俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1230ページ目

「三月やクロスワードの空いたマス」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 三月やクロスワードの空いたマス

慈雨さん、こんにちは。
拙句「四分咲きの梅」にコメント有難うございました。人出に満開とは言いませんよね。それに、最後が「かな」なのに思い切り中七の真ん中で切れてますね。
言い訳のようですが、四分咲きの梅園で、すごい人出なので、「人出は満開だ〜」と普通に浮かんだので…。また、かなの切れ問題も、自分では切れていないと思ったもので…。ひとりよがりでした!反省!

さて御句拝読しました。初読では、あっ、私の苦手な取り合わせだ!あとにしよう、と思いました(笑)。
コメントの心残り、で、意味するところがわかりました。でも、「クロスワードの空いたマス」が、答えがわからないから、とは結びつかなかったです。

・三月や一つ残りしヨコのカギ

なんてのも考えましたが、これでクロスワードだとはわからないだろうと。

・三月やあと一歩なりパズルの解

とりあえず三月中になんとかしましょう!

点数: 1

「さよならてふ手紙の文字の暖かし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: さよならてふ手紙の文字の暖かし

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。
面白い取り合わせですね。普通、さよならと言われれば、背中に冷たい水を浴びせられたような気になるものですが、暖かいとは。
これはおそらく、手紙の相手が作者のことを思ってさよならと伝えてきたのだと、そしてそれを作者もわかって受け止めたのだと思いました。

その上で、二点気がついたことです。
一つ目は、やはり季語の「暖か」が、季節の気温や物の温度の暖かさでない、心理的な暖かさである点です。でもこれは、そうした季節の暖かさの中にいるという作りにすることで、同様の意味を出せるのではないかと思いました。

二つ目は、「てふ」です。これで「ちょう」と読んで、「〜という」という意味だということは知っています。百人一首の「衣干すてふ天の香具山」は、「香具山に衣を干しているらしい/干しているとのことだ」と習いました。伝聞とか、推量とかの意味?でしょうか。
確信がないのですが、どうもこの句には「てふ」が合わないような気がしまして、最低限「とふ」のほうが、同じような意味ですが相応しいかと。
私個人としましては、内容がとても現代的で、トレンディドラマの一場面のような気がしましたので、どちらの古語も使わずにいければと思いました。

・暖かや手書きの文字のさようなら
・さよならと手書きの文字のあたたけし

手紙を手書きに変えてしまいました。ごめんなさい。
なぜかと言いますと、最近は友だちからの手紙も(少ないですが)、パソコンだったりしますので、ここは手書きと入れたかったからです。
よろしくお願いします。

点数: 1

「春塵やSuicaと杖と受診券」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春塵やSuicaと杖と受診券

田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいいですねー。季語以外が名詞の羅列の句はたまに出てきますが、何をおっしゃりたいのかわからない句が少なくないのですが、御句は光景が鮮明ですね。
春になって暖かくなって、老人も動き出す。でも浮かれて観光地へ遊びに行くわけではない。病院だ。ですから春塵の中に飛び込んでいくようなものですね。いい感じです。

細かいところで気になりましたのは、中七、Suicaが英文字(アルファベット)ですよね。俳句は正式には縦書きですから、その場合、英語の縦書きって、私だけかな、間が抜けて見えてしまうのですよね。横書きだとカッコいいのだけれど。

もう一つ、「受診券」というのはあえて? 私のほうでは「診察券」と言いますが。
大輔さんのことだからそんなことはないと思いますが、診察券だと六音だから五音の受診券にしたということはないですよね?
もしそうなら、診察券の六音は調べがよく、下五の字余りは気にならないので大丈夫ですよ!

点数: 1

「桃の花バター沁み込むパンケーキ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 桃の花バター沁み込むパンケーキ

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。こんなお題でしたね。
このお題のキモは、「美味しそうかどうか」というところが大きいと思いました。
御句は、バターが沁み込んだパンケーキなんて、とても美味しそうです。
季語が「桃の花」ですから、おひな祭りで焼いているのかな?とか想像できますね。

・パンケーキにバターを乗せて桃の花

原句のほうがいいか!よろしくお願いします。

点数: 1

「春うらら揺られし小舟ひと眠り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春うらら揺られし小舟ひと眠り

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しましたが。春らしい、のんびりしたところをお詠みになろうとなさいましたね。

ただちょっと、原句では、小舟が誰かに揺すられて眠ってしまった、というふうに読めます。語順や助詞を整えてみませんか?

・春うらら小舟に揺られひと眠り

これならどうでしょう?と言いたいところですが、もう一つ、季語の「春うらら」ですが、「うらら」ですでに春のことですので、「うらら」だけでいいのですよ。「春うらら」ですと、いわゆる「頭が頭痛」になってしまいます。

・うららかや小舟に揺られひと眠り

よろしくお願いします。

点数: 1

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