俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1224ページ目

「泥だらけ芋掘り軍手に笑みこぼれ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 泥だらけ芋掘り軍手に笑みこぼれ

こんにちは。若草あやめ様、いつもお世話になってます。

御句、お二人の息子さんと楽しかったお芋掘りを振り返っている様子が目に浮かびます。親子俳句をするというのもすごいと思いますが、出てきた句が、お芋と関係ない生き物俳句だったというのも面白いですね。なんだか、これからが楽しみですね。

さて御句。イサクさんもおっしゃる通り、泥だらけ/芋掘り/軍手に/笑みこぼれ、と、切れ切れな感じがいかがなものかと思いました。

私の提案句ですが、

・芋掘りは楽し軍手は泥だらけ

となりました。あまり上手い提案とも思えませんが、軍手を泥だらけにして帰ってきたということが、お芋掘りを楽しんできたという何よりの証拠だ、という感じです。

逆に、子どもが芋掘りから帰ってきて、軍手が真っ白なままなのを見た時の親御さんの気持ち。これはちょっと、あまり楽しくないですね。

中七の「楽し」、ダイレクトな感情語は避けたかったのですが、今回は入れてしまいました。句の風景があまりにも楽しそうで。

点数: 1

「梨むくや指甘くしてしたたりぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梨むくや指甘くしてしたたりぬ

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。

御句、梨の甘さが伝わってくるようですね。
初読では、みずみずしい梨を剥いていたら、甘い果汁が指を伝わって滴り落ちた、という句かと思いました。
そしてコメントを拝読。なるほど、甘さというのは舌だけでなく身体全体を柔和にしてくれますよね。

それであればこのようなのもありかと。いかがでしょうか。

・梨をむく指を伝わる甘さかな

点数: 0

「白鳥座のごと傷ある梨を剥く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 白鳥座のごと傷ある梨を剥く

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。

再登場失礼します。
拙句「投票の」ご評価ご提案有難うございました。
この句は衆院選の期日前投票の立ち会い人をしている間に浮かんだ五七五に季語を付けただけのようなものになってしまいました。
投票所は閉鎖空間。外も見えない。目に入るのはまず投票箱、続いて三色の投票用紙。
それをそのまま繋げただけという芸の無さ。
「三色の投票用紙」。とても自然で無理がない。なぜそこに気がつかなかったのか恥ずかしいです。
季語も悩みました。さびしい雰囲気は間違いなく、「こんな風に一日中座っている間にも秋は暮れていくんだよなぁ」という感じで「秋の暮」としましたが、とってつけたようですね。

前提として、母の命日の句を複数の方々にご覧いただきましたので、イサクさんもおっしゃるようにもう下げたいと思い、夜中の0時を待ってこの句を揚げたのですが、推敲不足でした。
気づきを有難うございました。

点数: 0

「一閃の証明写真秋更くる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 一閃の証明写真秋更くる

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「投票の」ご評価ご提案有難うございました。
まさにおっしゃる通りです。げばさんには参った!心の中を見透かされているような…。
この句ができたのは、衆院選の期日前投票の立ち会い人をしている最中です。本番は忙しいのですが、期日前はそれほどでもなく、まして私の投票所は…。ですから時間はあるのです。
しかし閉鎖空間。外も見えない。目に入るのはまず投票箱、続いて三色の投票用紙。
それをそのまま繋げただけという芸の無さ。「みいろ」とは音数合わせの苦しまぎれです。
「三色の投票用紙」。とても自然で無理がない。なぜそこに気がつかなかったのでしょう。恥ずかしい。
季語も悩みました。さびしい雰囲気は間違いなく、「こんな風に一日中座っている間にも秋は暮れていくんだよなぁ」という感じで「秋の暮」としましたが、とってつけたようですね。

前提として、母の命日の句を昨日の当日だけでもう下げたいと思い、夜中の0時を待ってこの句を揚げたのですが、推敲不足でした。
気づきを有難うございました。

さて御句。証明写真はそう頻繁に撮るものではないですから、たまに利用すると、その機能の進化に驚きますね。
今回は甥御さんのアルバイト用の写真とのこと、それにげばさんの写真が必要なのですか?それとも同行しただけ?
「一閃の証明写真」と拝読して、まさか、証明と照明を掛けてはおられないかと思いました。げばさんはそういうこと、あまりなさらないですが…。
いずれにしても私はこの景色は、遅い夕方のことと思いました。
撮影のフラッシュが妙に明るく感じた。思わず見渡すとあたりはもうすっかり暗くなっている。ああ、秋も更けてきたのだなあ、という感慨の句ととらえました。

点数: 1

「好物の梨を背に頂目指す愛宕山」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 好物の梨を背に頂目指す愛宕山

花まるこさん、こんにちは。
御句、すごい字余りで、最初はどう対処したらいいか悩みました。
これは何かのドッキリとか…。

しかしイサクさんが、「好物の」を取ればきれいに収まるとおっしゃる。あら本当、ピッタリでいい句になるじゃないですか。
これは、「好物の」が何かの間違いで先頭にくっついてしまったとしか思えませんね(笑)。

イサクさんが「好物の」を取って提案句となさっているので、私は「好物の」を使って提案句とします。

・好物の梨をリュックに愛宕山

点数: 0

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