俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1228ページ目

「山笑う一月遅れ北に国」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山笑う一月遅れ北に国

善友さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。何点かお伝えさせてください。
まず、下五の「北に国」は「北の国」ではないですか?
そして、「北国」ならいいのですが、「北の国」としますと、別の意味が出てくることを少し懸念します。
次に、「一月遅れ」は、「一月」という表記は一年の初めの月と紛らわしいので、御句の意味では「ひと月」と書くことをお勧めします。善友さんも、ご自身のコメントではそう書いていらっしゃいますね!
その「ひと月遅れ」も、何に対して遅れているのかわかりかねます。

そこで、このようなのはいかがでしょう?

歳時記にひと月遅れ故郷(くに)の春

下五は「北の春」と迷いました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「雪消えて満ちる山路やわくわくし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雪消えて満ちる山路やわくわくし

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。すでに先の皆さんが的確なコメントを残していらっしゃるので、私は蛇足、重複するかもしれませんがご容赦ください。

御句、お気持ちはひしひしと伝わってきます。しかし、俳句においては、わくわくし、と書かずにわくわくしている気持ちを伝えられるといいと思います。
例えば
明日から黄金週間わくわくし
よりも、
明日から黄金週間家族旅行
という感じですか。

「雪消えて」だと、季語が消えてしまいますので、雪解けという季語が相応しいのは本当に重複です。

「満ちる山路」何が満ちるのか。わかるのですが、できれば具体的な映像があったほうがいいですね。

繰り返しばかりですみません。笙染さんのお名前を見つけて、思わずコメントしたくなりました。

提案句は先の皆さんのが冴えていると思います。よろしくお願いします。

点数: 1

「銅像の指さす未来風光る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 銅像の指さす未来風光る

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句にコメントとご提案句を有難うございました!

ちょっとだけ、ご無沙汰しました。
その間に、色々あったみたいですね。でもあらちゃんさんは変わらずご健吟で、何よりです。

御句拝読しました。私も羊ヶ丘のクラーク博士とわかりました。いい句ですねー。
私がそこを訪れたのはもう40年も前になりますが、ああ、ここが北海道だ、北の大地だと感動したことを覚えています。

さて、御句、原句ですと、私は博士の指差す未来が輝いていると読めました。
それで全然いいと思うのですが、私は別案で、銅像が輝いているイメージにしたらどうなるのか、試してみたくなりました。

・未来指す博士の像や風光る

こちらがいいとかではありませんよ!
引き続きよろしくお願いします!

点数: 2

「過疎村原っぱ遊びの笑み地蔵」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 過疎村原っぱ遊びの笑み地蔵

善友さん、こんにちは。
御句拝読しました。過疎の村でも子どもは元気でしょうね。それを見守るお地蔵さま。いい光景だと思います。

ただ、めいさんご指摘のように、原句ですと、笑み地蔵が野原で遊んでいるように読めます。
また、原っぱは季語ではないと思いますので、その辺の配慮も必要です。

「野遊びの子ら」と入れてみてはいかがでしょう?

・野遊びの子らを見守る笑み地蔵

下五は「地蔵さま」とか「地蔵かな」とかもありかと思います。
過疎の村という措辞は入れられませんでしたが、句の全体から、過密な都会の雰囲気よりも、人の少ない山里の雰囲気が出ていますので、それで味わっていただくというのでいかがでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 2

「歌舞伎揚げ格子のなかの薄暑かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 歌舞伎揚げ格子のなかの薄暑かな

めいさん、こんにちは。
拙句「鹿尾菜」にコメント有難うございました。

御句拝読しました。どのように解釈したらいいのか、かなり悩みました。その理由は、「格子」です。一般に、詩歌では、格子とか、塀の内というと、あまり居心地のいい場所を指しません。
しかしお煎餅と合わせているのでそんなシリアスな話ではなさそうです。
それなら「歌舞伎」という語ととともにお詠みですから歌舞伎の伝統的な格子模様のことかと思いましたがそれも違うみたいですし。
では吉原のような色街のベンガラ格子?中に花魁がいて?うーむ、これも違うかなぁ。

ちょっとよくわかりませんが、私も歌舞伎揚は好きなので、そこは共感です!

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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