俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の低い順の1223ページ目

「紅はひるがへる色運動会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 紅はひるがへる色運動会

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。確かに運動会では赤組が目立ちますよね。白組は損? いえいえ、そんなことはないですよね。

さて御句、少し気になるところがあります。
まず上五、「紅」は「くれない」と読みますよね。運動会のあの組分けの色は赤と白だと思い、紅白ではないように思いました。
それと、仮に紅でもいいとしても、それを「ひるがえる色」というのは、ごめんなさい、何か、違和感を覚えました。「ひるがえると目立つ」とか、単に「目立つ」とかならわかるのですが…。

・白よりも赤のきわ立つ運動会

でも、赤組のほうが活躍していると思われてしまうかも。

・ひるがへる赤旗目立つ運動会

なんか、違う意味に取られる可能性がありますね。

・運動会吾子の赤色ひるがえり

吾子を入れてみました。我が子が赤組だから目立つのかしら?なんていう心境をチラッと入れて。

点数: 1

「山芋と土の香りや男文字」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山芋と土の香りや男文字

不尽さん、こんにちは。
拙句「運動会」にコメントおよびご提案句有難うございました。
私は大御所などではありません。ただ、現在ここにいるメンバーの中では長いほうというだけです。それだって、イサクさんやかぬまっこさんの足元にも及びませんけど。

御句拝読しました。「男文字」が効いていますね。
ただ、「山芋」「土の香り」「男文字」この3つの言葉の並び、合わせ方に少々違和感を覚えました。
原句では、山芋と土の香りを並べて「や」で切れを入れ詠嘆して、「男文字」で締めていますよね。
全くわからないではないですが、かぬまっこさんのご提案のように、「男文字とは何?」という疑問に答えてあげと句の骨格が見えてくると思います。

または、

・山芋や土の香りの男文字
・山芋に土の香りの男文字

これだと、農家の男性が書いた文字、という印象が強くなると思います。二句目は特に、「山芋に」としたので、「山芋の箱に貼ってある送り状に」と読んでくださるのを期待したいです。

また、

・山芋の荷札に香る男文字

「土の」を消しても山芋で土の香り、そして男くささが香るような気がしませんか?

点数: 1

「うつろひてあゝうつろひて秋の色」の批評

回答者 なお

添削した俳句: うつろひてあゝうつろひて秋の色

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「運動会」にコメントおよびご提案句有難うございました。参考にさせていただきます!

さて御句拝読しました。あらちゃんさんにしては珍しいタイプの、映像が見えにくい句ではありませんか?(私だけなのかな?)

句意としては、「ようやく季節が移ろいで秋になったよ」、というものですか。
なんというか、あらちゃんさんであれば、もう少し具体的な詠みをなさるような気がしましたが。

例えば、

・うつろひて羊ヶ丘に秋の色

これは思い切り一例ですが…。
他の人の作風を勝手に形作ってごめんなさい。聞き流してくださってもいいです。
よろしくお願いします。

点数: 1

「花嫁に仮装の母や運動会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花嫁に仮装の母や運動会

竜虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白いですねー。
最近は仮装競争も見なくなりました。子どもの誰かの運動会で、先生が仮装していましたが、それが最後かな?

御句、このままでもいいのですが、冒頭上五からネタバレしていますよね。いわゆる「謎解きは最後に」、という作り方の一つからしますと、

・運動会仮装の母は花嫁に
・運動会母は仮装し花嫁さん

みたいな語順もありかと思いました。

点数: 1

「よもすがら山脈酔はす后の月」の批評

回答者 なお

添削した俳句: よもすがら山脈酔はす后の月

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。いつも独創的な、メルヘンなご投句を有難うございます!

ただ本句は、ちょっと句意がつかめませんでした。その理由は、このままですと、山々が後の月に照らされて赤くなる、というように読めるのですが、後の月にそのような力があるのか?という疑問が出てしまったからです。
本句は、もしかして、後の月の時季が過ぎると秋も深まり、山々が紅葉で紅く染まる。それはあたかも、後の月に酔わされたみたいだ、ということですか?
もしそうだとすると、かなりの時間経過ですし、その晩のことでないなら「夜もすがら」と合わなくなってしまいます。

もしかして私が大ボケかましているかもしれません。その場合はどうか、私の句にそのように言ってください。よろしくお願いします!

点数: 1

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