俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1302ページ目

「稲を刈る軽きハンドル捌く老」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 稲を刈る軽きハンドル捌く老

ヒロちゃん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、情景はみえるのですが、なんだか流れがバタバタしていませんか?それに最後にポコっと「老」の一文字。なんだか削除忘れのようですよ。

形を整えて、

・稲を刈るハンドル軽き老農夫

とかではダメですか?

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「色葉舞う大雪からの風強く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 色葉舞う大雪からの風強く

HIGUMAさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
感想と言えるかどうかわかりませんが、俳句はコメントとか抜きで五七五だけ読むものです。
その点で、御句の「大雪」、これは一般的には雪がたくさん降ること、すなわち「おおゆき」です。そうしますと、たくさんの雪が降ったあとで吹く風、と思う人は少なくないと思います。
それでもそれなりの俳句にはなると思いますが、作者の本意とするところではないですね。ではどうしたらいいか。

私は「大雪おろし」をお勧めします。おろしは「颪」と書いて、「その山から吹いてくる(冷たい)風」を意味します。そうです、有名な阪神タイガースの「六甲おろし」、あの「おろし」です。あと赤城おろしとか比叡おろし等も有名ですね。

大雪おろしと言えば、山は付かなくても大雪山から吹き下ろす風のこととわかってもらえます。
そこで私の提案句です。

・色葉舞ふ風は大雪おろしかな

「大雪おろし」に風の意味があるので、「風は」と置くのに若干の抵抗がありましたが、あとはお任せします。

点数: 0

「リハビリやこの道行けば冬すみれ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: リハビリやこの道行けば冬すみれ

こんにちは。藤井茂様、いつもお世話になってます。お久しぶりです。リハビリの毎日とは大変ですね。ご無理なさらずお大事になさってください。

御句、初読でもいい感じと思いましたが、コメントを拝読してますますその思いを強くしました。
リハビリのために歩いていらっしゃるのですね。
我々がのほほんと歩いているのと違って、やはりお辛いでしょう。
そんな時、何か楽しみがあるといいですね。
私の母は、リハビリというわけではありませんが、散歩中に会う小さい子の笑顔を見ることや、小さい犬や猫、そして少しずつ伸びる草花を見るのを楽しみにしていました。
藤井さんの場合は、冬すみれですね。頑張ってこの道を行けば、好きな冬すみれが咲いているのが見られる。それが楽しみではないでしょうか?リハビリの励みになりますね。

我が家の前の道は車が通らなくて、緑も多いので、ご高齢の方々がよく歩いていらっしゃいます。
藤井さんも焦ることなく、ゆっくりとリハビリおすすめくださいね。

点数: 0

「白菜の夕餉にザックリ四半分」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白菜の夕餉にザックリ四半分

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句、そうか!この「ザックリ」は、白菜を包丁で切る音なのですね?
私達は仕事でよく「ザックリ」という言葉を使います。細かいことはいいから概要を、とか、概算でとかいう意味です。
ですからこの句も、「だいたい四半分」「大まかに言えば四分の一」という意味かと思っていました。違いましたね。

・白菜や老ひの夕餉に四半分

うーん、助詞が難しいです。コメントの「白菜の四半分にて足る夕餉」、悪くないと思いますが?

点数: 0

「愛犬のしっぽもなびく木枯らしに」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 愛犬のしっぽもなびく木枯らしに

俳句太郎さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。木枯らしがお好きなんですね。

御句、倒置法が使われていますね。これは効果を狙ってのことと思いますが、狙いは達成できましたでしょうか?
私は、「愛犬」というのがちょっと気になりました。「愛犬と言わなくてはいけないのかな…。犬ではダメか?」 「いや、その前に、なぜ愛犬はダメなの?」
全く個人的な感覚ですが、大人が自分の母親を「ウチのお母さんが…」と言うような感じというか、会社員が自社の社員を外部に「さん」付けで紹介しているようだというか…。個人的な意見です。

私の提案句は次の通りです。

・木枯らしに犬の尻尾も震へけり

一般的に、犬と言えば自分のお散歩させている犬のことではないかと思えませんか?ダメかな?
また、この提案句で、「犬の尻尾も震えている」と言えば、犬の胴体が震えている、のみならず飼い主である作者も寒さに震えている、という光景が想像できないでしょうか?

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なおさんの俳句添削依頼

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要望:厳しくしてください

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