか?夏から?

まず、御句、全体的にわかりにくいです。「風鈴の透かした水色」これは、普通は「水色の透明なガラスの風鈴」と思うでしょう。それにしてはちょっと表現が変だなと思いながら。そうしたら、「風鈴を透かして見た夏の空」のことですか?わかりにくい。せめてそれが真っ青とかならまだしも、水色では。「水色の空」って、言いますかね。普通は青い空では?
もちろん、なんでも普通がいいというわけではありません。独創的な、他にない考え方も貴重です。しかし、五七五と十七音しかないので、特殊な表現は伝わりにくいというリスクはあります。自然な詠みが一番です。

そしてそこに友の声。やはり唐突感はあります。顔でも同じです。

ごうさんのお詠みになりたかったであろう句になんとか近づけてみた提案句です。

・友来たる風鈴透けて青い空

私も初心者ですが、このように他の方の句に対して、下手でも「私ならこうする」という提案句を投稿し続けています。なぜならこれがとても勉強になるからです。

なお、ご自身でも気にしておられますが、できれば時季に合った句のご投稿が望ましいですね。最初はいいですけど、慣れていらしたら、一緒に季節を楽しみましょう。

点数: 1

「群鴨の一羽一羽の会話かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 群鴨の一羽一羽の会話かな

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
御句、私は鴨って近所の池に沢山いると思っていましたけど、あれは違う鳥なのかな?
あるいは、私が「沢山いる」と思うレベルと、負乗さんの「見なくなった」という数のレベルの違いか…。

御句は面白い着眼点と思いますが、やはり「群鴨」が読めなかったのと、「一羽一羽の会話」という
措辞が気になった点です。人間で言えば「一人ひとりの会話」となり、会話は二人以上でするものと思うので、なんだか「?」という感じでした。

おっしゃることはわかる気がしますので、こういうのではいかがでしょうか。

・鳴き声は会話なのかも鴨の群れ

点数: 1

「薄雪や口先白く耳赤く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 薄雪や口先白く耳赤く

ごうざんぜさん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

俳句初心者とのことですが、きれいな五七五の定型で、季語もあり、しっかりなさっています。

問題は「口先」です。おそらくごうさんは「口から出たもの」というような意味でお使いと思いますが、「口先」は良い意味がないですよ。お調べください。

そこで提案句です。

・薄雪や吐く息白く耳紅く

おそらくごうさんもこういうことをおっしゃりたかったのではと思います。

しかしいいセンスをお持ちです。次も期待しています。

点数: 1

「バチェラーのデート帰りや北しぶき」の批評

回答者 なお

添削した俳句: バチェラーのデート帰りや北しぶき

カイさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、「バチェラー」と横文字をお使いですが、要するに独身男性のことですね。カイさんはコメントにお書きのような背景をご存知ですから、その悲惨なほうの方人のことをお詠みになったとのことですが、俳句だけを読みますと、「独身男性のデート帰りは北からの風雨」ということになり、わかったようなわからないような意味になります。世の中の独身男性全てがこうではありませんよね。こうなるのは理由があるはずで、やはりそれを言わないと季語も生きないのではと思いました。
その点、よし造さんの提案句はコメントとともに全く同感ですので、よし造さんの句に一票を投じます。

点数: 1

「花道を馬鹿めと揚がる帰り花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花道を馬鹿めと揚がる帰り花

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。

長谷さんは歌舞伎にお詳しいのですね。私などは吉右衛門さんは鬼平犯科帳でしか知りません。
ですから、馬鹿め、とかはわかりません。

ご懸念の「揚がる」につきましては、私も若干の違和感がありました。調べましたら、「揚がる」は遊郭に遊ぶことも言うらしいです。落語「付き馬」でもありますね。
で、ここは私は「戻る」でどうかと思いました。

・花道を馬鹿めと戻る帰り花

そうすると「戻る」「帰る」と繋がってしまいますので、この手当ては必要ですが。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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