俳句添削道場(投句と批評)

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「七草の粥啜るのも一人なり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 七草の粥啜るのも一人なり

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
ご主人様入院なさって、お寂しいですね。家族で祝うべき七草粥をお一人で啜る侘しさ、お察しします。

しかし、原句では、なんだかもうご主人がいなくなってしまったような…。まだそんなのは早い(失礼!)ですよ。たまたま今回は、という
意味合いを入れたいと思いました。

・七草粥夫待ち一人啜りをり

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「初雪や氷田まだら尻をつく」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初雪や氷田まだら尻をつく

なっちもさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
確かに以前は町中総出で雪かきをしたものですよね。最近はあまりしませんね。というより、都会ではあまり降らないですから、不慣れでどうしていいかわからないのかもしれません。
自分の家の前だけを雪かきする。それはそれでいいのです。みんなが自分の家の前をきれいにすれば、結果として町中がきれいになりますから。ただ、「自分の家の前だけをきれいにする」という考えは、その人および所属するコミュニティの意識が高くないと実を結びませんけどね。単なる「自分勝手」な理屈に終始しがちです。

さて御句。三段切れといって、切れ字があるのにそれ以外のところでも意味的に切れているとリズムが悪くて敬遠されます。御句は、他の方のコメントにもありますが、ちょっとそうなっていますね。

それもそうですが、私は「氷田」のほうが気になりました。凍った田んぼですよね?都会の無関心さのようなことを詠むのに、田んぼを出さなくても…と思いました。

さらに季重なりの問題もあります。すでに出ている「初雪」と「氷田」もそうですが、この句を詠み替えようとして「雪かき」とかを入れようとすると、また重なる恐れがあります。
イサクさんのおっしゃるように、意味合いの違う二つ以上の句に分けるのも面白いですよ。

・雪かきの跡のまだらな都会かな
・初雪に尻もちをつく街育ち

二句目は自虐趣味かも…(笑)
よろしくお願いします。

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「初雪や手摺にちょこんと雪だるま」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初雪や手摺にちょこんと雪だるま

べいらふまにっくさん、こんにちは。
御句、二句目拝読しました。季節をとらえて、実景をお詠みになったいい句ですね。

二点、ちょっと気になりました。
一点目の季語の重なりは、げばさんのおっしゃる通りです。
二点目ですが、「ちょこんと」。お気持ちはわかるのですが、雪だるまのあったのが手すりの上ですよね。そうなると、どう考えても「立派な」雪だるまが「堂々と」置かれているはずはなく、小さな可愛らしいものであることがわかりますよね。ですので、「ちょこんと」はなくてもいいのかと。
では、どうするか。そこで私の提案句です。

・雪だるま手摺にありて掴まれず

自分で出しておきながらいい提案句かどうか疑問ですが、「こういう見かたもあるのか」というご参考になればと思います。

三句目、四句目も楽しみにしていますね。

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「丸太ほどの大根抱え歩く下校」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 丸太ほどの大根抱え歩く下校

正木巽さん、こんにちは。10月末の梨と栗以来ですね。
御句拝読しました。学校で大根をお作りだったのですか?いいですねー。
御句、詠んでいる内容はいい感じですが、字余りでリズムが良くないです。五七五が六七六になっています。
次に、「丸太ほどの」という比喩。具体的でいいのですが、牛蒡や人参ならともかく、大根は普通は丸太くらいの太さがあると思いますよ。もっとも、丸太の太さの認識にもよりますが(笑)。
次に、「歩く下校」。ご自身でもおっしゃっていますが、これはおかしいですね。正木さんとしては、歩いて下校したんだ、ということをお伝えになりたかったのですね。しかし、もう「抱えて」いるのですから、歩こうが電車だろうが、交通手段は問題ないですよ。「宅配便で送るとかではない、持ち帰ったのだ」ということが重要なのですから。

私の提案句は、以上を整理して、

・収穫の大根抱え下校かな

余計なお世話かもしれませんが、「収穫」を入れませんことには、下校途中に買い物したと思われてもシャクなので…。

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「鈴の音にフランクカステラえべっさん」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鈴の音にフランクカステラえべっさん

ぼよんさん、こんにちは。このお名前では初めましてですね。

御句拝読しました。私は関東ですのでえべっさんは詳しくないのですが、「商売繁盛で笹持ってこい」の、きれいなお嬢さんが並ぶ、あれですね。

御句、「フランクカステラ」が気になりました。中八であることと、一つの名詞のようであることです。
要するに沢山のお店が出ていたということがおっしゃりたいと思いますので、次のようなのはいかがでしょう。

・鈴の音に屋台華やぐえべつさん

昨年はコロナで沈滞していたが、今年は少し華やいできたという意味も込めて。

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