「寒雀吾子の歩みにあわせ跳ぶ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 寒雀吾子の歩みにあわせ跳ぶ
こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。暖かな、可愛らしい光景が浮かびますよ。
これが鳩ですと、お子さんが埋もれてしまうこともあろうかと思いますが、スズメちゃんですから安心ですね(笑)。
さて、私は下五の「あわせ跳ぶ」がちょっと気になりました。あつこんさんは「あわせて、跳ぶ」という意図だと思いますが、「あわせ跳ぶ」という一つの動詞のように読めてしまいます。これは避けたいと思いました。
そこで私の提案句ですが、まず、御句の形を出来るだけ残す句です。
・寒雀跳ぶや我が子の歩に合わせ
次はちょっと形を変えたものです。
・幼な子を取り巻き跳ねる寒雀
しかし微笑ましい映像ですねー。
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