「木枯らしに踊る子どもや黄の絨毯」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 木枯らしに踊る子どもや黄の絨毯
腰痛さん、こんにちは。膝痛です(笑)。初めまして。
なかなか身につまされる俳号ですね。大丈夫ですか?よろしくお願いします。
御句、光景は鮮やかに浮かびます。ただ、下五の「黄の絨毯」、この絨毯は本物のカーペットではないから季語にはならないとしても、かなり昔から読まれてきたあるある表現です。ご自身でもお悩みになったようですが、これを少し工夫したいです。
あと、細かいことですが、「子ども」は「子」にするとか、音数の節約も考えてみましょう。
木枯らしを生かすと、季重なりを防ぐためにどうしても黄色の絨毯というような表現に頼らざるを得ないようになりますので、季語の置き替えを考えました。
黄の絨毯はイチョウの落葉のことと思いますので、それを詠んだ「銀杏落葉」という季語を使うこともできます。
・銀杏落葉捲き上げ風と遊ぶ子ら
・子のダンス飛び散る銀杏落葉かな
・子は踊る銀杏落葉を蹴りながら
何か参考になりますでしょうか。
よろしくお願いします。
点数: 1