俳句添削道場(投句と批評)

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「足音に現る機嫌や大根焚」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 足音に現る機嫌や大根焚

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は「大根焚き」という季語につき、見たことはありましたがよく知らなかたので調べてみましたら、何か仏教の行事なのですかね?
その辺はよくわからないので、ここではすみません、一般的な大根煮として鑑賞させていただきます。

普通、大根煮を作るといえば、お母さんですよね。作者は、どこかにいて、大根の煮えるいい匂いと、それを作っている母親の足音だけが届いて来る。
そこで、お母さんのご機嫌がわかるわけですね。
私はまず、お母さんのご機嫌はいいと思いましたよ。何故なら、ご機嫌斜めで、いい匂いのする大根煮は作れませんもの。おそらく、軽やかなステップを踏みながら、くらいではなかったですか(笑)?

一方、固いことを申し上げるようですが、原句の中の句は、私の読み方では「あらわるきげんや」と中八になっていると思います。それを調整してみました。

・足音に見えるご機嫌大根煮
・機嫌よく響く足音大根炊き
・足音に機嫌のわかる大根焚

我が家では、昨日、大根と人参とかの炊いたんでした。

点数: 1

「冬の海幻影のごと浮かぶ島」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬の海幻影のごと浮かぶ島

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。龍野の温泉ですか?いいですねー。実は私も今、温泉旅行中です(笑)。紅葉がきれいです。でも一句も浮かびません(涙)。

さて御句ですが、みなさんすでにおっしゃっていますが、「幻想のごと」これがもったいないですね。おっしゃることはわかりますが、どのように見えたので幻想的だったか、みたいにすると、やんさんのお気持ちが伝わりやすくなるかもしれません。
・冬の海ジブリのごとく浮かぶ島
・島々の話し合うごと冬の海
・冬の海石庭のごと浮かぶ島

う〜ん、ごめんなさい、お伝えしたいことがうまく表現できていないような…。でも先にみなさんがおっしゃってくださっているので、合わせてよろしくお願いします。

点数: 1

「フォークの背ライスの人よ小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: フォークの背ライスの人よ小春かな

めいさん、こんにちは。お帰りなさい!これ、復帰の第一作ですか?
ほっこり系ですね(笑)。
私も大昔、これが正式なマナーとか言われてそうしてみて、食べにくいなあ、外人さんはなんでこんなことを…と思いました。そこで、それほど正式でない時は、フォークで普通にすくって食べていましたよ(笑)。

さて御句、このようになさってはいかがでしょうか。

・フォークの背にライス盛るひと小春かな

原句の「人よ」の「よ」は「や」ほどではないですけど、詠嘆なので、「かな」と重ならないほうがいいかなと思いました。
上五の字余りは、そのあとが正調ですので吸収できると思いました。
ライス盛る「君」にしてしまうと、「やり過ぎ!」と怒られると思いました(笑)!
身体に気をつけて頑張ってください。

点数: 1

「明け方に枕抱くや初氷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 明け方に枕抱くや初氷

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。「枕を抱く」シリーズですね。
偉そうな言い方で申し訳ありませんが、今までの中で一番いいと思います。
御句では、枕を抱くお気持ちと季語の初氷が響いています。こういうのを「近い」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は好きです。
ただ、悔しいので(笑)、あえて申し上げれば、枕を抱くことをそこまで詠嘆するのかと。季語の前での場面転換にはいいと思うのですが、枕を抱くことより、これは、その時が明け方だったことが詠嘆の主要因だったのではないかと。
そこで、

・枕抱く夜明け近きや初氷

こんなのを考えてみました。原句とどちらがいいかは別として、置かせてください。
よろしくお願いします。

点数: 1

「溜息に猫は欠伸す漱石忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 溜息に猫は欠伸す漱石忌

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。漱石忌で一句ですか!?私は忌日にとんと弱いもので、いつも「そうなんだ!?」という感じです。
そんな風に鈍感なので、猫の出演も、最初は何故?と思ったくらいです(汗)。なるほど、いい演出ですねー。
最初の「ため息」が、「誰の、何故?」と悩んでしまいました。普通は作者ですよね。よく考えれば、漱石忌の句ですから、小説か俳句で悩んでいるとわかりそうですが、他の時に、忌日の俳句は、季語とは全く関係のない事柄を詠むのだ、みたいなことを聞きましたので…。
でも本句では、漱石に絡めたほうがおもしろいですね。

ため息を脚色するために、少し語順を変えてみました。

・猫あくび主人ため息漱石忌

主人はあるじとお読みください。
うーむ、でも面白さが半減しましたかね。やはり猫のあくびはあとの方がいいかな。

・師は悩み猫は欠伸す漱石忌

先生の意味で師としましたが…。
よろしくお願いします!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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