俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1304ページ目

「寒雀吾子の歩みにあわせ跳ぶ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 寒雀吾子の歩みにあわせ跳ぶ

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。暖かな、可愛らしい光景が浮かびますよ。
これが鳩ですと、お子さんが埋もれてしまうこともあろうかと思いますが、スズメちゃんですから安心ですね(笑)。

さて、私は下五の「あわせ跳ぶ」がちょっと気になりました。あつこんさんは「あわせて、跳ぶ」という意図だと思いますが、「あわせ跳ぶ」という一つの動詞のように読めてしまいます。これは避けたいと思いました。

そこで私の提案句ですが、まず、御句の形を出来るだけ残す句です。

・寒雀跳ぶや我が子の歩に合わせ

次はちょっと形を変えたものです。

・幼な子を取り巻き跳ねる寒雀

しかし微笑ましい映像ですねー。

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「ひるなかの布団くうふくの二人」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ひるなかの布団くうふくの二人

清野亀太さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。お幸せそうで、いいですねー。まだご夫婦ともにお若くて、仲もよろしいのでしょうね。私には幾重にもうらやましいです(笑)。

さて御句、まず、俳句は五七五が基本ですが、御句は五八三。定型でいきましょう! また、漢字をひらがなに開いたからといって、うとうと感は出ません!(うらやましいので厳しくなっているのかも(笑))。

清野さんのご要望のような提案句を考えてみました。

・腹ペコの布団の二人昼下がり
・腹減るも布団出られぬ二人かな
・昼飯も二人の布団抜けられず

なんだかどれも川柳のようです。まるで詩情がなく諧謔味ばかり強い。

この際、こうしてしまいましょう。

・ウーバーを頼む布団の二人かな

点数: 0

「さて煮るか蒸かすか焼くか菠薐草」の批評

回答者 なお

添削した俳句: さて煮るか蒸かすか焼くか菠薐草

こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
まず驚いたのは、ほうれん草って、こう書くのですね!?ほうれん草とは思いませんでした。私は普段はひらがなで書き、漢字の時は法蓮草と書いていましたから。勉強になりました。
ほうれん草と思わなかったもう一つの理由は、調理法です。我が家では、秋沙美さんが挙げた「煮る、蒸す、焼く」どれもしません。茹でるか炒めるしかしないもので…。
はやさんのコメント、またまた秀逸。おそらくほうれん草が「煮るなり焼くなり、どうにでもしてくれぃ」と言ったのでしょう(笑)。

さて、お勧め調理法ですが、以前よく通った店で「ポパイベーコンサラダ」というのがありました。生のザク切りのほうれん草の上に、炒めたベーコンを油と共にかけて食べます。

・生で喰ふ自然の甘み法蓮草

会社の近くの魚料理の店に、「かきとほうれん草の炒め定食」があります。いつも美味しそうだなと思いながら、焼き魚が美味いので頼んでいません(明日頼もう)。
あとは味噌汁の具かな。おひたしはよく食べますが、それはいいのですよね。
昨日の新聞に、「ほうれん草は抗酸化物質であるルテインを多く含むので目にいい」というようなことが書いてありました。それを待たずとも、緑黄色野菜は身体にいいです。たくさん摂りましょう!

点数: 0

「月冴ゆる青きゴッホの筆先に」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月冴ゆる青きゴッホの筆先に

Ginさん、こんにちは。サンレミの方ですね。
御句拝読しました。ゴッホがお好きなのですね。
初読で、ゴッホの絵について詠んだ句だと思いました。それだとどうかな、と思いました。
コメント拝読して、実際の月を見て、ゴッホの絵のようだ、とお感じになった句だとわかりました。
しかし、俳句を読む限り、そうは読めませんね。
特に「筆先に」の語がありますので、絵の中の世界と思うのが普通です。これでは、月が季語として生きません。

提案句としては、

・月冴ゆるゴッホの青き絵のように

あまり面白くないですが、このようなことになるのではないかと。

点数: 0

「冬の川枯れる十時に月が咲く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬の川枯れる十時に月が咲く

如月さん。こんにちは。
御句拝読しました。
以前、得意先に、「十時」というマジックバーに接待で連れていっていただいたことがあります。ここは多数のマジシャンがいて、客のテーブルでマジック(手品)をやってくれます。とても楽しかったです。
御句を拝読して、その記憶がよみがえりました。「十時」というそのものズバリの言葉もさることながら、俳句自体がマジックのようだからです。

真面目なきちんとしたコメントは、イサクさんがしてくださっていますので、私はこんな調子でご容赦ください。

季語の点は確かにそうですが、やはり枯れた川に月が咲く(映る)とか、なぜ十時?夜ではダメなの?ていうか、月と言っているのだから夜すら必要ないですよね、とか、そういうところが気になりました。

・冬の月川面に咲かす小花かな

提案句このように考えましたが、イサクさんの提案句のほうがいいと思います。

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