俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1301ページ目

「朝帰り冬青空はよそよそし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝帰り冬青空はよそよそし

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句、いいですねー。この感じ、わかりますよ。私は最近はしませんが、若い時は友だちと飲み過ぎて、そいつの家に泊めてもらい、朝帰りしたことはありました。
普通の日に晴天なら爽やかで気持ちがいいですが、朝帰りの時に晴れ渡った青空が広がっていても、申し訳ないというか、後ろめたいというか、ほっといてくれというか、もったいないというか、微妙な気持ちですよね。
私は、げばさんのコメントが、意に反して不倫の女性に走って行ってしまうのは止められませんでしたが、俳句はいいと思いました。

ただ、私ならこうするという提案句を置かせてください。ベターだということではありません。

・朝帰りに冬の青空よそよそし

点数: 1

「はらはらと蝶の舞うごと銀杏散る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: はらはらと蝶の舞うごと銀杏散る

ヒロさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、いいですね。私もこのように感じることありますよ。家の近所に銀杏並木があり、そろそろきれいな黄色に色づいてきました。その葉の落ちる様は、たまに冬の蝶のように思えるときがあります。

ただ、はらはらという形容が当てはまるかどうかは微妙ですね。はらはらは上から下への動きしか形容しておらず、それが複数連続しているように思います。

私が蝶のように思える時は、風のせいか、落ち葉が「寄り道をする」のです。

・蝶の舞ふごとく黄金の銀杏散る

点数: 0

「夢追いてジェットの窓に冬の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夢追いてジェットの窓に冬の空

肥川成可さん、こんにちは。
御句の感想を置かせていただきます。

俳句って難しい」…。本当ですよね。私は初心者ですが、俳句は入り口が広く始めるハードルは低いですが、奥は果たしなく広く、ハードルはいくつも続いているようです。

しかし、楽しまないと損ですよ。楽しみにすると毎日の生活が何倍も豊かになると思いますが、逆に苦痛になったりすると、人生もったいないです。

さて御句ですが、前句は羽田でしたがもう飛行機に乗ったのですか?
少し気になりましたのは、「夢」、これはとても曖昧で、その人にとって何が夢なのかは周りにはわかりません。それに、多くの場合は「叶えたい望み」という意味でしょうけど、場合により、夜に寝ている間に見るもののことだったりします。それだけでも全然意味が異なります。

また、「ジェット」も、肥川さんはジェット機の意味でお使いと思いますが、必ずしもそうとは限りません。

俳句は何のために作り、そして何のために人に見せるのでしょう。
それを考えるといいですよ。そうすると、作る時に気をつけるべき注意点のようなものが自ずとわかってくると思います。

まだ駆け出しの私が偉そうなことを申し上げて失礼しました。「俳句って難しい」などというコメントを拝読しましたので、たまらずお節介をしてしまいました。ご容赦ください。

点数: 1

「いざ羽田翼に夢を冬の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: いざ羽田翼に夢を冬の空

肥川成可さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、確かにこれから飛行機を使った旅も復活してほしいですよね。
しかし、御句は、上五と中七と下五がバラバラのような気がします。
まず、「いざ羽田」。これは、これから羽田から飛行機に乗ろうと向かっているか、今まさに羽田に着いたとかですよね。
「翼に夢を」。なんとなくカッコいいのですが、あまりに抽象的で実は意味がわかりません。
「冬の空」。季語ですので仕方ないですが、せっかく夢が膨らんだ気持ちが、暗く重たいイメージになります。
この後ちょっと時間がなくて提案句を置けず申し訳ありません。
後ほど、時間が出来ましたら置かせていただきます。よろしくお願いします。

点数: 1

「風の子や枯葉踏み踏みご満悦」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風の子や枯葉踏み踏みご満悦

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句、この着眼点は私も共感します。枯葉を見て侘び寂びを感じる大人と、遊びに変える子どもの対比。いいですねー。

「厳しくしてください」とのご要望ですので申し上げます。そうした面白さを台無しにしているのが下五の「ご満悦」です。
すでに、他の方からも出ていますが、私もあえてお伝えさせていただきます。
人の感情を詠み込んではダメです。人の気持ちはわかりません。いくら子どもでも。いくら傍目には楽しそうでも。
ご自身がご満悦なら構いません。しかしご自身であっても、ご満悦とは言わずに満たされた気持ちを表せればもっといいです。

ちょっと提案句をご覧ください。

・枯葉踏みゆく風流を知らぬ子ら

これだと、子どもたちから怒られるかもしれません。子どもながら風流を極めた俳句の宗匠かもしれません(笑)。「風流を知らぬ」とか、人のことを言わない方がいいと思います。
そこへいくと、次はまだいいかと思います。

・枯葉踏みゆく子俳句は詠まずして

よしたさんが俳句を考えている傍を、子らが遊びながら通り過ぎた、これは事実だからです。

私も俳句に感情を入れて、よくも悪くもご指摘いただきますが、全て自分の心境です。

お互い頑張りましょう!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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