「空見上げ遠き火輪に目を射られ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 空見上げ遠き火輪に目を射られ
東人キャサリンさん、こんにちは。
御句拝読しました。これも学校提出用ですか?
まあそれはそれとして、この句に適した季語は、先に佐渡さんがおっしゃっているように遠花火といういい季語があります。これは火輪を花火だと推測してのことです。
あとは、火輪が太陽のことであれば、昼間なら「炎天」、夕方なら「夕焼け」などが考えられます。
どちらも「目を射られ」るでしょう。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: 空見上げ遠き火輪に目を射られ
東人キャサリンさん、こんにちは。
御句拝読しました。これも学校提出用ですか?
まあそれはそれとして、この句に適した季語は、先に佐渡さんがおっしゃっているように遠花火といういい季語があります。これは火輪を花火だと推測してのことです。
あとは、火輪が太陽のことであれば、昼間なら「炎天」、夕方なら「夕焼け」などが考えられます。
どちらも「目を射られ」るでしょう。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: スプーンに映る死に顔かき氷
感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。
「かき氷に死を合わせてみたくなる」ー すごい発想、チャレンジで、私にはとても思いつきません。なんか、かき氷などはアイスクリームなどと同じく幸せの象徴のような気がしてしまって…。
そこで勝手な詠み替えで恐縮ですが、暑い時に冷たいかき氷を食べてもう何も考えられないという状況を詠んでみました。
・スプーンに間抜け面ありかき氷
感じさんのおっしゃることと全然違ってすみません。ご容赦ください。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: 登山地図読めず頼りのジーピエス
水谷さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私も少しだけ低山を歩きますが、地図でわからない時にスマホで助かったことはあります!
もっともだいぶふもとまで来たからですが(笑)。
さて御句ですが、私も「読めず」というのがちょっと直接過ぎるかな、と感じました。読めないから、というより、地図からジーピーエスにしたのはなぜなのかな?くらいでいいのかなと思いました。
・登山地図畳みクリックジーピーエス
で、あとは個人的な意見ですが、これだと季語が追いやられることになりますので(笑)、嘘でも主役にしてあげたらと逆転してみました。
・ジーピーエス閉じて広げる登山地図
地図とともに青い空や山々、濃い緑が広がったような気がしました。
まるで別の句にして自画自賛、大変申し訳ありません。どうかよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: 暑き日に張り付く友を引き剝がす
東人キャサリンさん、こんにちは。
御句拝読しました。
「夏の季語の俳句をかいてください」って、出来ているではないですか。
「暑き日」という夏の季語が入っていますよ。これでいいと思います。
学校に提出するものではないとのことですので、もう少しお伝えします。
次の段階としては、「暑き日や」とすると俳句っぽくなりますね。
あと改善点を二点。
「張り付く」と「引き剥がす」という二つの動作が入っていて、それも動作の主体(主語)が、「張り付く」のは友だち、「引き剥がす」のは作者と異なりますのでなんともせわしない句になっています。
もう一つは漢字のことですが、「張り付く」は意味的に「貼り付く」でしょう。
・暑き日や貼り付いてくる友のいて
・暑き日や友を無理やり引き剥がす
これは二つの動作を二つの句に分けてみました。なんかスッキリしたでしょう?
もちろん、キャサリンさんの原句の暑苦しさも捨てがたい良さがありますけどね!
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: かなかなや父と歩きし盆の坂
もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。さだまさしさんの歌が流れてきそうな気がします。情趣がありますね。
しかし、盛り込みたくなる要素が多くて、それを季重なりさせずにまとめるのは難しそうです。
父、それも亡くなっている、新盆、坂道、汗、墓参り、蝉の声あるいはかなかな… ご存知のように、お父さんと坂道以外はみんな季語ですものね。
めいしゅうさんがいいことをおっしゃっています。「過去ではなく今のもんなさんをお詠みになったほうがいい」。私も賛成です。昔の思い出を読む形になるより、昔を思い出している今を詠むほうが俳句としては相応しいと思います。
そこで、ちょっと形が変わってしまうのですが、次のような二つが出来ました。
・父の顔浮かぶ急坂蝉の声
・蜩や水桶を手に登る坂
一句目は、盆や墓参りが入れられませんでした。二句目は匂わせはしましたがはっきりとは…。
7月、8月は故人を偲ぶ季節ですね。俳句に詠んで差し上げればお父様もお喜びでしょう。
点数: 2
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