俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1235ページ目

「山手線日向ぼっこのため回る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山手線日向ぼっこのため回る

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。拙句にコメントいつも有難うございます。名前間違いはお気になさらないでください。私はしょっちゅうです。というか、イサクさんは必ず全員の句にコメントなさるから無理もないと思います。
私の「調査」は、確かに名句集をちょろっと見ただけです。バレましたね。

さて御句ですが、長谷さんと同じで、山手線が上五にあるからか、主語的な印象で、山手線が日向ぼっこしているように読めてなりませんでした。
私自身、山手線一周をしたことがありますので、その経験から提案句です。

・日向ぼこ寝ても安心山手線

点数: 1

「蕎麦がきの香に袖引かれ参詣す」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 蕎麦がきの香に袖引かれ参詣す

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
卯筒さんは「蕎麦がき」がお好きなのですね。私は蕎麦と言えば麺ばかりで、蕎麦がきは食べたことがありません。蕎麦の香りというと、私はダシの香りですね。

御句、中七「香に袖引かれ」とありますが、「香りに引かれ」ではダメでしょうか。弱くなってしまうのかな…。

点数: 1

「温泉に笑いが響く冬の夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 温泉に笑いが響く冬の夜

肥川成可さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、確かにコロナが一段落して、街に人出が戻り、賑やかになってきましたね。まだマスクは取れませんし、密は避けるようにと不自由さは続きますが、なんでも中止・自粛の頃に比べたら、少し余裕ができてきましたね。

温泉もそうでしょう。もともと温泉はコロナと無縁の場でしたが、笑顔と笑い声が戻ってきましたね。御句は素直にその様子をお詠みになった、いい句だと思います。

ただ、中七で、「笑いが響く」とおっしゃっていますね。日常の会話では全く自然なのですが、俳句では、このような「が」でつなぐ主語述語の文は、説明的、散文的になり、あまり好まれないようです。「息が白い」というより「白い息」と言うほうがいいようですよ。

そこで私の提案句ですが、イサクさんと重ならないようにしますと、

・温泉に戻りし笑顔冬の旅
・冬の日の風呂屋に響く笑ひ声

こんな風になりました。

点数: 1

「この辺に居たよと子が言う焼藷屋」の批評

回答者 なお

添削した俳句: この辺に居たよと子が言う焼藷屋

肥川成可さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、ユーモアと温かみ、そしてささやかな悲哀もあり、いい句だと思います。
ただ、不粋かもしれませんが、二点、細かなことをお伝えします。

俳句は五七五が基本ですが、御句は現在、五八五になっています。字余りは必ずしもいけないことではないようですが、中八だけは出来るだけ避けたほうがいいようです。事実、中八の句を基本形の中七に変えてみると、リズムが良くなります。

次に、「が」という助詞です。「が」を使うということは主語述語の関係になるということで、俳句では好まれない説明口調あるいは散文の形になりやすいので要注意です。

これらを考慮に入れて御句を少し詠み替えさせていただきますと、

・この辺にいたと子の言う焼藷屋

となります。でも「いたよ」の良さが消えてしまいましたね。対策を考えないと…。

点数: 1

「着ぶくれて漁る半額セール服」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 着ぶくれて漁る半額セール服

山田蚯蚓さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、なんか面白いですね。半額だと、ついたくさん買ってしまいそうですね。
しかし、着ぶくれがそれとどういう関係があるのですか?
こういうことを疑問に思うのは、俳句を知らない無粋なオヤジだからかもしれませんが、これは、着ぶくれするほど洋服を持っているのに、半額セールに連れられて、まだ買おうとしている、というおかしみですか?
私はこれまで着ぶくれとは、寒さ対策とばかり思っていたので少々戸惑っています。
ですのでこれが、「寒い中でまあ、ご苦労様ですねー」という自虐的な意味を出すなら、こんなのはいかがでしょう。

・着ぶくれて漁る半額青空市

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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古民家に偲ぶ昭和や春時雨

回答数 : 8

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点滴のスタンド歩く春廊下

回答数 : 22

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風花を吹雪とぞ呼ぶ都会の子

回答数 : 5

投稿日時:

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コスモスや湖は見えねど湖の風

作者名 久田しげき 回答数 : 1

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