俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1232ページ目

「春雨や立てた脚立に竹箒」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春雨や立てた脚立に竹箒

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。普段はそうでもないのですが、このところ仕事が立て込んで、レスポンスが遅くなってすみません。

その光景、わかります!それはなんでもない景色かもしれないし、非凡な有様かもしれません。
でも五七五に詠めば俳句になり、多くの人が情景を共有できますね。

私は次の二つを作らせていただきました。面白いので一句ではもったいないから(笑)。

・春の雨しまい忘れし脚立かな
・春雨や逆さに立つる竹箒

先になぜ非凡かもと申し上げたかと言いますと、両方とも親の言いつけを思い出したからです。
まず脚立は、「使ったらすぐに片付けなさい、小さい子とかがすぐに登りたがって危ないから」と。
竹箒は、「箒は逆さに立てるものではない。あまり良くない意味があるから」と。

今でも我が家の脚立は使ったらすぐにしまいます。でも竹箒は逆さに立てて置いちゃってます(笑)。竹箒以外の箒はちゃんと吊るしてますけどね。

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「セルフレジ止まらぬ手に思い出す春」の批評

回答者 なお

添削した俳句: セルフレジ止まらぬ手に思い出す春

こねこねさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。俳句本気でお作りですか。頼もしい。まだお若いですし、これから楽しみですね。

御句、初読では句意が掴めませんでした。要するに訳がわからず。
ご自身のコメントを拝読して、ようやくなんとなくわかってきました。以前、アルバイトでスーパーとかのレジをやっていたので、久々にセルフレジをやったら、バーコードを通す手が止まらなくなってしまったということですね。なるほど。それ自体は面白いです!

ちょっと問題なのは、イサクさんもご指摘の「思い出す春」ですね。ご存知のように、俳句は季節を重んじて、必ず季語を入れます。御句の場合、「思い出す春」が、「今は春ではないけど、バイトしていた春のことを思い出す」というのか、「春の風に誘われてそんなことを思い出した」というのかでは大違いですね。どちらなんだろう?

まあ、それはそれとして、私の場合は、

・セルフレジ難なくこなし春の風

くらいにしておきます。とてもこねこねさんの句意を全て入れられませんので、バイト経験から戸惑うことなくレジを済ませて颯爽と外に出て行く、そんな姿を詠ませていただきました。
またよろしくお願いしますね。

点数: 0

「出替りの挨拶ズームで仲間入り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 出替りの挨拶ズームで仲間入り

こんにちは。オルカ様、いつもお世話になってます。
無事(?)札幌勤務継続が、決まったとのこと、お喜び申し上げます。引き続き、北の国から良句をお送りください。

さて御句拝読しました。確かにいまは、オンライン化をコロナ禍が加速して、zoomやteamsが急速な広がりを見せていますね。かつては考えられなかったことも、今やオンラインにとって代わっていますよね。

さて御句、「出替り」とはまた、便利な季語をお使いになりましたね。歳時記を見てみますと、「江戸時代に年季の明けた奉公人が交代すること」とあって、「えっ?今の時代に合うの…?」と思いましたが、「今の人事異動のようなもの」ともありました。であれば、これは使いましょう!と思いますよね。
私は中八が気になりまして、なんとか解消できないかと色々考えました。その際には、オルカさんが「入り」が気に入って使いたいとのことでしたので、それは残さなくてはと気をつけました。
その結果、

・引継ぎをzoomでこなし現地入り

となりました。

…って、オッさん、季語がありませんよ?それに句意がかなり違います!

失礼しました!それではこれでいかがでしょうか?

・異動の春ボスはzoomがお気に入り

…ちょっと、いくら「入り」を残すからといって、ふざけないでくださいよ。季語は入っていますが、もう句意がまるで違ってきていますよ。

オルカさん、すみません、後半はなおじいが二人に分裂してしまいました。変な提案をしたほうを叱っておきましたから、またご投句お願いします。

点数: 0

「真新しカーテンはらり花追風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 真新しカーテンはらり花追風

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。下五の季語らしきもの?が読めませんでしたので調べました。なんと、中田喜子さんが作った季語とのこと!よく色々ご存知ですねー(それを知っていたげばさんもすごいですけど。相撲の追手風部屋を思い出しました。翔猿、応援しています)。

さて御句、とてもいいのですが、げばさんもご指摘のように、上五「真新し」で一旦流れが止まってしまいますね。カーテンが、はらはら動くさまを詠んでおられるので、上五からはらはらしていてほしいです。「真新し」は、下五に置く場合とかには良さそうですね。

げばさんのご提案の、

・新しきカーテンはらり花追風

これを置かせていただきます。

点数: 0

「一人かなユーミンの声と花見酒」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 一人かなユーミンの声と花見酒

ふっちさん、こんにちは。
御句拝読しました。
一人でいるかどうかに特に意味がなく、桜と言えば琴の演奏曲とかなのにユーミンだ!ということであれば、

・ユーミンの流れる桜の名所かな

でもいいのかと思います。
逆に、「桜の名所に来ていてユーミンも流れているのになんで私は一人なんだ!」ということであれば、

ユーミンの流れる桜一人観る

とかでいかがでしょう。要は、上五で「一人かな」が少し気になったのと、「ユーミンの声」の「声」は要らないかなということです。

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