俳句添削道場(投句と批評)

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「アドバルーンなき月曜の秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: アドバルーンなき月曜の秋の空

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句。アドバルーンとはまた、えらく懐かしいものを出してきましたね。昭和40年代くらいでもうなくなったように思っていましたが。げばさんは見たことありますか?私でさえ、子供の頃に見た記憶しかないのに…。
はやさんのおっしゃるように、日曜日までなにかの催し物があったのでしょう。ただでさえ、朝から空虚感が漂う月曜日。ふと見上げた空に、昨日まであったはずのものがない。それがますます空虚感を増幅させています。

初読で句意をつかめました。ただ、「月曜の秋の空」に若干の引っかかりがありました。それは、「月曜の秋」とつなげてしまったからだと思います。「火曜の秋」「水曜の秋」とかあるのですか、と。
その引っかかりは、
・月曜のアドバルーンなき秋の空
とすると解消するのですが、こちらの方がいいとは言えず、逆に改悪かもしれません。
そうなると、「月曜や」と切れを入れるほがいいのでしょう。

歯切れの悪いコメントで失礼しました。

点数: 2

「塔婆より飛び立つ鳥や秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 塔婆より飛び立つ鳥や秋の空

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「良い子悪い子」(笑)に温かいコメント有難うございました。励みになります。

御句、いい句ですね。墓参りの句ですと一般に故人を偲ぶ心が前面に出ます。もちろんそれはそれでいいのですが、御句のように、墓参りの情景を詠むことによって、いつまでも故人を忘れずにいるという心情をそれとなく表すのも気持ちいいですね。

私は、全然ベタベタとは思いませんでしたよ。私がわかっていないからかもしれませんけど。
でも、「飛ぶ鳥が秋の空に舞い上がっていく…。」極めて自然で無理がなく、きれいな光景ですよね、それがベタというのなら、そうかもしれませんが…。
一方、そのようにつながりがとてもきれいですので、「や」が入ってしまわない方がいいのかな、とも思いました。イサクさんはこのことをおっしゃっていますね?
提案句としては、
・塔婆より鳥飛び立ちて秋の空
とかはいかがかなと思いましたが、原句のほうがいいです。失礼しました。

点数: 2

「第二回俳句しリとり実施中」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

こんにちは。
投句では、ありませんが途中から失礼します。

負乗さんへ、特に「だれて」はいないと思いますよ。負乗さんの句も含めて、相変わらず力作揃いだと思います。

一方、イサクさんのおっしゃるように、進み方がゆっくりになったのは確かだと思います。

これには明確な理由があると思います。第一回の振り返りおよび選句が始まったからです。
第一回をやっている当時は、初めてで、面白くて、他の人より早く上げたい、あるいはつなげたいという気持ちがあった。批判もされないので、この場限りの恥のかき捨て的なところもありました。この機会に冒険してみようかとか、色々な思いから、皆さん先を競って投句なさったと思います。
それがこのたび、卓鐘さんのご尽力で、あんなに立派な形で選句会に並ぶことになりました。
「ああ、こんな風にしてもらえるなら、もっとじっくり考えて投句するのだった」と思ったのは、私だけではないはずです。

その影響と、あとは季節が秋になったということもあり、皆さんじっくりお考えになっているのだと思います。

新しい顔ぶれも入りやすくなったと思います。

もうすぐ10月!宣言やまん防は解除になりますが、飲み過ぎに気をつけて、引き続きしりとり進めていきましょう!

点数: 2

「九月尽ゴルゴ不死身の報を聞く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 九月尽ゴルゴ不死身の報を聞く

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

拙句「銀杏よける子」にコメント有難うございました。小西さんの通学路にもイチョウが植えられていたのですね。

御句、一目で気に入りました。九月尽という季語と合っていますし、さいとう先生が亡くなったとは言わなくてもゴルゴが続くということで追悼と敬意を示しておられます。すごい。
実は私はさいとう先生のコミックはゴルゴと鬼平は一巻から揃えてあります。ただ、残念ながらある時期から画風がガクンと変わりますので、それ以降は持っていません。

ごめんなさい、私のコレクションはどうでもよかった。
この句が小西さんから出てきたことに感謝します。

点数: 2

「ガラス張りのビルに月影もうひとつ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ガラス張りのビルに月影もうひとつ

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
御句、これは秋の風情ですね。夏は夏で、ジリジリ照りつける太陽や真っ赤な夕日が、やはりビルに反射してえらいことになっていましたからね。
ちょうど私もこの数日間の気持ちのいい朝、出勤の時のオフィス街でビルどうしが相互に相手の姿を映しあっている様子を見て、面白いなと感じていたところでした。

御句、私の個人的な感想なのですが、私はあともうすこしでいい感じになるという時に「今一つ」とか「もう一つだな」とか言うほうですので、下五がちょっと気になりました。ただこれは私だけと思います。
私だけと思いますが提案句を置かせていただきます。
・ガラス張りのビルにもひとつ月の影
これは「もうひとつ」を「もひとつ」として語順を変えたものですが、「ビルにも、一つ」とも読めるのが面白いと思いました。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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