「泥だらけ芋掘り軍手に笑みこぼれ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 泥だらけ芋掘り軍手に笑みこぼれ
こんにちは。若草あやめ様、いつもお世話になってます。
御句、お二人の息子さんと楽しかったお芋掘りを振り返っている様子が目に浮かびます。親子俳句をするというのもすごいと思いますが、出てきた句が、お芋と関係ない生き物俳句だったというのも面白いですね。なんだか、これからが楽しみですね。
さて御句。イサクさんもおっしゃる通り、泥だらけ/芋掘り/軍手に/笑みこぼれ、と、切れ切れな感じがいかがなものかと思いました。
私の提案句ですが、
・芋掘りは楽し軍手は泥だらけ
となりました。あまり上手い提案とも思えませんが、軍手を泥だらけにして帰ってきたということが、お芋掘りを楽しんできたという何よりの証拠だ、という感じです。
逆に、子どもが芋掘りから帰ってきて、軍手が真っ白なままなのを見た時の親御さんの気持ち。これはちょっと、あまり楽しくないですね。
中七の「楽し」、ダイレクトな感情語は避けたかったのですが、今回は入れてしまいました。句の風景があまりにも楽しそうで。
点数: 1