俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1304ページ目

「去年日傘しばらく雨に濡らしけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 去年日傘しばらく雨に濡らしけり

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。その時の光景が浮かびますし、負乗さんのお気持ちもわかりますよ。
ただ、ご自身でもご懸念のように、去年日傘はちょっと…と思いました。去年は新年の季語ですし、そうでなく扱うとしても、「去年の日傘」と「の」を入れたいです。

「古日傘」はどうでしょう?と思いましたら、竜子さんが(笑)!

少し違えて提案します。

・亡き母の日傘しばらく日に干せり

お母さまご存命だったらごめんなさい!

負乗さん、いつも有難うございます。よろしくお願いします!

点数: 3

「蝉の音白煙濁く夜空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 蝉の音白煙濁く夜空

田中万次郎さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。夜にお仕事とか終わってくつろいだひとときの句ですね。そういう時に俳句を思いつくというのはすごいですね!

御句、とてもいい雰囲気です。さらに良くするためにちょっとだけお伝えさせてください。

上五「蝉の音」ですが、機械とかでなく動物ですので、もちろん口から発しているわけではないですが「蝉の声」ではいかがでしょうか?

中七「白煙」ですが、何の煙かわかってもらえないともったいないので、「紫煙」ではいかがでしょうか。紫煙はタバコの煙のことです。

「濁く」ですが、ちょっと読みにくいので(実は私もまだ読めていません)、できるだけ多くの人に共感してもらうために他のわかりやすい語に置き替えてはいかがでしょうか?

下五の「夜空」ですが、それなりのムードはありますが、読み手の想像を膨らませるために、単に空でもいいかと思いましたがいかがでしょうか。

これらから、

・蝉の声紫煙と空に吸はれゆく

と提案させていただきます。

田中さんはとてもいい感性をお持ちのようですので、ぜひまた聞かせてください。お待ちしてます!

点数: 1

「ひたすらに歩き続けて玉の汗」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ひたすらに歩き続けて玉の汗

馬場芳樹さん、こんにちは。
いつも私のコメントに気持ちのいい反応してくださって、有難うございます!
私も褒めるばかりではなく、時には辛口のことをお伝えすることもありますが、対面ではないこと、それゆえに相手がどのような方かわからないことから、ものの言い方には気をつけているつもりです。
それでもハラハラです。
そんな中、芳樹さんのように(笙染さんもですが)前向きに受け止めてくださると本当にホッとします。

さて御句拝読しました。この暑い中、「ひたすらに歩き続け」たら玉の汗も出ますよね。
それは誰でも共感するのですが、それでももう少し情報を乗せて、作者の気持ちに少しでも近くで共感してもらいたいですよね。あさってのところで共感されるより(笑)。
それは、想像の幅を狭めるということではなく、光景を少し具体的にして共感を誘うということです。

前置きが長くなりましたが、御句に、たとえば場所とか時間とか、あるいは歩いた目的とかを付加したら、それだけ光景が鮮やかになってくるのではないでしょうか。
例えば商店街、図書館へ、三時間、道迷い・・・。

あえて提案句は置きませんが(置かないのかい!)、よろしくお願いします。

点数: 1

「ナチュラルに虫対策やラベンダー」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ナチュラルに虫対策やラベンダー

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。ラベンダーが季語ですか!おしゃれですね。それも香水とか、そちらの方ではなくて虫対策とは。まいりました!

さて御句、上五「ナチュラルに」、と「に」で受けますと、手段・方法の説明のようになり、好ましくないかもしれません。「ナチュラルな」と形容詞的に受けた方がいいと思います。
ただ、「ナチュラル」もいいですが、他にも言い方がありますね。

・虫対策オーガニックにラベンダー
・自然派の防虫対策ラベンダー(中八)
・虫除けは自然の力(ちから)ラベンダー

なんだか、提案というより、笙染さんの句をヒントに色々楽しませてもらいました。有難うございました!

点数: 0

「漣のいろの変はるや夏の宵」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 漣のいろの変はるや夏の宵

おかえさきさん、こんにちは。
御句、というよりコメント拝読しました。

その、返信しない人って、私ではないですよね?私は猿と言ってもらえたことが逆に本当に嬉しくて、すぐに返信しましたよね?

私ではないとしたら、だいたい想像はつくのですが、おそらくその方は、最近誰にも返信をしていないのだと思いますよ。お気になさらないことです。

とにかくおかえさんにはいつまでもいてほしいです。おかえさんには。

しかしスマホが勝手に「お母さん」と変換しそうになるのが困りものです(笑)。今度、もしそんなことがあっても、他意はないので許してください!

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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