「アドバルーンなき月曜の秋の空」の批評
回答者 なお
添削した俳句: アドバルーンなき月曜の秋の空
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句。アドバルーンとはまた、えらく懐かしいものを出してきましたね。昭和40年代くらいでもうなくなったように思っていましたが。げばさんは見たことありますか?私でさえ、子供の頃に見た記憶しかないのに…。
はやさんのおっしゃるように、日曜日までなにかの催し物があったのでしょう。ただでさえ、朝から空虚感が漂う月曜日。ふと見上げた空に、昨日まであったはずのものがない。それがますます空虚感を増幅させています。
初読で句意をつかめました。ただ、「月曜の秋の空」に若干の引っかかりがありました。それは、「月曜の秋」とつなげてしまったからだと思います。「火曜の秋」「水曜の秋」とかあるのですか、と。
その引っかかりは、
・月曜のアドバルーンなき秋の空
とすると解消するのですが、こちらの方がいいとは言えず、逆に改悪かもしれません。
そうなると、「月曜や」と切れを入れるほがいいのでしょう。
歯切れの悪いコメントで失礼しました。
点数: 2