俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1301ページ目

「花野道先生虫に好かれをり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花野道先生虫に好かれをり

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
御句も情景が浮かびました。先生が子どもたちを連れて花野道を歩いている。先生は当然、花の名前を子どもたちに教えようとする。その途端、一人の子どもが「先生、おでこに虫が止まっているよ!」慌てて追い払う先生、笑う子どもたち。気を取り直して先生、花の説明をしようとすると今度は頭の上にトンボが。みんなゲラゲラ。そんな秋の光景。

こういう句、好きです。

点数: 0

「花野来てポケモンさがす二人かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花野来てポケモンさがす二人かな

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。

御句、ポケモンそのものは悪く言いたくないですが、あのポケモンGOはいただけませんね。アイデアは素晴らしい。開発に敬服します。
しかし、自分ではやりたくないし、やっている人を見たくもない。そんな目的で花野には来てほしくないです。

コメントから、長谷さんもそういう思いでお詠みになったと信じてお話を進めさせていただきます。

御句は、下五が「二人かな」と、ポケモン探しのお二人を詠嘆しておられますね。これは、「やれやれ、あの二人は花野まで来てポケモン探しをしているよ。しょうがないなぁ。しかし年寄りだし、まあいいか…」そういう感じの詠嘆ですよね?
それならわかるのですが、しかしそれですと、季語の、一生懸命に花を咲かせている「花野」が、何だか気の毒なような…。
もちろん長谷さんもそう思うからこそ、こんな二人に哀れを感じたのだと思いますが、この二人より花野を主役にしたいと思いました。
その点で、イサクさんの提案句
「ふたりしてポケモンさがす花野かな」
こちらに一票と思いました。「花野」以外がひらがななのは、「二人」は子どもということでしょうか?

しかし、自分でも提案句を置きたいので、下に置かせていただきます。花野を立たせたつもりです。

・ポケモンを目当ても来たる花野かな

点数: 0

「十字架の十字に光る秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 十字架の十字に光る秋の空

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「花野の父母」に温かいコメント有難うございました。よし造さんも同じような体験なさっていたのですね。

御句、情景すごくわかります。
先日、古墳のある公園に散歩に行ったとお伝えしましたが、その高台から白い建物が見えました。見るからに教会なのですが、屋根には十字架がなく、一本の棒が立っているだけ。不思議に思いながら園内の散歩を続け、妻に「さっき教会みたいな建物が見えたのだけど、屋根に棒が立っているだけで、十字架がないんだよ」と伝えましたところ、「何言ってるの?あれでしょ、大きな十字架が立っているよ」と。
えっと振り返ると、そこには秋の空を背景に白亜の教会があり、屋根の上には大きな十字架が燦然と輝いていました。
何のことはない、私が見たときは、その教会を真横から見ていたので、十字架がただの棒のように見えたのですが、妻が見たときは正面に回り込んでいたのでくっきりと十字架に見えたということです。

よし造さん、御句の場所をお借りして私の体験談を語りましてすみません。
よし造さんの句があまりにも心に響きましたので、思わず長くなってしまいました。
良句を有難うございました。

点数: 1

「秋の空響くスターターピストル」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋の空響くスターターピストル

こんにちは。ドロップ様、いつもお世話になってます。

御句、いいですねー。秋の空という「色」に、ピストルの「音」が加わって、表現にふくらみが出ていますね。

しかし、俳句自体の流れが今一つではないかなと思い、その辺をお伝えしようとしましたところ、げばさんがいい提案句を。
「もう言うことないじゃん、げばさんに一票!」と思いましたが、それでは悔しいので(笑)、私も提案句を置かせていただきます。

・よーいドン響くピストル秋の空

点数: 1

「色褪せたフェンスの向こう秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 色褪せたフェンスの向こう秋の空

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。

拙句「花野の父母」コメント有難うございました。励ましと受け取らせていただきました。

御句、とても好きな句です。正直、植物とフェンスの頃は、花の名前を読めないことも手伝って、とにかく理解できませんでした。しかしこの句は、特別な技巧を尽くしたとか、特殊な状況を詠んだとかではないと思いますが、読むものを様々な世界へ誘ってくれます。ある人はフェンスを軽々と越えて秋の空へ飛び出していくでしょうし、またある人は、空を見上げながらもフェンスのせいで身動き出来ずにいるでしょう。「色褪せた」という現在の状況の描写で、長い時間の経過を伝えていますね。また、新しいお題「秋の空」の多面性までも示してくれているようにも思えます。
有難うございます。

点数: 1

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