俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1234ページ目

「主なき庭の蝋梅朝日さす」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 主なき庭の蝋梅朝日さす

千秋さん、こんにちは。
御句拝読しました。蝋梅は好きな花で、毎年、この花で有名な山を訪れていますよ。
さて御句ですが、「主なき庭」となさっていますが、これだと、読みようによっては、ご主人が亡くなった自宅の庭のように読めないこともないかと。
それはそれで詩情があるのですが、作者の思いとは全然違ったものになりますよね。ご近所の空き家さんのことですよね。
そこで私は、

・主なき家の蝋梅朝日さす

と提案させていただこうかと。
よろしくお願いします。

点数: 1

「風船や風を乗りつぎ海原へ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風船や風を乗りつぎ海原へ

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは素敵な句です。いいなぁー。中七がいいですよ。風に乗りとか、風に吹かれてとかは思いつきますが、風を乗りつぎ!
電車でどこかへ行くのもそうですが、乗り継ぎ乗り継ぎで行くほうが大変です。この風船が、海原へ行くのが風まかせの楽々だったわけではなくて、それなりに苦労したのだよという気持ちが、そう言ってはいませんが読み取れますよ。上手いなぁ。
行き先もいいですよね。風の船だから海へ。広々として気持ちいいです。

「風船や」の「や」切れが相応しいのかはちょっと悩みましたけど、代案が出ない。ということはこれでいいのだろうということで、このままいただきます!

点数: 1

「凍返るしじまに耳の鳴りにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 凍返るしじまに耳の鳴りにけり

頓さん、こんにちは。
拙句「雛飾り」に熱のこもったコメントを有難うございました。勉強になります。
私は、季語について、ずっと考えていますのが、その季語が見えないとか、いないとか、なくなったとかの場合には、果たしてそれは季語と呼べるのか?ということです。このたび、慈雨さんが、個人的な見解とはおっしゃりながら的確な示唆をくださいましたので、大いに参考になりました。頓さんのご意見も参考にさせていただきます。
また私は、実生活では、季節の飾り物は、ためらうことなく早めに出しておりますので、ご安心ください(笑)。

さて御句拝読しました。少し前から認識していましたがコメントできておりませんでした。
御句とは直接関係ありませんが、つい一昨日、長いこと一緒にある活動をしてきた仲間が、耳鳴りとめまいがひどいので活動を抜けるとのことでした。私はどちらもまだ経験していませんが、辛いことだと思います。
御句の耳鳴りはこれとは関係ないものだと思いましたが、そんなことを思い出しました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「梅まつり野点で正座足痺れ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅まつり野点で正座足痺れ

猛虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。慈雨さんと似たようなコメントになりますが、ご容赦ください。
御句、実にもったいない。
この季節の一番のイベントである梅まつりに参加して、しかも野点を楽しんだというのに、足が痺れたというのでは。
いや、もちろん、確かに足は痺れたのでしょう。日記とかならいいですし、友達に話すのであればウケるでしょう。
でも俳句ですから、そこはちょっと風情とか、詩情とかを伝えたいですね。
その簡単な方法は、結論を言ってしまわずに、たとえば御句では、「長いこと正座をしていた」にとどめると、読み手は、「ああ、この人は足が痺れたのではないかな」とか想像してくれる、そういう作りだといいと思いますよ。

・梅まつり野点の正座の長きかな

これがベストとかではないですよ、例えばです。

・梅まつり君と正座の野点かな

これは嬉しくて、痺れを我慢していた句です(笑)。

さらに、

・梅の枝添えて出される野点かな
・梅の香を合わせ一服野点かな

この二句は、せっかくの梅の季節のイベントであるということを加えてみたものです。
よろしくお願いします。

点数: 1

「吊るされて眠る背広や春の朝」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 吊るされて眠る背広や春の朝

いちさん、こんにちは。御句拝読しました。
私は、「私は横になって寝ているが、ともに戦った背広は吊るされている。あれじゃ休めないよなぁ。いや、あれが楽なのかな、彼らは。
と言っているうちにもう朝が来てしまった。
さあ、起きてくれ。また君を身にまとい、ビジネスの場へ出かけるか!
というようなことかと思いました。

よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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