俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1226ページ目

「雪の夜や待機画面はたゆたひて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雪の夜や待機画面はたゆたひて

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
いつも何かと面倒を見てくださって感謝してます。

御句拝読しました。正直、ご投稿なさった句よりも、コメントの中にある、「スクリーンセーバたゆたふ雪夜かな」のほうがいいと思います。好きです。
その理由は、一つに、待機画面ではなんとなくスマホを想像してしまうことと、二つには、たゆたうというのは大好きな言葉ですが、ぜひ「たゆたふ」という形で使っていただきたい、という思いからです。
理論的でなく個人的な好みの問題で申し訳ありません。
でも、「スクリーン…」の句はかなりの傑作だと思います。

点数: 1

「風花や今日のランチは明石焼」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風花や今日のランチは明石焼

椛さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
私は明石焼の美味しいことは知っていますがあまりいただいたことはなく、もっぱらたこ焼き派です。それも縁日の露店です。ソースとマヨネーズたっぷりでお願いします(笑)。

御句、椛さんは「ランチ」という言葉にこだわりがあると思い、それは残そうかなと思いました。
現在、中七下五が、「AはBです」という構成になっていますね。ですから報告みたいに読めるのです。まして、「今日の」とあるので、大江さんのおっしゃるようにますます日報のようになっているのですね。

・風花やランチ代わりの明石焼

微妙に句意が変わってしまうので恐縮ですが、こんな提案句はいかがでしょうか?

点数: 1

「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: フェンスへとはりつきしままぼたん雪

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
次の句が出たのでもういいだろうと再登場してきました。御句の解釈について、私は他の方々とは違う読み取りをしていたようですので、それをお伝えしようと思ったからです。
皆さんは、「ぼたん雪がフェンスの網目にはりついている」という光景と読んでいらっしゃいます。イサクさんの句意もおそらくそうでしょう。

しかし私は、作者がフェンスにはりついてぼたん雪の降るのを見つめている、そんな光景だと思いました。
その姿勢は、フェンスに身体の正面(胸側)をはりつけている光景であったり、後ろ(背中)をくっつけていたりで、どちらとも言えません。
その人が何のためにそうしているのかはわかりませんが、もしかしたらその視線の先(フェンスの向こう)に、思う人がいるのかもしれない。あるいは、その人はもういないが、心の中には永遠に生きていて、降る雪を見つめながら思い出しているのかもしれない。

そんな光景をお詠みになったのかと思いました。それで、「なごり雪のようだ」と申し上げたのです。

点数: 0

「爪切るや成人の日の朝刊に」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 爪切るや成人の日の朝刊に

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
再登場です。
「爪切りぬ成人の日の朝刊に」ではどうか、というお尋ねについて、私の感想を申し上げます。
爪切りぬ、とは、完了の助動詞の「ぬ」ですので、「爪を切ってしまった」という意味になると思います。

私としては、誰かが爪を切ろうとして新聞を広げたら、それがたまたま成人の日の朝刊だったというのでは、何の詩情もないと思います。
成人の日の、その当日に、その日の新聞を広げて爪を切るところに、「そんなの関係ねぇ」という人たちのおかしみ、面白みがあるのだと思います。
ですので私は「爪切りぬ」はあまりお勧めいたしません。

点数: 1

「黒七味もう一振りと寒土用」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 黒七味もう一振りと寒土用

こんにちは。大猫様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。今日、昼に入ったラーメン屋さんで黒七味が置いてあり、それを見て、この大猫さんの句にコメントまだしていなかったことを思い出しました。

私としては、中七の最後の「と」がなくてもいいのでは、とか思いました。そしていくつか提案句を考えてみたのですが、どれも三段切れになってしまいます。

・黒七味さらに一振り寒土用
・黒七味多めに振るや寒土用
・寒土用もう一度振る黒七味

どれもピンと来ません…。自分から言い出しておいてすみません。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 25

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回答数 : 25

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入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

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名の由来知らぬ世代や昭和の日

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投稿日時:

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