俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1234ページ目

「どこまでも透明な僕と朝氷柱」の批評

回答者 なお

添削した俳句: どこまでも透明な僕と朝氷柱

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
拙句「カニ缶」にコメントおよびご提案句を有難うございました。世相を感じてもらえましたか!私は「なおさん、ウチはずっとカニ缶をもらっているよ?オタクだけではないの?ツナ缶になったのは?」とか言われたらどうしようかと思っていました(笑)。

さて御句拝読しました。最初は意味がつかみにくかったですけど、何度か読ませていただくと、透明という言葉が朝のツララと響いて、いい句だなと受け取れました。

ただ、私の受け取り方は、ご自身のコメントとは違って、「僕って隠し事とか、嘘とかがないんだ」とか、「昨夜のうちにやるべきことはやり終えた、言うべきことは全て言ったよ、ああ、なんて清々しい朝なんだ」という意味の「透明な僕」と思いました。
透明=清廉潔白、という意味と取りますのでこのままでよく、あと、下五のツララを「かな」で詠嘆してしまうより、昨夜のうちに全て片付いた、という意味で朝氷柱のほうがいいと思います。

でも、「僕」は、どうかなぁ…新鮮な感じがするといえばするのですが、ここは、①俳句っぽく=俳句を勉強しているぞと。②性別問わず共感が生まれるように、ということで、「我」とか「吾」、あるいは「自分」とかもありかと思いました。
さらに、あらちゃんさんもおっしゃっていますが、下五、「朝氷柱」でいいのですが、漢字のつながりでちょっと詠みにくいので、「朝つらら」とひらがな表記でもよろしいのではと思いました。

・どこまでも透明なわれ朝つらら

「僕」も捨てがたいなぁ…。それと、絶対いらないと思っていた「僕と」の「と」、これもないと、朝ツララと繋がってしまうか。

・透明な僕の心と朝つらら
・どこまでもクリア氷柱もこの僕も

・・・だんだん深みにハマってきましたのでこの辺で。よろしくお願いします!

点数: 1

「麗しやはいからさんの白ショール」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 麗しやはいからさんの白ショール

るるさん、こんにちは。
御句拝読しました。
ご自分の好きなフレーズを駆使して、バラエティ豊かな句を作るのは楽しいですよ!ぜひ聞かせてください。
私は白ショールって、マフラーの幅広のようなものを想像しました。寒くなると女性が肩に羽織っていますね。なんか、おしゃれでエレガントですよね。かつて私はあれは家にある膝掛けを肩に掛けてきたのかと思っていました(汗)。バカです。

さて御句、先の方々がおっしゃっていますが、自分の主観的な感情を(まして冒頭に)入れるより、情景を客観的に描写して、読み手に「ああ、それは麗しいなぁ」と思ってもらうような、そんな作りに出来たらと思います。

・良き香り白きショールのハイカラさん
・背の高きハイカラさんの白ショール

ハイカラ度を少しでも高めるために、「はいから」より「ハイカラ」にしました。「ハイカラさん」だけで十分麗しいですよ!

点数: 1

「粉雪の電話ボックス仄灯り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 粉雪の電話ボックス仄灯り

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。景色はきれいに浮かびますよ。いい句です。
粉雪よりももう少し強い雪のほうがかえってボックスの仄灯りが引き立ち、その存在のありがたみが出るような気がしましたが、では吹雪?それは違うので、これはこのままいただきます!

点数: 1

「色づきてはらりとつぶやく落葉かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 色づきてはらりとつぶやく落葉かな

高井和正さん、こんにちは。御句拝読しました。落葉は何を考えているのか…素敵な問いかけですね。
私はかつては悲しいものだと思っていました。すなわち、老化や死のようなイメージで。しかし最近では、これは役目を終えて、次世代の者たちのためにめでたく現役を引退する花道のように考えていますよ。

御句、よく読むと、色づいた葉が「はらり」とつぶやきながら落ちていくようになっていますね。「はらり」と落ちることはあっても、落ちながら「はらり」とはつぶやかないと思いますので、

・色づきてつぶやくやうな落葉かな

上五の「色づきて」が紅葉あるいは黄葉の、まだ葉が枝にあるイメージですが、ここではそのことには触れずにおきます。

点数: 1

「鉢凍りメダカも我も夢の中」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鉢凍りメダカも我も夢の中

高井和正さん、こんにちは。
御句拝読しました。冬の朝は起きたくないですよね。
御句、「凍る」が冬の季語、「メダカ(目高)」が夏の季語です。
この際、鉢に氷が張ったことが季節として重要で、メダカはまあ、具体的な魚種の名前を出さなくてもいいと思いますので、

・鉢凍り魚も我も夢の中

まあこれで、読み手は、この「魚」は鉢の中で飼っている魚のことだとわかってくださると思いますし、池ではなくて鉢ですから、鯉のような大きな魚は思い浮かべないと思いますよ。読み手を信じましょう!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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野遊びや人気は爺の握り飯

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投稿日時:

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