俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1235ページ目

「窓に置く重なる雲と百日紅」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 窓に置く重なる雲と百日紅

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、上五で「窓に置く」とおっしゃっているのは、窓から見える白い雲と、それを背景として鮮やかな紅色に咲く百日紅を、まるで一幅の絵画のように見立てたという、そういう句でしょうか?

そうだとすると、青空、白い雲、百日紅これらの鮮やかな色彩のコントラストが、他の部屋の中の生活感のある色彩との対比で浮かび上がり、上品な句に仕上がっていると思います。
自然できれいな句ですね。

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逃水や祖母の手を引く帰り道

回答者 なお

添削した俳句: 夏の逃げ水祖母の手握る帰り道

茶太郎さん、こんにちは。

御句、季語「逃水」はそれだけで、春から夏にかけての暑い日に道路上に見られる現象のことを言いますので、わざわざ字余りにして「夏の」を付ける必要はありません。
句意が今ひとつ図りかねますが、逃水が出るような暑い日におばあさんと外出した。で、用事が済んだ帰り道の情景ですよね。おばあさんをいたわっているのでしょう。であれば手を握るよりも手を引く、のほうが状況に合っていると思います。交際相手なら「手を握る/手をつなぐ」でいいと思いますが。

点数: 0

「一町の田畑に泣き秋刀魚焼く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 一町の田畑に泣き秋刀魚焼く

こんにちは。藤井茂様、いつもお世話になってます。

御句、色々と複雑なご事情が背景にあるようで、このような問題に疎い私としましては、事情もわからず何か申し上げることを躊躇っています。
「いや、純粋に俳句として…」とおっしゃるかもしれませんが、私には難しく存じます。
他のどなたかが適切なご評価ご提案をなさってくださいますことを期待します。

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飲み屋街納涼の文字寒々し

回答者 なお

添削した俳句: 納涼の文字も寂しき浮かれ街

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

早くマスクなしで、というか時間制限なくお店で自由に飲み会がしたいものですね。

御句ですが、私は初読の際に「浮かれ街」を、時節柄、「金メダルラッシュに浮かれている街」という意味かと思いました。それで「寂しき」との関係を考えたわけですが、その後でご自身のコメントを拝見。すると、この浮かれ街は特に五輪を意識しておらず、「飲み屋街」「歓楽街」という意味と思い直しましたがそれでいいですか?
まあ、「飲み屋街が日本選手の活躍に浮かれている」と言えないこともなく、それなら両方にかかりますね。
提案句は、流れの関係で語順を変えさせていただきました。また、「寂しき」について、お気持ちは大変よくわかりますが、寂しきと言ってしまわずに他の言葉、できれば描写でより寂しさを伝えられないか、と考え、「寒々し」と置いてみました(まだ描写まで行きついていない)。冬の季語っぽいですが、私の調べた限りではセーフのようです。「人がいないから「納涼」どころか寒く感じるよ、やだねえ。」という感じです。よろしくお願いします。

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「田舎道左右振り向く迎陽花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 田舎道左右振り向く迎陽花

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、これは「渋滞の句を詠み直してみました」とのこと、ただ、私はずっと考えていましたが、全く新たな句として捉えました。
どういうことかといいますと、前の渋滞の句は、「車が通るたびにひまわりの首が左右に振れる、渋滞すると車が動かないから振れない」というものでしたね。
それがいいか悪いかは別にして、私はこの句を次のように解釈しました。
ある日、田舎道を走っていると、道の両側に見事なひまわり。走りながら、回れ右したり左を振り向いたりして「おい、すごいぞこの道。右も左もひまわりだらけだよ!」と、ひまわり畑の真ん中を走り抜ける感動を表した句。
左右振り向くのは車に乗っている人で、ひまわりではない。ひまわりが首を左右に振るのは、もう渋滞の句に置いてきました(笑)。

いかがでしょうか?こういう捉え方もありではないですか?

あと、ひまわりの別名を色々教えてくださって有難うございました。この下五は向日葵と書いて「こうじつき」でもいいのかもしれません。

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なおさんの俳句添削依頼

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