俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1234ページ目

「お元日歯ブラシ二本そつぽ向く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: お元日歯ブラシ二本そつぽ向く

いちさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。二点気になりました。
まず「お元日」。なぜ「お」を?
丁寧でないより丁寧なほうがいいのですが、俳句は十七音しかありませんので、尊敬とか丁寧を表す接頭語の「お」や「ご」は、基本、付けなくていいです。
音数合わせより「元日や」でいいと思います。

次に、そっぽを向く歯ブラシで正月のめでたさが伝わるかとのことですが、私は感じられませんでした。
それよりも、

・元日や歯ブラシ二本寄り添ひて

この方がおめでたいような気がします。よろしくお願いします。

点数: 1

「年賀状素敵な写真に宛名書き」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 年賀状素敵な写真に宛名書き

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。
中八の点はあらちゃんさんご指摘の通りです。

それと、細かいことを申し上げて恐縮ですが、年賀状という季語は、厳密には新年の季語で、もらってきれいな写真や絵とかを見ながら相手の元気な様子を喜ぶ、そういう意味を持った季語です。
ですが御句では、まだ出していない年内の状況ですね?そういう場合は「賀状書く」という季語が適切です。もちろん御句では、年賀状+宛名書くとは言っていますから、この要素は入っているのですが、やはり季語は尊重したいです。
それに、原句のままでは、写真に宛名を書くみたいです。宛名は表に書かないと(笑)!
「賀状書く」は、表の宛名書きと裏のコメント両方を意味します。

・賀状書く写真の出来は文句なし
・イチオシの写真を載せて賀状書く

よろしくお願いします。

点数: 1

「煌々と夜の工場年暮るる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 煌々と夜の工場年暮るる

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。いい風景をお詠みですね。
私の会社の近くには大きな工場群があり、夜間はその一部はライトアップされています。観光名所になっていますよ。そこをご覧になったのかな?

先日、めいさんが、下五が「歳暮るる」という句を投句なさいました。私はその句は意味がわからなかったのでコメントしていませんが、それよりも「?」と思いましたのは、下五。年末の贈り物の「お歳暮」と、最近メンバーになった「るる」さんはどういう関係が?と悩みました。
そうしたら今度は風花さんまで!
でも今度は歳でなく年なのでわかりました。
こういうわかりの悪いおじさんのために、ちょっと語順を変えたバージョンを。

・年の暮れ夜の工場煌々と

よろしくお願いします。

点数: 1

「妻と聴く実家の時計大晦日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 妻と聴く実家の時計大晦日

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。この情景、わかりますよ。
ただ、俳句として見た場合、先に気まぐれさんがおっしゃっていますが、感動の焦点が今一つ分かりにくいと、思います。
その理由は二つあります。
「妻と聴く」この措辞ですが、「妻と」ということに何か深い意味があるのかと勘繰ってしまいそうです。

次に、時計を「聴く」ということ。普通、時計は見るものですよね。それをあえて「聴く」ということは、私はそれならそれで、そこを活かしたらどうかと思いました。

・大晦日実家の時計チクタクと
・時を打つ実家の時計大晦日
・大晦日鐘と重なる古時計

奥さんは、ごめんなさい、とにかく作者が何を聴いているのかを入れたかったので…。

点数: 1

「大掃除終えて二人でカップ麺」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 大掃除終えて二人でカップ麺

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先ほど、風花さんへのコメントでめいさんのことを引き合いに出して申し訳ないことをしましたので、ここでめいさんのお問いかけにお答えしようかと思います。

御句、大掃除を季語として置いていらっしゃると思いますが、めいさんと同じく、大掃除は季語ではないと思います。少なくとも私の手元の歳時記(最新でありそれなりのものと思う)には載っていません。
大掃除に似たものは、煤払いは暮の季語ですが、煤払いだと神社仏閣よようですね。
ですから御句は、

・大掃除終えてカップの晦日蕎麦

どん兵衛とか緑のたぬきとかになりますが、これなら晦日蕎麦が季語になります。

あるいはコメントから、

・年末の掃除を終えてカップ麺

どちらも「二人で」は入りませんが、この際、人数はあまり関係ないような気もします。それは読み手に想像していただくとし、ひとまずこれで置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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